記録ID: 3115790
全員に公開
ハイキング
東海
秋葉山本宮 秋葉神社 上社
2021年04月27日(火) [日帰り]
SuikohRenen
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:03
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 851m
- 下り
- 847m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:10
15:29
ゴール地点
| 天候 | 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
先日登った鳳来寺山（登山初心者向き）とは異なり、ハイキングコースですね。急斜面や岩場も無く楽勝なのですが、そこそこ高いので疲れはします。 ただ、考えごとをして下っていたら、踵から滑ってヒッ転んでしまいました。とっさに右手をついたので、捻って痛めました。帰りの運転が少しつらかったです。 骨折していたら、この程度では済まなかったでしょうから怖いですね…。ハイキングとは言え、保険は必要なのかもしれません。 どちらにしても、油断は禁物です。歩幅は小さく、足裏全体で着地。地面に埋もれている石があれば、滑り止めに踏む等、基本を忘れてはいけませんね。 ※スマホを機内モードにしなかったので、下り途中で省エネモードになってしまいました。同時にGPSもオフになったらしく、軌跡が一部ぶっ飛んでいます。もちろん、充電用バッテリーは持っていましたので、即、充電しました。ヤマレコとYAMAP、両方起動していたせいでしょうか、5時間ほどしか保ちませんでした。 バッテリーは消費しますが、登山用地図アプリって、すごいですね！ オフラインでも地図上の現在位置が分かるなんて…。 もう一つすごいのは、オンライン（電話がつながる）であれば、家族等に現在位置を知らせる（位置情報共有）機能があることです。《遭難》した場合でも、オフラインになるまでは軌跡を追えます。電話ができる低山でも、事故や病気で電話が掛けられないこともあるかもしれません…。単独登山だと、特に《威力》を発揮しそうです。 安全のためには、バッテリーをケチらない（機内モードオフ・予備持参）ことも大切ということでしょうか。 ※位置情報共有機能：ヤマレコ→いまココ、YAMAP→みまもり ※コメントの参考書籍：秋葉信仰、秋葉信仰の新研究、秋葉信仰の根元 三尺坊、秋葉三尺坊大権現、歩かまい秋葉街道、山の人生 川の人生、静岡県歴史の道 秋葉街道 |
| その他周辺情報 | 山頂の茶屋は不定休なので、神社閑散期は注意しましょう（「秋葉茶屋」サイトで確認できます）。 秋葉山の山頂（本殿裏）は神域なので、行けません！！ |
写真
下社駐車場。混雑時は白枠以外にも停めるので、15台くらいは停められるでしょうか？ 一旦、ここから下社にお詣りし、道中の安全をお願いしてきます。
4/27 8:16
下社駐車場。混雑時は白枠以外にも停めるので、15台くらいは停められるでしょうか？ 一旦、ここから下社にお詣りし、道中の安全をお願いしてきます。
下社への階段。下社は工事中（改装？）でした。今は閑散期ですからね…。お詣りはできます。昭和の大火（1943年）で山頂の社殿が焼けてしまい、当時は再建が困難だったために、臨時で建てられたのが下社です。
上社が再建されたのが 1986年ですから、けっこう掛かっています。山の上に建てるって大変なんですね。
4/27 8:18
下社への階段。下社は工事中（改装？）でした。今は閑散期ですからね…。お詣りはできます。
昭和の大火（1943年）で山頂の社殿が焼けてしまい、当時は再建が困難だったために、臨時で建てられたのが下社です。
上社が再建されたのが 1986年ですから、けっこう掛かっています。山の上に建てるって大変なんですね。
昭和の大火（1943年）で山頂の社殿が焼けてしまい、当時は再建が困難だったために、臨時で建てられたのが下社です。
上社が再建されたのが 1986年ですから、けっこう掛かっています。山の上に建てるって大変なんですね。
こちらは、上社へテコテコ登って参拝する方達向けの駐車場。25台ほど停められます。トイレもあります。
九里橋左方に立つ道標。かろうじて「至神社從是三十…（これより三十…で神社に到る）」 と読めます。『歩かまい秋葉街道』によると「三十八（丁）」と刻んであるそうです。側方には「津市…」「昭和十二…」に文字が。この先にある「津市岩田秋葉講」と刻まれた道標と同じ時期に建てられたものと推測します。かつては九里橋から山頂まで五十丁（約5.45km ）と言われていました。そんなにあったんでしょうか？？ 参道の整備等で道が変わったのか、時代により測り方が違ったのか、敢えて《五十》にしたのか、は分かりませんが、本当は三十八丁（約4.14km ）だという話があります。それを刻んだ道標がこれですね。
※ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋から神社まで［約3.9km＝約35.8丁］なので、三十八丁というのは合っているのでしょう。五十丁とすると、一丁が《約109m》ではなく《約78m》になってしまいます。参道整備がされたとはいえ、離れすぎですね。測る単位が違っていたと考えたほうがよいのかもしれません。
※もともと「四十丁」と刻まれていたものが「三十八」に修正されたという話があります。よく見ると、そんな跡があります。移設されたのか、距離の補正があったのか…。 津市の道標が《十丁毎》に建てられているところを見ると納得の話です。
※この写真は後日撮影したものです。
5/15 13:35
九里橋左方に立つ道標。かろうじて「至神社從是三十…（これより三十…で神社に到る）」 と読めます。『歩かまい秋葉街道』によると「三十八（丁）」と刻んであるそうです。側方には「津市…」「昭和十二…」に文字が。この先にある「津市岩田秋葉講」と刻まれた道標と同じ時期に建てられたものと推測します。
かつては九里橋から山頂まで五十丁（約5.45km ）と言われていました。そんなにあったんでしょうか？？ 参道の整備等で道が変わったのか、時代により測り方が違ったのか、敢えて《五十》にしたのか、は分かりませんが、本当は三十八丁（約4.14km ）だという話があります。それを刻んだ道標がこれですね。
※ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋から神社まで［約3.9km＝約35.8丁］なので、三十八丁というのは合っているのでしょう。五十丁とすると、一丁が《約109m》ではなく《約78m》になってしまいます。参道整備がされたとはいえ、離れすぎですね。測る単位が違っていたと考えたほうがよいのかもしれません。
※もともと「四十丁」と刻まれていたものが「三十八」に修正されたという話があります。よく見ると、そんな跡があります。移設されたのか、距離の補正があったのか…。 津市の道標が《十丁毎》に建てられているところを見ると納得の話です。
※この写真は後日撮影したものです。
かつては九里橋から山頂まで五十丁（約5.45km ）と言われていました。そんなにあったんでしょうか？？ 参道の整備等で道が変わったのか、時代により測り方が違ったのか、敢えて《五十》にしたのか、は分かりませんが、本当は三十八丁（約4.14km ）だという話があります。それを刻んだ道標がこれですね。
※ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋から神社まで［約3.9km＝約35.8丁］なので、三十八丁というのは合っているのでしょう。五十丁とすると、一丁が《約109m》ではなく《約78m》になってしまいます。参道整備がされたとはいえ、離れすぎですね。測る単位が違っていたと考えたほうがよいのかもしれません。
※もともと「四十丁」と刻まれていたものが「三十八」に修正されたという話があります。よく見ると、そんな跡があります。移設されたのか、距離の補正があったのか…。 津市の道標が《十丁毎》に建てられているところを見ると納得の話です。
※この写真は後日撮影したものです。
ここが九里橋。新緑に朱が映えます。浜松から《九里》の距離にあるから「九里」と言うらしいのですが、今ではここも浜松です（合併により）。袋井・掛川・鳳来寺からも《九里》という話があるようですが、どれも直接距離で、30kmくらいしかありません（浜松からは、35kmくらい）。浜松から以外は山道が多いので、くねくね＋登り降りで距離があったということでしょうか？
