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記録ID: 312881
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ハイキング
奥多摩・高尾

(大月駅)→菊花山→馬立山→九鬼山→|鈴懸峠は断念|→(禾生駅)

2013年06月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
11.4km
登り
1,180m
下り
1,113m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

新宿 0700
↓ スーパーあずさ1号
大月 0755 0803

無辺寺・登山口 0818

菊花山 0858 0907

沢井沢の頭 0959

馬立山 1015 1030

札金峠 1107 1115

九鬼山 1207 1309

杉山新道分岐 1314
↓ <鈴懸峠断念>
杉山新道分岐 1408

弥生峠 1423

禾生駅 1533 1614
↓ 富士急行・各駅停車
大月駅 1625 1633
↓ 中央本線・普通
高尾駅 1715
天候 晴れ後曇り一時雨(強く降った)
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
無辺寺登山口〜菊花山 少し藪っぽい
杉山新道分岐から鈴懸峠への道は、藪深い。
無辺寺辺りから、小金沢方面、雁ヶ原摺山、岩殿山、百蔵山
2013年06月23日 19:48撮影
6/23 19:48
無辺寺辺りから、小金沢方面、雁ヶ原摺山、岩殿山、百蔵山
振り返ると鹿留山、杓子山、高川山、鶴ヶ鳥屋山
2013年06月23日 08:49撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 8:49
振り返ると鹿留山、杓子山、高川山、鶴ヶ鳥屋山
菊花山手前から。巨大なハチ2匹飛行中
2013年06月23日 19:48撮影
6/23 19:48
菊花山手前から。巨大なハチ2匹飛行中
菊花山到着。岩殿山と百蔵山
2013年06月23日 08:58撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 8:58
菊花山到着。岩殿山と百蔵山
菊花山から本日の縦走路、沢井沢の頭、馬立山、奥に頭を出す九鬼山。九鬼山の右奥に、御正体山が見えている。その右の鹿留山は雲の中
2013年06月23日 19:49撮影
6/23 19:49
菊花山から本日の縦走路、沢井沢の頭、馬立山、奥に頭を出す九鬼山。九鬼山の右奥に、御正体山が見えている。その右の鹿留山は雲の中
菊花山の名前の由来になった菊花石
2013年06月23日 09:01撮影 by  CX3 , RICOH
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6/23 9:01
菊花山の名前の由来になった菊花石
菊花山から小金沢方面、岩殿山
2013年06月25日 07:29撮影
6/25 7:29
菊花山から小金沢方面、岩殿山
菊花山から岩殿山、百蔵山、扇山
2013年06月25日 07:30撮影
6/25 7:30
菊花山から岩殿山、百蔵山、扇山
馬立山頂の様子
2013年06月23日 10:30撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 10:30
馬立山頂の様子
木立の間から九鬼山が見えてきた。
2013年06月23日 10:56撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 10:56
木立の間から九鬼山が見えてきた。
紺屋の休場から高川山。その左奥に清八山と鶴ヶ鳥屋山
2013年06月23日 11:27撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 11:27
紺屋の休場から高川山。その左奥に清八山と鶴ヶ鳥屋山
九鬼山への急登
2013年06月23日 11:58撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 11:58
九鬼山への急登
九鬼山頂の様子
2013年06月23日 12:56撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 12:56
九鬼山頂の様子
九鬼山頂の様子。すっかり曇ってしまった。晴れていれば、昨日、世界遺産になった富士山が見えるはずだが・・・
2013年06月23日 19:51撮影
6/23 19:51
九鬼山頂の様子。すっかり曇ってしまった。晴れていれば、昨日、世界遺産になった富士山が見えるはずだが・・・
杉山新道分岐。鈴懸峠を目指すが、ここぁら急に藪が深くなって、ほとんど藪漕ぎ状態
2013年06月23日 13:14撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 13:14
杉山新道分岐。鈴懸峠を目指すが、ここぁら急に藪が深くなって、ほとんど藪漕ぎ状態
2013年06月23日 14:40撮影 by  CX3 , RICOH
6/23 14:40
赤レンガ造りの風情ある落合水路橋
2013年06月23日 15:20撮影 by  CX3 , RICOH
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6/23 15:20
赤レンガ造りの風情ある落合水路橋
九鬼山と赤レンガ造りの風情ある落合水路橋
2013年06月23日 19:53撮影
6/23 19:53
九鬼山と赤レンガ造りの風情ある落合水路橋
撮影機器:

感想

 日曜日は、梅雨の晴れ間との天気予報だったので、手ごろなコースとして、大月から菊花山、九鬼山、鈴懸峠を経て、朝日小沢に下るコースを選ぶ。

 7時ちょうどの、あずさ一号で、新宿から大月に出る。梅雨の晴れ間を当てにしてか、自由席は満席だった。

 大月駅から、正面突き当たりのバイパスを目指して進み、バイパスで右折する。少し歩いた先が、無辺寺の墓地になっていて、道標はなかったが、ネット情報では無辺寺から入るとあったので、それらしき階段を上ってゆくと、巨大な忠魂碑に出る。その右奥に、「菊花山」との道標があって、そこから登山道になる。右手下には無辺寺の本堂と思われる建物があったので、墓地から入らなくても
よかったのかもしれない。

