甥っ子（6歳）と一緒に歩く尾瀬ヶ原

2013年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 10.6km
• 登り: 195m
• 下り: 207m

コースタイム

8:00 鳩待峠 - 9:20 山の鼻（休憩） - 10:30 牛首の手前 - 11:10 山の鼻（昼食） - 12:30 研究見本園 - 13:20 山の鼻 - 14:30 鳩待峠
撮影枚数：199枚

天候

朝のうち雲が出ていましたが、時間とともに晴れ間が広がり絶好のハイキング日和になりました。
気温は朝のうち12℃くらいと低めで半袖1枚では寒いくらいでしたが、山の鼻に着く頃には18℃くらいまで上がり、日向でじっとしていると少し汗ばむくらいになりました。
風はそれほど強くはなかったものの絶えず吹いているため、ヒメシャクナゲの頭が常時揺れていました。

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

この日は戸倉第1駐車場も空きが多く、鳩待峠への乗合タクシーも待たずに乗れました。
大人：900円
子供：450円

コース状況／危険箇所等

【危険箇所】
特にありません。子供でも安心して歩けます。
と、いいつつ転倒してる人を数名見かけました(^^;
見かけたのは、よそ見をしていて足を踏み外した人。
そして、ストックが木道に引っかかって、そこに足を取られた人です。
走っていて転びそうになった男の子もいました。
林内で走っている子供は熊の格好の標的です。
近くの大人が注意しないといけませんね。

【下山後の温泉】
花咲の湯に立ち寄りました。
露天風呂に入っている時に突然の雷雨でしたが、一部、屋根があるので安心して雨を楽しむことが出来ます。

【下山後のお楽しみ】
花咲の湯の併設レストランで嫁さんたちは生ビールでひと息ついていました。
残念なことに子供が飲めるような飲料はあまり売ってません。

写真

6/26 22:12

準備を終えてさぁ〜バス停へ！
たくさん歩くと聞いて、甥っ子うなだれてます^^;

6/26 22:12

車両乗入れを制限する社会実験だそうです。

6/26 22:33

まずは定番、尾瀬の看板前で記念に1枚。そうしたらスタートです。

6/26 22:12

さっそくエンレイソウを見つけました。尾瀬は普段見慣れない動植物が手軽にたくさん見られる場所です。

6/26 22:13

300〜400m続く石が多い道を歩いています。転ばないか心配していましたが杞憂に終わりました。

6/26 22:12

ツクバネソウです。これも緑色なので教えないと気付かない花の1つです。

6/26 22:12

のんびり歩いていたら・・・ツアー客に飲み込まれました。混んでる瞬間です。

6/26 22:12

途中、至仏山のよく見える場所から。まだ残雪があるんですね。ちなみに、7/1開山予定だそうです。

6/26 22:13

オオカメノキです。秋に真っ赤に紅葉する植物です。

6/26 22:12

シロバナエンレイソウです。尾瀬では初めて見ました。

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あっという間に1/3来ました。下りは速いですね。

6/26 22:12

ギンリョウソウが生えていました。甥っ子よりも義妹の方が興味津々でした。

6/26 22:14

ちょっとアップ。微妙にピンぼけか・・・

6/26 22:12

この日はマイヅルソウが真っ盛りでした。

6/26 22:12

下りの木道を川上川に向かって降りていきます。帰りがけ辛くなり始めるポイントです。

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コバイケイソウの花をアップで。虫達にはご馳走のようです。

6/26 22:12

シウリザクラかな。房状の花に日差しが当たってキラキラしていました。

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ルイヨウボタンの緑色の花が地味に目を惹きます

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熊よけです。しっかり鳴らしましょう〜

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カラマツソウはちょうど咲き始めです。

6/26 22:12

これは何だろう？

6/26 22:33

川上川ま出来ました。あと少しで山の鼻です。
イワナを探したのですが見つからず。帰りに期待です。

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早速ビジターセンターへ。熊の剥製を見に行きます。

6/26 22:12

今年に入って11匹。私もオコジョに会いたいです（笑）

6/26 22:12

上空はたくさんのツバメが舞っていました。この写真は微妙ですけど^^;

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ピース・・・だけど、どうして1人？　みんなで撮りたかったみたい。

6/26 22:14

ひと休みしたら牛首方面へ。

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小川の周囲にヤマツツジ、コバイケイソウ、ミズバショウ、リュウキンカがありました。色とりどりです。