ちなみに、この辺りは「坂下」と言って、かっては茶屋・宿屋・商店が立ち並ぶ、たいそう繁盛した通り（『歩かまい秋葉街道』によると、明治〜昭和初期で 30数軒）だったそうです。奥の方は滑ったら転げ落ちるほどの上り坂なんですけれどね。
1
4/27 8:52
ここが九里橋。新緑に朱が映えます。浜松から《九里》の距離にあるから「九里」と言うらしいのですが、今ではここも浜松です（合併により）。
袋井・掛川・鳳来寺からも《九里》という話があるようですが、どれも直接距離で、30kmくらいしかありません（浜松からは、35kmくらい）。浜松から以外は山道が多いので、くねくね＋登り降りで距離があったということでしょうか？
ちなみに、この辺りは「坂下」と言って、かっては茶屋・宿屋・商店が立ち並ぶ、たいそう繁盛した通り（『歩かまい秋葉街道』によると、明治〜昭和初期で 30数軒）だったそうです。奥の方は滑ったら転げ落ちるほどの上り坂なんですけれどね。
袋井・掛川・鳳来寺からも《九里》という話があるようですが、どれも直接距離で、30kmくらいしかありません（浜松からは、35kmくらい）。浜松から以外は山道が多いので、くねくね＋登り降りで距離があったということでしょうか？
ちなみに、この辺りは「坂下」と言って、かっては茶屋・宿屋・商店が立ち並ぶ、たいそう繁盛した通り（『歩かまい秋葉街道』によると、明治〜昭和初期で 30数軒）だったそうです。奥の方は滑ったら転げ落ちるほどの上り坂なんですけれどね。
奥に行くほど急な坂になります。参道でなければ家を建てなかったのではないでしょうか。ちなみに、緑の箇所は滑り止めです。雨の日が滑るんでしょうね。下りは怖そうです。
4/27 8:57
奥に行くほど急な坂になります。参道でなければ家を建てなかったのではないでしょうか。ちなみに、緑の箇所は滑り止めです。雨の日が滑るんでしょうね。下りは怖そうです。
風情あふれる石畳の参道。急坂を登り切った所にあります。ここを登ると広い道に出て、三の鳥居跡に着きます。ただ、帰りにこの道の入口が分かりづらいですね。広い道を行き過ぎてしまい、YAMAPで探しました。ヤマレコと違い、街周辺では拡大地図になるので…。
《道迷い》は下りで起こりやすい、って本当なんですね。これは、《尾根が枝分かれ》していることが多いためらしいです。今回は《道の枝分かれ》でしたけれど…。
※グーグルマップでは、この道は表示されません。ゼンリンマップなら、きっちりと表示されます。グーグル＋ゼンリンって、最強だったんですね（ゼンリンマップの検索機能はダメダメなので）。
4/27 9:01
風情あふれる石畳の参道。急坂を登り切った所にあります。ここを登ると広い道に出て、三の鳥居跡に着きます。
ただ、帰りにこの道の入口が分かりづらいですね。広い道を行き過ぎてしまい、YAMAPで探しました。ヤマレコと違い、街周辺では拡大地図になるので…。
《道迷い》は下りで起こりやすい、って本当なんですね。これは、《尾根が枝分かれ》していることが多いためらしいです。今回は《道の枝分かれ》でしたけれど…。
※グーグルマップでは、この道は表示されません。ゼンリンマップなら、きっちりと表示されます。グーグル＋ゼンリンって、最強だったんですね（ゼンリンマップの検索機能はダメダメなので）。
ただ、帰りにこの道の入口が分かりづらいですね。広い道を行き過ぎてしまい、YAMAPで探しました。ヤマレコと違い、街周辺では拡大地図になるので…。
《道迷い》は下りで起こりやすい、って本当なんですね。これは、《尾根が枝分かれ》していることが多いためらしいです。今回は《道の枝分かれ》でしたけれど…。
※グーグルマップでは、この道は表示されません。ゼンリンマップなら、きっちりと表示されます。グーグル＋ゼンリンって、最強だったんですね（ゼンリンマップの検索機能はダメダメなので）。
丁石（中央のもの）。 「第四町」と読めます（上の傘マーク文字は何らかの記号らしい）。実は、「丁石（ちょういし・ちょうせき）」というものを全く知りませんでした。知っていたら、もっと写真を撮っていたのですが…（泣）。
丁石（町石）とは《一丁（約109m）毎》に置かれた道標のことです。秋葉山では、九里橋から山頂までの道のり《五十丁間》に建てられ、下から順次ナンバー「xx町」が刻んであります。主に幕末期に建てられたものですが、あまり残っていません。距離に関しては正確ではないらしく、参道整備に伴い移動させられたものもあるようです。
※『静岡県歴史の道 秋葉街道』によると、二十丁目以下に 9基（3,4,5,6,13,14,16,18,20）残っているとのことですが、先達の紀行等を調べてから行かないと、見つけるのが難しいでしょう。
※二十丁目から上のものは建てられたかどうか不明です。
※四丁目の位置ですが、九里橋を一丁目だとしても、ちょっと短い気がします。
※秋葉ダム側からの参道（裏参道）では、常夜灯に《丁目》が刻まれているそうです。
まぁ、詳しくないのはハイキングに来たからなので仕方ないんですが、これからは歴史調査メインにしたほうが面白そうです。
※この写真は後日撮影したものです。
5/14 13:47
丁石（中央のもの）。 「第四町」と読めます（上の傘マーク文字は何らかの記号らしい）。
実は、「丁石（ちょういし・ちょうせき）」というものを全く知りませんでした。知っていたら、もっと写真を撮っていたのですが…（泣）。
丁石（町石）とは《一丁（約109m）毎》に置かれた道標のことです。秋葉山では、九里橋から山頂までの道のり《五十丁間》に建てられ、下から順次ナンバー「xx町」が刻んであります。主に幕末期に建てられたものですが、あまり残っていません。距離に関しては正確ではないらしく、参道整備に伴い移動させられたものもあるようです。
※『静岡県歴史の道 秋葉街道』によると、二十丁目以下に 9基（3,4,5,6,13,14,16,18,20）残っているとのことですが、先達の紀行等を調べてから行かないと、見つけるのが難しいでしょう。
※二十丁目から上のものは建てられたかどうか不明です。
※四丁目の位置ですが、九里橋を一丁目だとしても、ちょっと短い気がします。
※秋葉ダム側からの参道（裏参道）では、常夜灯に《丁目》が刻まれているそうです。
まぁ、詳しくないのはハイキングに来たからなので仕方ないんですが、これからは歴史調査メインにしたほうが面白そうです。
※この写真は後日撮影したものです。
実は、「丁石（ちょういし・ちょうせき）」というものを全く知りませんでした。知っていたら、もっと写真を撮っていたのですが…（泣）。
丁石（町石）とは《一丁（約109m）毎》に置かれた道標のことです。秋葉山では、九里橋から山頂までの道のり《五十丁間》に建てられ、下から順次ナンバー「xx町」が刻んであります。主に幕末期に建てられたものですが、あまり残っていません。距離に関しては正確ではないらしく、参道整備に伴い移動させられたものもあるようです。
※『静岡県歴史の道 秋葉街道』によると、二十丁目以下に 9基（3,4,5,6,13,14,16,18,20）残っているとのことですが、先達の紀行等を調べてから行かないと、見つけるのが難しいでしょう。
※二十丁目から上のものは建てられたかどうか不明です。
※四丁目の位置ですが、九里橋を一丁目だとしても、ちょっと短い気がします。
※秋葉ダム側からの参道（裏参道）では、常夜灯に《丁目》が刻まれているそうです。
まぁ、詳しくないのはハイキングに来たからなので仕方ないんですが、これからは歴史調査メインにしたほうが面白そうです。
※この写真は後日撮影したものです。
三の鳥居跡。ここより山域なので、この鳥居くらい再建すれば良いと思うのですが…。ちなみに、一の鳥居、二の鳥居はどこにあるのでしょうか？
一の鳥居は、浜松市中区田町の秋葉街道（二俣街道）入口（東海道との分岐点）に建っていたそうです。ただ、青銅でできていたため（江戸末期に建立→それ以前は木）、戦時中に供出されてしまいました。江戸時代の秋葉山、どんだけすごかったのでしょう！
ホームページによると、掛川の秋葉街道入口にも一の鳥居（青銅製）があったそうです。でも、残念ながら道路拡張のため、撤去されてしまいました。
二の鳥居は、浜松市浜北区小松に石造りのものが現存します。掛川側は森町の大鳥居にあったという話もあるのですが、地元の伝承では菅原道真の家来由来の地名だそうです。機会があったら、神社関係者に聞いてみたいと思います⇒後日、神職の方にお聞きしたところ、掛川側の二の鳥居は無いとのことです。