 道標の先で、登山道が2手に分かれる。何気なく右の道をとったが、蜘妹の巣が多く、薮っぽい道だったので、左の道が良かったのかもしれない。木々の中の尾根に出たところで、登山道が交わる。短い急登を終え、9時少し前に菊花山に着く。良い名前の山だ。名前だけでなく、眺めも良い。特に、北東方向の眺めが良く、眼下に大月の町並みがあり、その向こうに、小金沢方面の山並みや百蔵山、扇山等が、壁のように連なっている。その上に、白い夏の雲と青い空。振り返ると、木々の上に、今日の縦走路となる沢井沢の頭、馬立山が見え、その右奥に九鬼山が頭を出している。菊花山の名前の由来となった菊花石(菊の花の模様に見えると言えば言える、見えないと言えば見えない、つまり良くある大きな花崗岩だ)に座って休憩するが、巨大なクマ蜂が数匹、ぶんぶんと唸りを立てて飛んでいるので落ち着かない。

 もう少しゆっくりしたかったが、ハチが怖いので、早々に菊花山を立ち去る。菊花山からは、樹林の中を大きく下る。2つ、3つ小さなピークを越え、尾根上をどんどん下ってゆく。それに応じて、これから向かう縦走路の沢井沢の頭、馬立山が、どんどん高くなって行く。最低鞍部から、緩やかな登り返しを終えると、沢井沢の頭に着く。木々に囲まれている。

 沢井沢の頭からは、緩やかな道を行く。この辺りも、ずっと樹林の中なので、展望は無い。やがて、ちょっとした急坂になり、回り込んでいくと、馬立山頂に着く。ここも、木々に囲まれている。天気は、梅雨にしては良く、青空も見えるのだが、湿気が多く、汗が吹き出す。時々、蜘妹の巣が、顔に着くのも、少し鬱陶しい。倒木に座って小休憩し、アミノサプリを補給する。

 馬立山からは、緑の木立が気持ち良く、森林浴をしながら尾根を行くが、すぐに終わってしまい、南に向け、急坂を下る。どんどん下ってゆくと、木立の間から、九鬼山が目の前に迫ってくる。木々に囲まれた、滑りやすい急坂を注意して下っていく。薄暗い最低鞍部で、朝日小沢への道を分け、少しのぼり返した所が札金峠だ。

 札金峠からは、メジャーな登山道らしく(見覚えは全くないのだが、数年前に逆方向から歩いた事がある)、広く整備が行き届いた道になる。木立の間から、迫ってくる九鬼山を見ながら、緩やかに上って行くと、紺屋の休場に着く。小広い場所で、一部伐採してある方向は、三つ峠が見えているので、おそらく富士山の方向だろう。今日は、雲に隠れ全く姿が見えない。小休止する。

 紺屋の休場から、時々、薮っぽいところや、崩落(と言うほどの大袈裟なものではないが)の淵を行くが、ロープが張られたりしていて、整備は行き届いている。やがて急登となり、息が切れたころ、970.3mの看板がある九鬼山頂に着く。

 山頂は小広く、丸太で作ったテーブルとイスがある。数年前に来ているはずなのだが、全く記憶にない。家に帰ったら、数年前の写真を見てみよう。富士山が見える筈の北東方面は伐採されているので、眺めが良いはずなのだが、雲はますます低くなり、山山の頂もすっかり雲の中に入ってしまいJどこがどの山なのか全く分からない。当然、富士山も見えない。小休止して、ランチを食べる。今日は、温めなくてもおいしいカレーと、長らく品切れで入手できなかったイナバのタイカレーだ。

 九鬼山を発ち、緩やかに下って行くと、すぐに富士見平に出る。以前に登った時は、ここに出てきた筈である。曇っていて富士山は全く見えないので、そのまま通り過ぎる。少し行った先で、鈴懸峠と禾生駅へ下る杉山新道の分岐に出る。

 分岐から鈴懸峠への道に入った途端に、ほとんど薮こぎ状態の道になる。すっかり曇ってしまい、怪しい雰囲気だ。踏み跡は、それなりについているのだが、明らかに人があまり歩いていない感じだ。今日は、あまり薮の中を歩くつもりではなかったので、「う〜ん、いまいちの道だなあ」と思いつつ、注意深く踏かなりの勢いでザーツと来た。急いでレインコートを着て、ザックにカバーをつける。ピークから少し下ってみたが、道は滑りやすく、薮は深く、雨もザーザー降って来る。10年使ったレインコートのせいなのか薮のせいなのか、つまり、外側からなのか内側からなのか良く分からないが、すっかりぐっしょり濡れてしまう。このまま薮こぎを続けて前進する事は断念して、杉山新道分岐に戻る事にする。

 皮肉なことに、杉山新道分岐に戻ったころには、雨はやや小ぶりになり、その後、止んでしまった。杉山新道は、人が良く歩いている道らしく歩きやすい道だ。下って行くに従い天気は良くなり、やがて太陽まで時々顔を出す。雨に濡れた緑が太陽を反射して締麗な木立の中を、ゆっくり緩やかに下って行く。何かのイベントでもあるのか、バイクの音が、やたらうるさいのが残念だ。かなり歩いた後、登山道終点となる集落の舗装道に出る。

 登山道終点から、しばらく下ってゆくと、赤レンガ造りの風情ある落合橋に出る。文化財になっているらしいが、今も現役の水路のようだ。そこから朝日川を渡って、車が多い車道をしばらく歩き、右に折れると禾生駅に着く。昨日の「富士山世界遺産登録」を祝う看板が出ている。

禾生駅で、40分ほど待って、富士急行の各駅停車で大月に出る。大月から普通で高尾に出て、立川でホリデー快速に乗り換え、三鷹、吉祥寺を経由して帰る。

 想定外の薮と雨のため断念してしまったが、やはり、まずは10年使ったレインコートを新調しないとダメかなあ。殆ど破水力が無くなったザックも、そろそろ新調したいが、こちらは、もう数年使えるだろう。薮の葉が落ちた頃に、またチャレンジしてみよう。

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