6/26 22:13

春先の湿原は水が豊富です。

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振り返ると至仏山。雄大です。

6/26 22:13

ワタスゲはこれからですね。

6/26 22:13

もう1枚至仏山。さっきよりちょっとアップで。

6/26 22:13

晴れているのでタテヤマリンドウも綺麗に花開いています。

6/26 22:13

アカハライモリがいました。

6/26 22:13

こちらは燧ヶ岳。

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少し引いて周囲を入れると雰囲気が変わりますね。

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木道のすぐ横にウラジロヨウラクが咲いています。

6/26 22:13

どこまでも続いているかのような木道です。

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水がもう少し引かないとモウセンゴケもなかなか成長しないですね。

6/26 22:13

ヒツジグサはまだまだ。

6/26 22:13

背景に光を入れてミツガシワを撮ってみました。毛深い花びらって面白いですよね。

6/26 22:13

ワタスゲをアップで。ここはちょっとフワフワして来ています。

6/26 22:13

多くのミズバショウが巨大化している中、この辺りはまだ普通サイズです。

6/26 22:14

綺麗なミズバショウに寄ってみました。

6/26 22:14

ノビネチドリは山の鼻を出る直前にたくさん咲いています。

6/26 22:14

今日のお昼はこれです。もちろんALL FREEは嫁さんたちが飲みます。

6/26 22:14

バウルー。もっと軽いといいのに（笑）

6/26 22:13

チングルマも一部、花が散っていました。面白くなるのはもう少し先です。

6/26 22:14

コイワカガミは尾瀬ヶ原より研究見本園の方が多く見られます。

6/26 22:14

ヒメシャクナゲはどこにでも咲いていますね。そういえば白花もあるようです。

6/26 22:33

至仏山をバックに1枚。いい景色です。

6/26 22:33

池塘の中に何かが？！

6/26 22:13

アカハライモリが岸近くにたくさんいました。手前の1匹、エイリアン風です？！

6/26 22:14

ルリイトトンボです。あまりに細くて撮りにくいですね。

6/26 22:14

オオバタチツボスミレもたくさん咲いています。

6/26 22:13

小川に沿ってミズバショウが咲いています。いい景色です。

6/26 22:13

リュウキンカは黄色が目立つので遠くからでもわかります。

6/26 22:13

冗談抜きで熊が出そうですね^^;

6/26 22:14

この木、いい姿形してます。

6/26 22:14

ハクサンチドリは研究見本園の森の中に咲いていました。

6/26 22:13

ホウチャクソウ？と思ったらアマドコロのようです。

6/26 22:14

一気に飛んで帰りがけの川上川。朝、見つけられなかったイワナが悠々と泳いでいました。

6/26 22:13

タニウツギのピンクは森の中で目立ちます。

6/26 22:14

キバナノコマノツメです。スミレの仲間で名前に"スミレ"が付かない種類は少ないようです。

6/26 22:33

鳩待峠はもう少し！

6/26 22:33

途中でひと休み。水分補給は大切です。

6/26 22:33

イェ〜イ
意外と帰りは元気でした。大人たちの方がバテていたのは内緒です（笑）

6/26 22:14

無事帰って来ました。
楽しかったね。ありがとう、尾瀬・・・

撮影機器：

COOLPIX S9100 ニコン

D5000 ニコン

D800 ニコン

感想

tszk

久しぶりの尾瀬ヶ原です。
しかも、甥っ子と一緒です。
ちゃんと歩けるのか多少なりとも不安でしたが、ちゃんと山の鼻まで到着出来ました。

もちろん山の鼻に着いたらビジターセンターですよね。
熊の巨大さに驚いたり、オコジョに興味を持ったり。
小さな子供にとっては野生の生き物全てが珍しく、好奇心の対象のようです。

それなら〜と、ひと休みしてから牛首方面へ・・・
目的はアカハライモリとイワナやアブラハヤ、そして尾瀬ヶ原の広大さと燧ヶ岳、至仏山の雄大さを見てもらうこと。

でしたが、残念ながら途中でギブアップ。
大きな池塘までたどり着けませんでした(^_^;)

その後は山の鼻に戻って昼食、そして研究見本園をちょっとだけ散策して鳩待に帰りました。
木道歩きは2kmも歩かずにバテてしまっていたのに鳩待への登りはグイグイと登ってしまうのは体重の軽さから来る余裕というヤツでしょうか。
普段、運動不足の女性陣よりも断然速かったのは当然といえば当然かもしれませんね^^;

さて、私の第1目的は甥っ子を楽しむことが出来るように、いろいろと周囲の珍しいものを教えてあげることでしたが、第2目的はもちろん花撮りです。
当然ながら、いつもの何分の1？くらいにしか撮れていませんが、それなりに良いカットもありました。
こればかりは運ですよねぇー

ということで、全員無事に帰ることが出来たし、甥っ子も疲れたけど楽しかったと言ってくれたので大成功な尾瀬ヶ原ハイキングでした。