秋葉街道は、駿河・遠江・三河・信濃と放射状に延びていますから、どこに鳥居があってもおかしくはありませんが…。
4/27 9:06
三の鳥居跡。ここより山域なので、この鳥居くらい再建すれば良いと思うのですが…。
ちなみに、一の鳥居、二の鳥居はどこにあるのでしょうか？
一の鳥居は、浜松市中区田町の秋葉街道（二俣街道）入口（東海道との分岐点）に建っていたそうです。ただ、青銅でできていたため（江戸末期に建立→それ以前は木）、戦時中に供出されてしまいました。江戸時代の秋葉山、どんだけすごかったのでしょう！
ホームページによると、掛川の秋葉街道入口にも一の鳥居（青銅製）があったそうです。でも、残念ながら道路拡張のため、撤去されてしまいました。
二の鳥居は、浜松市浜北区小松に石造りのものが現存します。掛川側は森町の大鳥居にあったという話もあるのですが、地元の伝承では菅原道真の家来由来の地名だそうです。機会があったら、神社関係者に聞いてみたいと思います⇒後日、神職の方にお聞きしたところ、掛川側の二の鳥居は無いとのことです。
秋葉街道は、駿河・遠江・三河・信濃と放射状に延びていますから、どこに鳥居があってもおかしくはありませんが…。
ちなみに、一の鳥居、二の鳥居はどこにあるのでしょうか？
一の鳥居は、浜松市中区田町の秋葉街道（二俣街道）入口（東海道との分岐点）に建っていたそうです。ただ、青銅でできていたため（江戸末期に建立→それ以前は木）、戦時中に供出されてしまいました。江戸時代の秋葉山、どんだけすごかったのでしょう！
ホームページによると、掛川の秋葉街道入口にも一の鳥居（青銅製）があったそうです。でも、残念ながら道路拡張のため、撤去されてしまいました。
二の鳥居は、浜松市浜北区小松に石造りのものが現存します。掛川側は森町の大鳥居にあったという話もあるのですが、地元の伝承では菅原道真の家来由来の地名だそうです。機会があったら、神社関係者に聞いてみたいと思います⇒後日、神職の方にお聞きしたところ、掛川側の二の鳥居は無いとのことです。
秋葉街道は、駿河・遠江・三河・信濃と放射状に延びていますから、どこに鳥居があってもおかしくはありませんが…。
さぁ、がんばって登りましょう！！この山道、徳富蘇峰（思想家で、徳冨蘆花の兄）は、駕籠で登ったそうです。一緒に登ったご夫人のためだった（ご夫人も、もちろん駕籠）のかもしれません。愛妻家だったらしいので…。
4/27 9:10
さぁ、がんばって登りましょう！！
この山道、徳富蘇峰（思想家で、徳冨蘆花の兄）は、駕籠で登ったそうです。一緒に登ったご夫人のためだった（ご夫人も、もちろん駕籠）のかもしれません。愛妻家だったらしいので…。
この山道、徳富蘇峰（思想家で、徳冨蘆花の兄）は、駕籠で登ったそうです。一緒に登ったご夫人のためだった（ご夫人も、もちろん駕籠）のかもしれません。愛妻家だったらしいので…。
丁石。 かろうじて「第六町」と読めます。もうボロボロですね。文化財として保護しないのでしょうか？この辺りの平地には「三河屋」という茶屋とその住居があったそうです。山頂にあった「三河屋」と同じ家の人たちが営んでいたという話です。
※この写真は後日撮影したものです。
5/14 13:21
丁石。 かろうじて「第六町」と読めます。もうボロボロですね。文化財として保護しないのでしょうか？
この辺りの平地には「三河屋」という茶屋とその住居があったそうです。山頂にあった「三河屋」と同じ家の人たちが営んでいたという話です。
※この写真は後日撮影したものです。
この辺りの平地には「三河屋」という茶屋とその住居があったそうです。山頂にあった「三河屋」と同じ家の人たちが営んでいたという話です。
※この写真は後日撮影したものです。
尾根に登るつづら折りの道。ここを登れば楽勝かな、ってこの時は思ってました。
道標。 「津市岩田秋葉講」と読めます。伊勢神宮のお膝元にも秋葉講があったとは驚きでした。この道標、昭和12年に建てられたもので幕末期の丁石とは異なり、山頂《まで》三十丁とあります。津市のものは《十丁毎》に立っていた（四十丁？［のち三十八丁］→三十丁→二十丁→十丁）ようです。ちなみに、このような《一丁毎ではない》ものを「丁石」と呼ぶかどうかは不明です。
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4/27 9:36
道標。 「津市岩田秋葉講」と読めます。伊勢神宮のお膝元にも秋葉講があったとは驚きでした。この道標、昭和12年に建てられたもので幕末期の丁石とは異なり、山頂《まで》三十丁とあります。津市のものは《十丁毎》に立っていた（四十丁？［のち三十八丁］→三十丁→二十丁→十丁）ようです。
ちなみに、このような《一丁毎ではない》ものを「丁石」と呼ぶかどうかは不明です。
ちなみに、このような《一丁毎ではない》ものを「丁石」と呼ぶかどうかは不明です。
もみじ茶屋跡。読めない立て札と鉄条網。不条理な光景…。この参道、《参道として》きちんと整備されているわけでもなく、たまにある平地にも《人の営み》が感じられません。今では単なる田舎の山道ですね…。
無情に伸びている杉が、この《参道》は過去の遺物だと語っているかのようです。
※現在、メインの参道は車道を登った先、山頂付近にある駐車場からのものです。
※登りに撮り忘れたので、帰りに撮りました。
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4/27 14:39
もみじ茶屋跡。読めない立て札と鉄条網。不条理な光景…。
この参道、《参道として》きちんと整備されているわけでもなく、たまにある平地にも《人の営み》が感じられません。今では単なる田舎の山道ですね…。
無情に伸びている杉が、この《参道》は過去の遺物だと語っているかのようです。
※現在、メインの参道は車道を登った先、山頂付近にある駐車場からのものです。
※登りに撮り忘れたので、帰りに撮りました。
この参道、《参道として》きちんと整備されているわけでもなく、たまにある平地にも《人の営み》が感じられません。今では単なる田舎の山道ですね…。
無情に伸びている杉が、この《参道》は過去の遺物だと語っているかのようです。
※現在、メインの参道は車道を登った先、山頂付近にある駐車場からのものです。
※登りに撮り忘れたので、帰りに撮りました。
常夜灯。夜も登ったと聞いたことがあります。真偽は不明ですが…。今だと考えられませんよね。
十八丁茶屋跡下の石垣。鳳来寺の立派な石垣とは比べるべくもありません。向こうは、頼朝や家光の寄進をたくさん受けたんですが、こちらは民間信仰っぽいですからね。でも、明治期の神仏分離以降、寺（修行？）中心と神（信仰？）中心とで明暗が別れたのかもしれません。今は鳳来寺のほうが寂れている気がします→両方参拝した結果からの《推測》です。
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4/27 10:03
十八丁茶屋跡下の石垣。鳳来寺の立派な石垣とは比べるべくもありません。向こうは、頼朝や家光の寄進をたくさん受けたんですが、こちらは民間信仰っぽいですからね。
でも、明治期の神仏分離以降、寺（修行？）中心と神（信仰？）中心とで明暗が別れたのかもしれません。今は鳳来寺のほうが寂れている気がします→両方参拝した結果からの《推測》です。
でも、明治期の神仏分離以降、寺（修行？）中心と神（信仰？）中心とで明暗が別れたのかもしれません。今は鳳来寺のほうが寂れている気がします→両方参拝した結果からの《推測》です。
十八丁茶屋跡。道の反対側にも平地があるで、そちら側かもしれません（もしくは両方）。この茶屋、九里橋から十八丁目（約2km）の距離にある茶屋ということなんでしょうが、今の参道でそんなにあるとは思えません。
地図アプリに載っている茶屋跡は、ここを含めて 3つだけですが、往時の茶屋はもっとあったそうです（『歩かまい秋葉街道』によると、三の鳥居以降で10軒くらい、祭りの日は信玄岩近くに出店もあったとか）。
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4/27 10:05
十八丁茶屋跡。道の反対側にも平地があるで、そちら側かもしれません（もしくは両方）。
この茶屋、九里橋から十八丁目（約2km）の距離にある茶屋ということなんでしょうが、今の参道でそんなにあるとは思えません。
地図アプリに載っている茶屋跡は、ここを含めて 3つだけですが、往時の茶屋はもっとあったそうです（『歩かまい秋葉街道』によると、三の鳥居以降で10軒くらい、祭りの日は信玄岩近くに出店もあったとか）。
