芽室岳(1580で撤退)
- GPS
- 10:22
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪(終日強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
コッヘル
ポール
テント
テントマット
調理用食材
|
感想
昔は東や北から見ると本当に堂々とした山容で山小屋芽室岳までの登山環境も整備されており本当に人気の山だった。
台風で林道が崩壊してからアプローチが困難で遠い山になってしまい、実際、林道に徒歩で入って工事関係者に叱られたこともあり、本当に久しぶりの芽室岳。
まずは罪の告解だ。
牧場の間の林道を抜け樹林帯に入ると直ぐにチェーンで通行止めがしてある。
町有林伐採作業中ののぼりはあるが、チェーンの鍵は引っ掛けてあるだけだったので、昔の牧柵ゲートの感覚でチェーンを外し車を乗り入れてしまう。
チェーンを戻して取水施設に向かう道との分岐に設置されているバリケード付近(チェーンから2.2キロ地点)に車を駐車して2キロを歩く。
この行動は適当とは言えない。
しかも二日目にすれ違ったパーティから聞いたのだが、4月29日に偵察した時には鍵はしっかりと掛かっていたそうだ。
私のような遵法精神のない登山者になってはならない。
みなさんには清く正しい北海道の山メーリングリストのメンバーのままでいて欲しいと強く願う(;^ω^)
芽室小屋は近々撤去され更地に戻される予定だが、外部は割と外形をとどめており、しっかりとした基礎の上に丁寧に作られていたことが分かる。
登山道は笹原の熊笹がびっくりするぐらい草丈が伸びており昔の面影が薄かった。
ここら辺のピンクテープの張り方は少し誤解を与えると思う。
芽室川の渡渉を経て少し登ったところに西に導くピンクテープがあるが、そうではなく林のへりに向かって南の方にに行くのが正しいし、笹原から樹林帯の登りの登山道に旗門のようにピンクテープが二カ所にぶら下がっているのだが左側のピンクテープの左あたりに登山道がある。
雪が消えて注意を払いつつ行けば辿れるかもしれないが、意外と山道が不明瞭かなと思えた。
750からしっかりと雪が繋がっている。
1270付近でテント泊。整地しながらザラメの上に新たに降り積もった新雪が30センチを超えているのに驚く。
夜は轟音を伴った強風で、風下の尾根斜面にテントを張ってあっても、飛ばされるのではと真剣に怖かったのが3回ほど。
翌日は私が少し寝坊して、風の状況をうかがいながら少しゆっくりと出発。「頂上には行けるだろうけど楽しくはないだろうな」という感じ。
1580メートル付近で強風が常に押し付けるように吹き荒れ始めた。分岐峰の頂上、100メートルぐらい下だ。
リーダーに、「これは無理じゃね?」と提案しメンバーの同意を得たころに風が波状的になってきたが、パーティーの雰囲気は完全に下山で固まっている。(すみません)
下山開始後、直ぐに大学の先輩のペアに出会い、15年ぶりの再会を喜び合う。
また、8人ぐらいのパーティーが現れた。
その時に29日の事前偵察時にしっかりと施錠されていた鍵のことを聞かされる。
芽室小屋から振り返るとものすごい勢いで吹っ飛んでいる雲にもてあそばれるように時々山頂が見えるようになっていた。
林道は極めて状態がよくなぜあの箇所にチェーン、バリケードがあるのかは疑問だが、おそらく一部が仮設的に河原をかすめるのが危険だと思われているのだと思う。
名山なだけに多くの登山者の足が遠ざかり、多くの人がその魅力に触れる機会が減ることが少し残念に思えるのだ。
繰り返すが、チェーンより先に車を入れてはいけません。うっかりと鍵が開けられた状態であっても帰りに閉じ込められる可能性があります。
その手前は分岐となっていて上に行くと車8台は止めることができる駐車スペースが行政のご厚意なのか用意されております。
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