歴史探訪：乙巳の変の舞台を歩く（飛鳥〜談山神社）

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 20.4km
• 登り: 689m
• 下り: 678m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:09

9:51 スタート地点
10:24 10:24 明日香村埋蔵文化財展示室
11:12 11:26 万葉展望台
11:41 11:41 万葉展望台分岐
12:11 12:28 談山神社
12:44 12:44 談山神社
12:52 12:52 談山
13:00 13:03 御破裂山
14:06 14:07 石舞台古墳
14:33 14:35 明日香村埋蔵文化財展示室
15:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往復ともに近鉄橿原神宮前駅利用

コース状況／危険箇所等

橿原神宮前〜万葉展望台：小原まで舗装道。害獣防止柵から万葉展望台まで土の道
万葉展望台〜談山神社：北山分岐まで土の道で、それ以降は林道
談山神社〜御破裂山：綺麗な登山道。談山分岐までは主に階段
御破裂山頂分岐〜林道西口北山線分岐：主に林道
林道西口北山線分岐〜石舞台：舗装道多いがところどころ土の道あり

その他周辺情報

車利用ならば、あすかの湯が近くで利用可能

写真

5/3 10:24

飛鳥水落遺跡前から甘樫丘を望む。甘樫丘は蘇我氏の邸宅があった場所で、乙巳の変で蘇我蝦夷は自ら邸宅に火を放ち自害した。手前の水落遺跡は中大兄皇子が初の水時計を設置した場所

5/3 10:41

明日香の地から談山神社方面へと向かう道中にはすでに紫陽花が咲いていた

5/3 11:14

万葉展望台に到着。明日香の地と、奥には葛城・金剛山系が見える

5/3 12:21

談山神社に到着。重要文化財：十三重塔

5/3 12:25

拝殿には乙巳の変に関する絵巻物（多武峯縁起絵巻）が展示されている。前回来たときは乙巳の変でまさに蘇我入鹿が首を落とされた場面が展示されていたはずだが、今回はその場面は見れなかった（参考までに最後の写真でその場面を載せる）

5/3 12:28

談山神社本殿。祭神は乙巳の変の主人公の一人、藤原鎌足公

5/3 12:45

談山神社境内から談山、御破裂山へと向かう

5/3 12:52

談山に到着。ここは中大兄皇子と藤原鎌足公が乙巳の変の密談を交わした場所と伝えられる。談山神社の名前もこの談山に由来する

5/3 13:00

御破裂山の山頂には藤原鎌足公のお墓がある

5/3 14:21

飛鳥板蓋宮跡。この場所がまさに乙巳の変の舞台であり、蘇我入鹿が暗殺された場所である

5/3 14:28

蓮華草の絨毯の奥には飛鳥寺。蘇我馬子の発願により日本初の本格的寺院として建立された

5/3 14:30

飛鳥寺の西側には蘇我入鹿の首塚がある

6/17 13:09

（参考）以前、談山神社を訪れたときに撮影したもの。絵巻物には蘇我入鹿の暗殺の場面が描かれている

撮影機器：

Xperia X Compact SO-02J docomo SONY

感想

Kenji929

今日は少し趣向を変えて、歴史探訪と銘打って、乙巳の変の舞台へ。

乙巳の変というと、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。大化の改新といえば分かる方も多いのでは。かく言う私も歴史の授業では乙巳の変ではなく大化の改新という言葉で習いました。

中大兄皇子と藤原鎌足が蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏を滅亡させた政変を乙巳の変と呼び、その後の政治改革を大化の改新と呼んでいます。

乙巳の変の舞台は飛鳥ですが、乙巳の変に関連する場所として談山神社は外せません。談山神社の名前の由来である談山は中大兄皇子と藤原鎌足が密談を交わした場所であり、談山神社の祭神は藤原鎌足公です。

今日のルートは、蘇我氏の邸宅があった甘樫丘の横を通り、飛鳥坐神社、万葉展望台を抜けて談山神社へ。その後、談山、御破裂山を通り、石舞台方面へと下るというもの。通った場所の簡単な説明は写真のところに載せてあります。

普段の山行に、歴史をプラスした、我ながら良い山行でした。