この茶屋、九里橋から十八丁目（約2km）の距離にある茶屋ということなんでしょうが、今の参道でそんなにあるとは思えません。
地図アプリに載っている茶屋跡は、ここを含めて 3つだけですが、往時の茶屋はもっとあったそうです（『歩かまい秋葉街道』によると、三の鳥居以降で10軒くらい、祭りの日は信玄岩近くに出店もあったとか）。
常夜灯。参道距離に比較して、本数が少ない気がします（『静岡県歴史の道 秋葉街道』よると、44基ほどあるそうですが、見かけるのは半分もないのでは？）。どうやら、壊れたものもあるようです。道を照らすというよりも、道標だったんでしょうね。それでも、毎日毎日、参道の上から下まで火を灯すのは大変だったと思うのですが…。途中のお茶屋さんが灯したのでしょうか？ それに一晩保つのでしょうか？
4/27 10:11
常夜灯。参道距離に比較して、本数が少ない気がします（『静岡県歴史の道 秋葉街道』よると、44基ほどあるそうですが、見かけるのは半分もないのでは？）。どうやら、壊れたものもあるようです。道を照らすというよりも、道標だったんでしょうね。
それでも、毎日毎日、参道の上から下まで火を灯すのは大変だったと思うのですが…。途中のお茶屋さんが灯したのでしょうか？ それに一晩保つのでしょうか？
それでも、毎日毎日、参道の上から下まで火を灯すのは大変だったと思うのですが…。途中のお茶屋さんが灯したのでしょうか？ それに一晩保つのでしょうか？
チョボイチ平跡（の下）。「チョボイチ」とは、サイコロを使った賭博のことですね。火祭りの日に開かれていたそうです。ここで、清水の次郎長と黒駒の勝蔵が喧嘩をして、巻き込まれたのが森の石松。次郎長の男っぷりに惚れて子分になった、という伝説があります。そんな伝説が作られるほど、秋葉参りは賑わっていた（明治期でも）のでしょう。
ちなみに、立て札の説明文は劣化して読めません。 テクテク参道は、もうどうでもいいんでしょうか→車道の山頂駐車場からの参道は、かなり立派です。
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4/27 10:15
チョボイチ平跡（の下）。「チョボイチ」とは、サイコロを使った賭博のことですね。火祭りの日に開かれていたそうです。
ここで、清水の次郎長と黒駒の勝蔵が喧嘩をして、巻き込まれたのが森の石松。次郎長の男っぷりに惚れて子分になった、という伝説があります。そんな伝説が作られるほど、秋葉参りは賑わっていた（明治期でも）のでしょう。
ちなみに、立て札の説明文は劣化して読めません。 テクテク参道は、もうどうでもいいんでしょうか→車道の山頂駐車場からの参道は、かなり立派です。
ここで、清水の次郎長と黒駒の勝蔵が喧嘩をして、巻き込まれたのが森の石松。次郎長の男っぷりに惚れて子分になった、という伝説があります。そんな伝説が作られるほど、秋葉参りは賑わっていた（明治期でも）のでしょう。
ちなみに、立て札の説明文は劣化して読めません。 テクテク参道は、もうどうでもいいんでしょうか→車道の山頂駐車場からの参道は、かなり立派です。
「第二十町」の丁石。富士見茶屋跡前にある常夜灯の手前、参道の左側にあります。この丁石、位置がおかしいんですよね。この辺りは「二十八丁目」と言われています。さらに、十八丁茶屋から、500m以上も離れています。本来、チョボイチ平付近にあるべき丁石です。理由は分かりませんが、そこから移動したのではないでしょうか？
※この写真は後日撮影したものです。
6/11 12:50
「第二十町」の丁石。富士見茶屋跡前にある常夜灯の手前、参道の左側にあります。
この丁石、位置がおかしいんですよね。この辺りは「二十八丁目」と言われています。さらに、十八丁茶屋から、500m以上も離れています。本来、チョボイチ平付近にあるべき丁石です。理由は分かりませんが、そこから移動したのではないでしょうか？
※この写真は後日撮影したものです。
この丁石、位置がおかしいんですよね。この辺りは「二十八丁目」と言われています。さらに、十八丁茶屋から、500m以上も離れています。本来、チョボイチ平付近にあるべき丁石です。理由は分かりませんが、そこから移動したのではないでしょうか？
※この写真は後日撮影したものです。
富士見茶屋跡。昭和の大火で消失。火伏せの神・秋葉権現（あきはごんげん）様を祀る山なのに…。実は、この時期、大平洋戦争の真っ只中。日本が負け始めた頃だったんですね。秋葉権現様は、そちらに出払っていたのかもしれません。結局、原子の火には勝てませんでしたけれど…。
※大火は秋葉山裏の鉱山から出火（鉱夫が食事時に湯を沸かした残り火からという話）したそうです。
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4/27 10:32
富士見茶屋跡。昭和の大火で消失。火伏せの神・秋葉権現（あきはごんげん）様を祀る山なのに…。
実は、この時期、大平洋戦争の真っ只中。日本が負け始めた頃だったんですね。秋葉権現様は、そちらに出払っていたのかもしれません。結局、原子の火には勝てませんでしたけれど…。
※大火は秋葉山裏の鉱山から出火（鉱夫が食事時に湯を沸かした残り火からという話）したそうです。
実は、この時期、大平洋戦争の真っ只中。日本が負け始めた頃だったんですね。秋葉権現様は、そちらに出払っていたのかもしれません。結局、原子の火には勝てませんでしたけれど…。
※大火は秋葉山裏の鉱山から出火（鉱夫が食事時に湯を沸かした残り火からという話）したそうです。
再建された富士見茶屋跡の家屋。ここで暮らしていたなんて、信じがたいですね。ホントに山の中なのに…。水は近くの（子安地蔵の裏）湧き水から、出ない時は 200mくらい下の沢から桶で担ぎ上げたそうです。畑もあったとか…。今では周りに木が立ちふさがり、ほとんど景色は見えません。昭和の大火とその後に行われた杉の植林で、様相が変わってしまったのでしょうか？
説明板に書かれてはいないのですが、昭和の大火前、この辺りには 2軒の茶屋があり、参道を登ってきて二十八丁目の右側を「さくら屋（本家）」、少し上に登った三十丁目の左側を「富士見屋（分家）」と言ったそうです。写真の場所には「さくら屋」があったようです。大火後、「さくら屋」は昭和40年頃まで営業を継続、「富士見屋」は廃業したそうです。
説明板に書かれている「富士見茶屋」は通称（人呼んで）らしいですね。「三十丁目」というのは大まかな位置なのかもしれません。
※上記の「xx丁目」は、九里橋から山頂までを五十丁とした場合のものです。
※「さくら屋」と「富士見屋」の位置が左右逆になっている地図もありますが、ここでは『歩かまい秋葉街道』にある古老の話と『静岡県歴史の道 秋葉街道』の記述を採用します。
※『歩かまい秋葉街道』で、《二十丁目》に「さくら屋」という茶店があったという記述があるのですが、ここの《二十八丁目》と勘違い（もしくは記述ミス）しているようです。
※家屋の手前、参道の反対側に「二十丁目」の丁石があるそうです。ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋からここまで 約1.7kmなので、この丁石のほうが実測値と《合っている》ようです。建立後、移動したのかもしれません。
※要するに、ここは二十八丁目らしいのですが、もう何がなんだかわかりません（泣）。
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4/27 10:32
再建された富士見茶屋跡の家屋。ここで暮らしていたなんて、信じがたいですね。ホントに山の中なのに…。水は近くの（子安地蔵の裏）湧き水から、出ない時は 200mくらい下の沢から桶で担ぎ上げたそうです。畑もあったとか…。
今では周りに木が立ちふさがり、ほとんど景色は見えません。昭和の大火とその後に行われた杉の植林で、様相が変わってしまったのでしょうか？
説明板に書かれてはいないのですが、昭和の大火前、この辺りには 2軒の茶屋があり、参道を登ってきて二十八丁目の右側を「さくら屋（本家）」、少し上に登った三十丁目の左側を「富士見屋（分家）」と言ったそうです。写真の場所には「さくら屋」があったようです。大火後、「さくら屋」は昭和40年頃まで営業を継続、「富士見屋」は廃業したそうです。
説明板に書かれている「富士見茶屋」は通称（人呼んで）らしいですね。「三十丁目」というのは大まかな位置なのかもしれません。
※上記の「xx丁目」は、九里橋から山頂までを五十丁とした場合のものです。
※「さくら屋」と「富士見屋」の位置が左右逆になっている地図もありますが、ここでは『歩かまい秋葉街道』にある古老の話と『静岡県歴史の道 秋葉街道』の記述を採用します。
※『歩かまい秋葉街道』で、《二十丁目》に「さくら屋」という茶店があったという記述があるのですが、ここの《二十八丁目》と勘違い（もしくは記述ミス）しているようです。
※家屋の手前、参道の反対側に「二十丁目」の丁石があるそうです。ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋からここまで 約1.7kmなので、この丁石のほうが実測値と《合っている》ようです。建立後、移動したのかもしれません。
※要するに、ここは二十八丁目らしいのですが、もう何がなんだかわかりません（泣）。
今では周りに木が立ちふさがり、ほとんど景色は見えません。昭和の大火とその後に行われた杉の植林で、様相が変わってしまったのでしょうか？
説明板に書かれてはいないのですが、昭和の大火前、この辺りには 2軒の茶屋があり、参道を登ってきて二十八丁目の右側を「さくら屋（本家）」、少し上に登った三十丁目の左側を「富士見屋（分家）」と言ったそうです。写真の場所には「さくら屋」があったようです。大火後、「さくら屋」は昭和40年頃まで営業を継続、「富士見屋」は廃業したそうです。
説明板に書かれている「富士見茶屋」は通称（人呼んで）らしいですね。「三十丁目」というのは大まかな位置なのかもしれません。
※上記の「xx丁目」は、九里橋から山頂までを五十丁とした場合のものです。
※「さくら屋」と「富士見屋」の位置が左右逆になっている地図もありますが、ここでは『歩かまい秋葉街道』にある古老の話と『静岡県歴史の道 秋葉街道』の記述を採用します。
※『歩かまい秋葉街道』で、《二十丁目》に「さくら屋」という茶店があったという記述があるのですが、ここの《二十八丁目》と勘違い（もしくは記述ミス）しているようです。
※家屋の手前、参道の反対側に「二十丁目」の丁石があるそうです。ヤマレコのGPSログを見ると、九里橋からここまで 約1.7kmなので、この丁石のほうが実測値と《合っている》ようです。建立後、移動したのかもしれません。
※要するに、ここは二十八丁目らしいのですが、もう何がなんだかわかりません（泣）。
道標。「津市岩田秋葉講」のものです。神社まで二十丁と刻んであります。ヤマレコのGPSログを見ると、ここから神社まで［約2.26km＝約20.7丁］なので、ほぼ合っています。富士見茶屋跡から数メートル先の参道右側にあるので、「第二十町」の丁石と混同しそうですね。
※この写真は後日撮影したものです。
6/11 12:52
道標。「津市岩田秋葉講」のものです。神社まで二十丁と刻んであります。ヤマレコのGPSログを見ると、ここから神社まで［約2.26km＝約20.7丁］なので、ほぼ合っています。
富士見茶屋跡から数メートル先の参道右側にあるので、「第二十町」の丁石と混同しそうですね。
※この写真は後日撮影したものです。
富士見茶屋跡から数メートル先の参道右側にあるので、「第二十町」の丁石と混同しそうですね。
※この写真は後日撮影したものです。
四の鳥居跡のすぐ下にある平地。参道の左側にあるので、「富士見屋」の跡地と推測します。ちなみに、四の鳥居は「三十丁目」ですから、文献の情報と一致します。
※この写真は後日撮影したものです。
6/11 13:00
四の鳥居跡のすぐ下にある平地。参道の左側にあるので、「富士見屋」の跡地と推測します。
ちなみに、四の鳥居は「三十丁目」ですから、文献の情報と一致します。
※この写真は後日撮影したものです。
ちなみに、四の鳥居は「三十丁目」ですから、文献の情報と一致します。
※この写真は後日撮影したものです。
四の鳥居跡。もう再建されることはないでしょう。この辺りには桜がたくさん生えていたそうです。鳥居と桜、満開の頃《時の窓》から覗いてみたいですね。
4/27 10:40
四の鳥居跡。もう再建されることはないでしょう。この辺りには桜がたくさん生えていたそうです。鳥居と桜、満開の頃《時の窓》から覗いてみたいですね。
子安地蔵。出産を見護ってくれるお地蔵様。無事に赤ちゃんが産まれると、穴の開いた柄杓を奉納するそうです。理由は伝説とか願いとか、いろいろあるようですが、「穴の開いた柄杓」＝「産道」と考えるとしっくりきます。まぁ、ここも「参道」ですが（笑）。それにしても、ビジュアルが雑多すぎる気がします。母の《たくましさ》と《しあわせ》が溢れ出しているのでしょうか？
4/27 10:45
子安地蔵。出産を見護ってくれるお地蔵様。無事に赤ちゃんが産まれると、穴の開いた柄杓を奉納するそうです。理由は伝説とか願いとか、いろいろあるようですが、「穴の開いた柄杓」＝「産道」と考えるとしっくりきます。まぁ、ここも「参道」ですが（笑）。
それにしても、ビジュアルが雑多すぎる気がします。母の《たくましさ》と《しあわせ》が溢れ出しているのでしょうか？
それにしても、ビジュアルが雑多すぎる気がします。母の《たくましさ》と《しあわせ》が溢れ出しているのでしょうか？
バリエーションルートなのでしょうか？ 《一般人》向けの山にもあるんですね。
※この道標は電力会社のもののようです。
※この道標は電力会社のもののようです。
信玄岩。信玄が足を掛け（「上に乗り」というバリエーションも）、光明山に陣どる家康に向かって、矢を放ったという伝説がある岩です。家康は釣鐘の中に隠れましたが、矢は釣鐘を貫通！ でも、無事だったそうです。ここで死んだら天下を取れませんから…。江戸時代、秋葉山に登るより先に、光明山（水防の神様）に参拝したという話があります。火防と水防でセットだったということですね。
さらに、鳳来寺にも寄り、伊勢参りに行くという参拝三昧の人々も多かったようです。
4/27 11:02
信玄岩。信玄が足を掛け（「上に乗り」というバリエーションも）、光明山に陣どる家康に向かって、矢を放ったという伝説がある岩です。家康は釣鐘の中に隠れましたが、矢は釣鐘を貫通！ でも、無事だったそうです。ここで死んだら天下を取れませんから…。
江戸時代、秋葉山に登るより先に、光明山（水防の神様）に参拝したという話があります。火防と水防でセットだったということですね。
さらに、鳳来寺にも寄り、伊勢参りに行くという参拝三昧の人々も多かったようです。
江戸時代、秋葉山に登るより先に、光明山（水防の神様）に参拝したという話があります。火防と水防でセットだったということですね。
さらに、鳳来寺にも寄り、伊勢参りに行くという参拝三昧の人々も多かったようです。
富士見屋の出店跡。信玄岩から少し登った所にあります。立て札は参道の右側にあるのですが、左側のほうに広い平地があります。もしかしたら、そちら側だったのかもしれません。※この写真は後日撮影したものです。
6/11 13:20
富士見屋の出店跡。信玄岩から少し登った所にあります。立て札は参道の右側にあるのですが、左側のほうに広い平地があります。もしかしたら、そちら側だったのかもしれません。
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
「津市岩田秋葉講」の道標。神社まで十丁ですね。
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
『秋葉寺（しゅうようじ）』門前の説明書き。ここと『秋葉山本宮 秋葉神社（あきはさんほんぐう あきはじんじゃ）』、さらに『可睡斎（かすいさい）→袋井市にある秋葉寺の本寺』との関係って面倒くさいんですよね。
神仏習合の神である秋葉権現（三尺坊、本地仏は観音菩薩）を祀っていた秋葉寺、明治初頭に無住職になってしまいました。神仏分離を推し進めたかった浜松県知事は、これを見逃さず強引に廃寺（神側は「秋葉神社」として分離）に…。三尺坊のご真躰（しんたい）と観音像は袋井の可睡斎へ遷されました。
その後、信徒の強い要望で再建を果たす（7〜8年後）のですが、山頂は既に神社側に取られてしまったので、この地に建立されました。
でも、可睡斎が三尺坊のご真躰を返してくれません（観音像は返却）。結局、深川の中央寺から勧請することになってしまいました。でも、「可睡斎に渡したものはニセモノで、本物は別のところに遷したのだ」という話もあります。本当のところは不明ですが…。
というグダグダがあり、遠江の秋葉信仰は、秋葉神社・秋葉寺・可睡斎と3つに分かれることになってしまいました。残念なことに、この中で一番寂れている（私見）のが秋葉寺です。かつては秋葉山を《支配》していたのに…。
秋葉寺って、明治政府に翻弄された悲しいお寺（のひとつ）なんですよね。
4/27 11:19
『秋葉寺（しゅうようじ）』門前の説明書き。
ここと『秋葉山本宮 秋葉神社（あきはさんほんぐう あきはじんじゃ）』、さらに『可睡斎（かすいさい）→袋井市にある秋葉寺の本寺』との関係って面倒くさいんですよね。
神仏習合の神である秋葉権現（三尺坊、本地仏は観音菩薩）を祀っていた秋葉寺、明治初頭に無住職になってしまいました。神仏分離を推し進めたかった浜松県知事は、これを見逃さず強引に廃寺（神側は「秋葉神社」として分離）に…。三尺坊のご真躰（しんたい）と観音像は袋井の可睡斎へ遷されました。
その後、信徒の強い要望で再建を果たす（7〜8年後）のですが、山頂は既に神社側に取られてしまったので、この地に建立されました。
でも、可睡斎が三尺坊のご真躰を返してくれません（観音像は返却）。結局、深川の中央寺から勧請することになってしまいました。でも、「可睡斎に渡したものはニセモノで、本物は別のところに遷したのだ」という話もあります。本当のところは不明ですが…。
というグダグダがあり、遠江の秋葉信仰は、秋葉神社・秋葉寺・可睡斎と3つに分かれることになってしまいました。残念なことに、この中で一番寂れている（私見）のが秋葉寺です。かつては秋葉山を《支配》していたのに…。
秋葉寺って、明治政府に翻弄された悲しいお寺（のひとつ）なんですよね。
ここと『秋葉山本宮 秋葉神社（あきはさんほんぐう あきはじんじゃ）』、さらに『可睡斎（かすいさい）→袋井市にある秋葉寺の本寺』との関係って面倒くさいんですよね。
神仏習合の神である秋葉権現（三尺坊、本地仏は観音菩薩）を祀っていた秋葉寺、明治初頭に無住職になってしまいました。神仏分離を推し進めたかった浜松県知事は、これを見逃さず強引に廃寺（神側は「秋葉神社」として分離）に…。三尺坊のご真躰（しんたい）と観音像は袋井の可睡斎へ遷されました。
その後、信徒の強い要望で再建を果たす（7〜8年後）のですが、山頂は既に神社側に取られてしまったので、この地に建立されました。
でも、可睡斎が三尺坊のご真躰を返してくれません（観音像は返却）。結局、深川の中央寺から勧請することになってしまいました。でも、「可睡斎に渡したものはニセモノで、本物は別のところに遷したのだ」という話もあります。本当のところは不明ですが…。
というグダグダがあり、遠江の秋葉信仰は、秋葉神社・秋葉寺・可睡斎と3つに分かれることになってしまいました。残念なことに、この中で一番寂れている（私見）のが秋葉寺です。かつては秋葉山を《支配》していたのに…。
秋葉寺って、明治政府に翻弄された悲しいお寺（のひとつ）なんですよね。
秋葉寺の門。ところどころ色落ちして、悲哀を感じます。もし再建が《未来を見越して》将来作られる車道近くであったなら（土地の有無は別として）、違った結果になっていたかもしれません。
4/27 11:21
秋葉寺の門。ところどころ色落ちして、悲哀を感じます。
もし再建が《未来を見越して》将来作られる車道近くであったなら（土地の有無は別として）、違った結果になっていたかもしれません。
もし再建が《未来を見越して》将来作られる車道近くであったなら（土地の有無は別として）、違った結果になっていたかもしれません。
秋葉寺本堂。薄汚れた感じが否めません（失礼）。秋葉山の由来ですが、元々「三尺坊」という修験者が修行の末に秋葉権現（天狗っぽい神様）となり、神仏習合の神様（本地仏は観音菩薩）として信仰を集めていきました。
※天狗っぽい神様…天狗（修験道系）または迦楼羅天（仏教系）になったという話が一般的ですが、これは秋葉権現がそれぞれの信仰に応じて顕現した仮の姿で、本当の姿はあくまで《秋葉権現》であると、【自己都合解釈】しておきます。もっとも、秋葉権現とて垂迹神なのですが、庶民からすると象徴的な観音菩薩よりも《リアルな力》を感じ取れるのではないでしょうか。
江戸時代は火伏せの神様として、全国に秋葉講（お詣りのための互助組織）ができるほどの熱狂っぷりでした。各地に秋葉山参りのための常夜灯が残っていることからも分かります。
また、秋葉という名前は、ガマガエルの背中に映し出された「秋葉」という文字からきています。このガマガエル、僧侶が「山の上に水が欲しい」と三尺坊権現に願掛けをしたところ、湧き出した泉の中にいたものです。伝説とはいえ、ガマからとは…。
以上が由来です。寺院側の《言い分》ですから、鵜呑みにしてもいけませんけれど…。でも、近世もっとも隆盛を極めた本寺が、秋葉信仰の《本家》（他のどこでもなく）と思ってもよいのではないでしょうか？
昭和の大火でも、山頂の神社は焼けたのに、こちらは焼けませんでしたから…。
4/27 11:23
秋葉寺本堂。薄汚れた感じが否めません（失礼）。
秋葉山の由来ですが、元々「三尺坊」という修験者が修行の末に秋葉権現（天狗っぽい神様）となり、神仏習合の神様（本地仏は観音菩薩）として信仰を集めていきました。
※天狗っぽい神様…天狗（修験道系）または迦楼羅天（仏教系）になったという話が一般的ですが、これは秋葉権現がそれぞれの信仰に応じて顕現した仮の姿で、本当の姿はあくまで《秋葉権現》であると、【自己都合解釈】しておきます。もっとも、秋葉権現とて垂迹神なのですが、庶民からすると象徴的な観音菩薩よりも《リアルな力》を感じ取れるのではないでしょうか。
江戸時代は火伏せの神様として、全国に秋葉講（お詣りのための互助組織）ができるほどの熱狂っぷりでした。各地に秋葉山参りのための常夜灯が残っていることからも分かります。
また、秋葉という名前は、ガマガエルの背中に映し出された「秋葉」という文字からきています。このガマガエル、僧侶が「山の上に水が欲しい」と三尺坊権現に願掛けをしたところ、湧き出した泉の中にいたものです。伝説とはいえ、ガマからとは…。
以上が由来です。寺院側の《言い分》ですから、鵜呑みにしてもいけませんけれど…。でも、近世もっとも隆盛を極めた本寺が、秋葉信仰の《本家》（他のどこでもなく）と思ってもよいのではないでしょうか？
昭和の大火でも、山頂の神社は焼けたのに、こちらは焼けませんでしたから…。
秋葉山の由来ですが、元々「三尺坊」という修験者が修行の末に秋葉権現（天狗っぽい神様）となり、神仏習合の神様（本地仏は観音菩薩）として信仰を集めていきました。
※天狗っぽい神様…天狗（修験道系）または迦楼羅天（仏教系）になったという話が一般的ですが、これは秋葉権現がそれぞれの信仰に応じて顕現した仮の姿で、本当の姿はあくまで《秋葉権現》であると、【自己都合解釈】しておきます。もっとも、秋葉権現とて垂迹神なのですが、庶民からすると象徴的な観音菩薩よりも《リアルな力》を感じ取れるのではないでしょうか。
江戸時代は火伏せの神様として、全国に秋葉講（お詣りのための互助組織）ができるほどの熱狂っぷりでした。各地に秋葉山参りのための常夜灯が残っていることからも分かります。
また、秋葉という名前は、ガマガエルの背中に映し出された「秋葉」という文字からきています。このガマガエル、僧侶が「山の上に水が欲しい」と三尺坊権現に願掛けをしたところ、湧き出した泉の中にいたものです。伝説とはいえ、ガマからとは…。
以上が由来です。寺院側の《言い分》ですから、鵜呑みにしてもいけませんけれど…。でも、近世もっとも隆盛を極めた本寺が、秋葉信仰の《本家》（他のどこでもなく）と思ってもよいのではないでしょうか？
昭和の大火でも、山頂の神社は焼けたのに、こちらは焼けませんでしたから…。
本堂賽銭箱の横に鎮座する仏像。詳しくないので、何の仏様か分かりません。朱がきれいですね。少し色褪せているのが残念です。
この参道は「塩の道」でもあったようです。山住神社付近を通り、信州方面に抜ける《尾根の道》…。天竜川沿いは険しいので、こちらを通ったらしいですね。ただし、塩を運んだかについては「柳田國男（敬称略）が広めた嘘っぱちだ」という話もあります。理由は「標高1000mもあるような峠を、荷車が越えるのは困難」ということらしいです。真偽のほどはともかく、《山歩き》は大変さは、今も昔も変わらないのでしょう！！
4/27 11:38
この参道は「塩の道」でもあったようです。山住神社付近を通り、信州方面に抜ける《尾根の道》…。天竜川沿いは険しいので、こちらを通ったらしいですね。
ただし、塩を運んだかについては「柳田國男（敬称略）が広めた嘘っぱちだ」という話もあります。理由は「標高1000mもあるような峠を、荷車が越えるのは困難」ということらしいです。真偽のほどはともかく、《山歩き》は大変さは、今も昔も変わらないのでしょう！！
ただし、塩を運んだかについては「柳田國男（敬称略）が広めた嘘っぱちだ」という話もあります。理由は「標高1000mもあるような峠を、荷車が越えるのは困難」ということらしいです。真偽のほどはともかく、《山歩き》は大変さは、今も昔も変わらないのでしょう！！
五の鳥居跡の立て札。木に紙を貼っただけって、何とかならないのでしょうか…。
五の鳥居…。こんなに小さかったとは知りませんでした。ちょっとくぐれません。残念です…。
神門（東）。解体修理中でした（2023年3月まで）。昭和の大火で焼け残った建物なので大切にして欲しいですね。
やっと秋葉神社に到着です。この黄金に輝く鳥居は「幸福の鳥居」。向こうに本殿が見えます。
本殿境内からの眺めです。登りの途中から曇ってしまいました。どんよりと重苦しい雲が、今の心と体を表しているかのようです（泣）。
本殿。カグツチ神を祀っています。イザナギとイザナミの子供で火の神様です。産まれる時に母親を火傷で死なせてしまい、怒った父親に自身も殺されてしまうという、かなり不幸な神様です。イザナギが黄泉の国へ行くきっかけとなった神様ですね。
明治政府のごり押しで祭神となった神様ですが、秋葉権現とは何の関係もないようです。創作っぽい伝承はあるかもしれませんが、《秋葉神社》としては 100年程度の歴史しかありません。《新しい》神社なんですね。もっとも、秋葉信仰（火伏せ）は受け継いでいますが…。
※明治政府の意向に沿ったのかは分かりませんが、地元住民が愛宕神社に倣ってカグツチ神にしたという話です。
※もともと山頂に建っていたのは秋葉寺で、観音堂と本社があり、僧侶と禰宜・修験者が奉仕していたようです（→寺の住職が統括）。
なぜ秋葉権現を、そのまま神様としてはいけなかったのでしょうか？ おそらく出自が修験道（→神仏習合）だったからでしょうね。民間宗教っぽいし、明治政府に嫌われていたようです（→禁止されました）。それに、「三尺坊」という名前も寺院由来ですし…。
神社でも寺院でもどちらで良かったので、引き続き秋葉権現を祭神にして欲しかったですね。カグツチ神だなんて、何だかなぁ……。
4/27 12:12
本殿。カグツチ神を祀っています。イザナギとイザナミの子供で火の神様です。
産まれる時に母親を火傷で死なせてしまい、怒った父親に自身も殺されてしまうという、かなり不幸な神様です。イザナギが黄泉の国へ行くきっかけとなった神様ですね。
明治政府のごり押しで祭神となった神様ですが、秋葉権現とは何の関係もないようです。創作っぽい伝承はあるかもしれませんが、《秋葉神社》としては 100年程度の歴史しかありません。《新しい》神社なんですね。もっとも、秋葉信仰（火伏せ）は受け継いでいますが…。
※明治政府の意向に沿ったのかは分かりませんが、地元住民が愛宕神社に倣ってカグツチ神にしたという話です。
※もともと山頂に建っていたのは秋葉寺で、観音堂と本社があり、僧侶と禰宜・修験者が奉仕していたようです（→寺の住職が統括）。
なぜ秋葉権現を、そのまま神様としてはいけなかったのでしょうか？ おそらく出自が修験道（→神仏習合）だったからでしょうね。民間宗教っぽいし、明治政府に嫌われていたようです（→禁止されました）。それに、「三尺坊」という名前も寺院由来ですし…。
神社でも寺院でもどちらで良かったので、引き続き秋葉権現を祭神にして欲しかったですね。カグツチ神だなんて、何だかなぁ……。
産まれる時に母親を火傷で死なせてしまい、怒った父親に自身も殺されてしまうという、かなり不幸な神様です。イザナギが黄泉の国へ行くきっかけとなった神様ですね。
明治政府のごり押しで祭神となった神様ですが、秋葉権現とは何の関係もないようです。創作っぽい伝承はあるかもしれませんが、《秋葉神社》としては 100年程度の歴史しかありません。《新しい》神社なんですね。もっとも、秋葉信仰（火伏せ）は受け継いでいますが…。
※明治政府の意向に沿ったのかは分かりませんが、地元住民が愛宕神社に倣ってカグツチ神にしたという話です。
※もともと山頂に建っていたのは秋葉寺で、観音堂と本社があり、僧侶と禰宜・修験者が奉仕していたようです（→寺の住職が統括）。
なぜ秋葉権現を、そのまま神様としてはいけなかったのでしょうか？ おそらく出自が修験道（→神仏習合）だったからでしょうね。民間宗教っぽいし、明治政府に嫌われていたようです（→禁止されました）。それに、「三尺坊」という名前も寺院由来ですし…。
神社でも寺院でもどちらで良かったので、引き続き秋葉権現を祭神にして欲しかったですね。カグツチ神だなんて、何だかなぁ……。
山頂の茶屋は休みでした（泣）。予備の食べ物を持ってきて良かったです。 あっ、トイレは使えます。神社に繁忙期と閑散期があるため、不定休だそうです。休日は「秋葉茶屋（あきはちゃや）」のサイトに載っているので、調べてから参拝しましょう！
※茶屋前の階段を下ると、車道の駐車場に行きます。現在、メインの参道ですね。何度も来たことがあるので、今回はパスします。
4/27 12:41
山頂の茶屋は休みでした（泣）。予備の食べ物を持ってきて良かったです。 あっ、トイレは使えます。
神社に繁忙期と閑散期があるため、不定休だそうです。休日は「秋葉茶屋（あきはちゃや）」のサイトに載っているので、調べてから参拝しましょう！
※茶屋前の階段を下ると、車道の駐車場に行きます。現在、メインの参道ですね。何度も来たことがあるので、今回はパスします。
神社に繁忙期と閑散期があるため、不定休だそうです。休日は「秋葉茶屋（あきはちゃや）」のサイトに載っているので、調べてから参拝しましょう！
※茶屋前の階段を下ると、車道の駐車場に行きます。現在、メインの参道ですね。何度も来たことがあるので、今回はパスします。
本殿裏にある秋葉山の山頂には行けません！！ 若くて美人な巫女さん（お世辞ではありません）に聞いたところ、神域なので立ち入り禁止だそうです。でも、ヤマレコの足跡やYAMAPの登山道は、山頂まで行っているんですよね。昔は内緒で登ったんでしょうか。今は通行止め柵がありますので行けません（本殿右側奥にも柵があります）。
山頂巡りは以上です。休憩も取りましたので、帰ります。
4/27 12:52
本殿裏にある秋葉山の山頂には行けません！！ 若くて美人な巫女さん（お世辞ではありません）に聞いたところ、神域なので立ち入り禁止だそうです。
でも、ヤマレコの足跡やYAMAPの登山道は、山頂まで行っているんですよね。昔は内緒で登ったんでしょうか。今は通行止め柵がありますので行けません（本殿右側奥にも柵があります）。
山頂巡りは以上です。休憩も取りましたので、帰ります。
でも、ヤマレコの足跡やYAMAPの登山道は、山頂まで行っているんですよね。昔は内緒で登ったんでしょうか。今は通行止め柵がありますので行けません（本殿右側奥にも柵があります）。
山頂巡りは以上です。休憩も取りましたので、帰ります。
ようやく駐車場に帰り着きました。帰り道の中ほどで転び、右手首を痛めたので、ほっと一安心です。それしかありません。達成感もなく…。喜んでいいのか、悲しんでいいのか……。そういえば、道中の安全はカグツチ様にしかお願いしませんでした。う〜ん………。
4/27 15:37
ようやく駐車場に帰り着きました。帰り道の中ほどで転び、右手首を痛めたので、ほっと一安心です。それしかありません。達成感もなく…。喜んでいいのか、悲しんでいいのか……。
そういえば、道中の安全はカグツチ様にしかお願いしませんでした。う〜ん………。
そういえば、道中の安全はカグツチ様にしかお願いしませんでした。う〜ん………。
【参考�機杙劃塞婉瓩涼鷦崗譟並臘撒鐶Δ�ら撮影）。車道（とは言っても、スーパー林道です）を登った所にあります。麓（ふもと）から30分ほどですね。もちろん車で…。車道は狭い上に曲がりくねっているので、すれ違いには注意が必要です。おまけに整備も今ひとつで、《通り心地》は良くありません。でも、年末・年始の繁忙日にはバスも通ります。バスの運転手さん、すごい！
駐車場にトイレはありますが、舗装はされていません。かなり広い（300台以上駐車可）せいかと思われます。でも、12月の火まつりとか、1月の初詣の時期にはいっぱいになるようです。と言うのは、実はここ第1駐車場なんですね。車道（スーパー林道）をさらに進むと、秋葉神社の本殿裏側に第2・第3の駐車場があります。秋葉寺が取り残される（時代に）わけです…。
※この写真は後日撮影したものです。
6/11 11:04
【参考�機杙劃塞婉瓩涼鷦崗譟並臘撒鐶Δ�ら撮影）。車道（とは言っても、スーパー林道です）を登った所にあります。麓（ふもと）から30分ほどですね。もちろん車で…。
車道は狭い上に曲がりくねっているので、すれ違いには注意が必要です。おまけに整備も今ひとつで、《通り心地》は良くありません。でも、年末・年始の繁忙日にはバスも通ります。バスの運転手さん、すごい！
駐車場にトイレはありますが、舗装はされていません。かなり広い（300台以上駐車可）せいかと思われます。でも、12月の火まつりとか、1月の初詣の時期にはいっぱいになるようです。と言うのは、実はここ第1駐車場なんですね。車道（スーパー林道）をさらに進むと、秋葉神社の本殿裏側に第2・第3の駐車場があります。秋葉寺が取り残される（時代に）わけです…。
※この写真は後日撮影したものです。
車道は狭い上に曲がりくねっているので、すれ違いには注意が必要です。おまけに整備も今ひとつで、《通り心地》は良くありません。でも、年末・年始の繁忙日にはバスも通ります。バスの運転手さん、すごい！
駐車場にトイレはありますが、舗装はされていません。かなり広い（300台以上駐車可）せいかと思われます。でも、12月の火まつりとか、1月の初詣の時期にはいっぱいになるようです。と言うのは、実はここ第1駐車場なんですね。車道（スーパー林道）をさらに進むと、秋葉神社の本殿裏側に第2・第3の駐車場があります。秋葉寺が取り残される（時代に）わけです…。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�機杪腓�な大きな鳥居。駐車場から参道に入る所に立っています。見上げると首が痛くなるので、ほどほどにしましょう。ここから15分〜20分ほど歩くと、本殿に着きます。車での参拝にあたって一つご注意を…。ここは標高が800m以上あるので、麓からしても気温が 3〜4度低いんですね。平野部からだとそれ以上になります。よほど暑い時でない限り、上着を一枚余分に持ってくるほうが良いでしょう。車で登ると、途中で耳がボコッとなります（笑）。
※この写真は後日撮影したものです。
6/11 14:58
【参考�機杪腓�な大きな鳥居。駐車場から参道に入る所に立っています。見上げると首が痛くなるので、ほどほどにしましょう。ここから15分〜20分ほど歩くと、本殿に着きます。
車での参拝にあたって一つご注意を…。ここは標高が800m以上あるので、麓からしても気温が 3〜4度低いんですね。平野部からだとそれ以上になります。よほど暑い時でない限り、上着を一枚余分に持ってくるほうが良いでしょう。車で登ると、途中で耳がボコッとなります（笑）。
※この写真は後日撮影したものです。
車での参拝にあたって一つご注意を…。ここは標高が800m以上あるので、麓からしても気温が 3〜4度低いんですね。平野部からだとそれ以上になります。よほど暑い時でない限り、上着を一枚余分に持ってくるほうが良いでしょう。車で登ると、途中で耳がボコッとなります（笑）。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�機枌鷦崗譴�らの参道。立派すぎますね。テクテク参道とは比較になりません。階段が苦にならなければ、ハイヒールでも行けるんじゃないでしょうか？※この写真は後日撮影したものです。
6/11 11:00
【参考�機枌鷦崗譴�らの参道。立派すぎますね。テクテク参道とは比較になりません。階段が苦にならなければ、ハイヒールでも行けるんじゃないでしょうか？
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�機杰戚隋�こちらも、ご立派なものです。ここを抜けると、秋葉茶屋前を通り本殿へ到ります。※この写真は後日撮影したものです。
6/11 14:51
【参考�機杰戚隋�こちらも、ご立派なものです。ここを抜けると、秋葉茶屋前を通り本殿へ到ります。
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�供杪�2駐車場（進行方向側から撮影）。第1駐車場から10分ほどで着きます。細長く曲がっているので、道の両側に駐車するようですね。さらに進むと第3駐車場に到ります。「第2」とは言っていますが、駐車する《順番》からいくと、3番目になるでしょう。
※この写真は後日撮影したものです。
6/15 11:49
【参考�供杪�2駐車場（進行方向側から撮影）。第1駐車場から10分ほどで着きます。細長く曲がっているので、道の両側に駐車するようですね。さらに進むと第3駐車場に到ります。
「第2」とは言っていますが、駐車する《順番》からいくと、3番目になるでしょう。
※この写真は後日撮影したものです。
「第2」とは言っていますが、駐車する《順番》からいくと、3番目になるでしょう。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�供杪�3駐車場（奥側・参道入口付近から撮影）。第2駐車場から 1〜2分で着きます。奥が広いティアドロップ型をしています。第2・第3ともに舗装はされていますが、整備状況は今ひとつですね。トイレもありませんし…。合わせれば100台以上は駐車できるんじゃないでしょうか（200台くらいはいけるかも→正確には不明）。ちなみに、奥の材木は工事ために一時保管しているもので、普段はないそうです。
※この写真は後日撮影したものです。
6/15 14:55
【参考�供杪�3駐車場（奥側・参道入口付近から撮影）。第2駐車場から 1〜2分で着きます。奥が広いティアドロップ型をしています。
第2・第3ともに舗装はされていますが、整備状況は今ひとつですね。トイレもありませんし…。合わせれば100台以上は駐車できるんじゃないでしょうか（200台くらいはいけるかも→正確には不明）。ちなみに、奥の材木は工事ために一時保管しているもので、普段はないそうです。
※この写真は後日撮影したものです。
第2・第3ともに舗装はされていますが、整備状況は今ひとつですね。トイレもありませんし…。合わせれば100台以上は駐車できるんじゃないでしょうか（200台くらいはいけるかも→正確には不明）。ちなみに、奥の材木は工事ために一時保管しているもので、普段はないそうです。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�供杪�3駐車場からの参道。歩いて 5〜10分ほどで本殿の階段下裏・秋葉茶屋裏に出ます。鳥居や門をくぐらないので、参拝した気分にはなりづらいのですが、階段もなく上り下りも少ないので、足の悪い方にはオススメです。※この写真は後日撮影したものです。
6/15 11:59
【参考�供杪�3駐車場からの参道。歩いて 5〜10分ほどで本殿の階段下裏・秋葉茶屋裏に出ます。鳥居や門をくぐらないので、参拝した気分にはなりづらいのですが、階段もなく上り下りも少ないので、足の悪い方にはオススメです。
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
【参考�供杙劃此平整茵卜�ち入り禁止柵。第3駐車場から行くと山頂の下を通りますので、このような柵を見ることができます。※この写真は後日撮影したものです。
6/15 12:11
【参考�供杙劃此平整茵卜�ち入り禁止柵。第3駐車場から行くと山頂の下を通りますので、このような柵を見ることができます。
※この写真は後日撮影したものです。
※この写真は後日撮影したものです。
感想
父の実家は秋葉山の麓付近にありました。祖父も祖母も、父も登ったであろう参道を登らずして死ねません（笑）。でも、思った以上に寂れていました。江戸時代の隆盛が全く感じられない、単なる山道でした。まぁ、今のメイン参道は車道のほう（特に山頂駐車場からの参道）ですからね。
鳳来寺山の時と同じく、あまり楽しくありませんでした。登山者向けの山では、高所恐怖症のため《景色》などろくに見られません。一般人向けの山では、テクテクハアハア登っても《草木》しか見えません。鳳来寺山も秋葉山も再度登りたいとは思えないんですよね。
先日、五条川のほとりを桜を観ながら延々と（6〜7時間ほど→ずっと桜が続きます）歩いたのですが、そちらはまた行きたいと思えます。
どうも登山って向いていないみたいですね。体力作りに合っていると思ったのですが、考え直したほうが良さそうです。
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