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Yamareco

記録ID: 317177
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キャンプ等、その他
槍・穂高・乗鞍

上高地〜徳沢(蝶ヶ岳断念)

2013年07月02日(火) 〜 2013年07月03日(水)
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ふじ その他1人
GPS
30:45
距離
16.0km
登り
129m
下り
110m

コースタイム

●1日目 = 上高地バスターミナル 13:05 <散策> 14:45 / 14:55 -- 明神 16:25 -- 徳沢キャンプ場 17:50
●2日目 = 徳沢キャンプ場 9:15 -- 明神 10:20 -- 上高地バスターミナル 11:15
天候 1日目 曇り 2日目 雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
●7/1 = 大阪堺 <近鉄−名鉄> 岐阜各務ヶ原(実家)
●7/2 = 各務原 9:03 <自家用車> あかんだな駐車場 12:00 / 12:20 <濃飛バス> 上高地 12:55
●7/3 = 上高地 11:30 <バス> あかんだな駐車場 12:00 / 12:20 <自家用車> 各務原実家 15:30頃
●7/4 = 各務原 <名鉄−近鉄> 大阪堺
コース状況/
危険箇所等
・上高地バスターミナルから徳沢キャンプ場までに道は ほとんど平坦な歩きやすい道
あかんだな駐車場 1日目の昼ごはんはここで
あかんだな駐車場 1日目の昼ごはんはここで
上高地へのバスに乗り込む
上高地へのバスに乗り込む
まずは上高地周辺散策 梓川沿い、河童橋への道からの穂高連峰。岳沢は見えるものの 山頂部分は雲の中…
まずは上高地周辺散策 梓川沿い、河童橋への道からの穂高連峰。岳沢は見えるものの 山頂部分は雲の中…
明神岳 河童橋が見える(父撮影)
明神岳 河童橋が見える(父撮影)
河童橋上から穂高 さっきよりは山頂部が見える
河童橋上から穂高 さっきよりは山頂部が見える
河童橋を渡りきり 振り返って 厳しい表情の六百山が
河童橋を渡りきり 振り返って 厳しい表情の六百山が
シロバナグンナイフウロ 梓川沿い、ウェストン碑方面へ さまざまな花が沿道を彩っている
シロバナグンナイフウロ 梓川沿い、ウェストン碑方面へ さまざまな花が沿道を彩っている
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)
ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)
ミヤマカラマツ 広い範囲にたくさん咲いていた
ミヤマカラマツ 広い範囲にたくさん咲いていた
ミヤマカラマツ 川の白砂をバックに撮ってみた
ミヤマカラマツ 川の白砂をバックに撮ってみた
ベニバナイチヤクソウの群落!
ベニバナイチヤクソウの群落!
ベニバナイチヤクソウ
ベニバナイチヤクソウ
タガソデソウ 図鑑に載っておらず 初めて聞いた名だった。ナデシコ科ミミナグサ属とのこと。日本のミミナグサ属では最も大きく美しい花ではないか。
タガソデソウ 図鑑に載っておらず 初めて聞いた名だった。ナデシコ科ミミナグサ属とのこと。日本のミミナグサ属では最も大きく美しい花ではないか。
木道を行く このあたりからサルとその糞が見られるようになる
木道を行く このあたりからサルとその糞が見られるようになる
上高地のみならず日本の登山文化の礎を築いた先人のひとり 英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフ 河童橋へ戻る
上高地のみならず日本の登山文化の礎を築いた先人のひとり 英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフ 河童橋へ戻る
子ザルが必死に母ザルを追う
子ザルが必死に母ザルを追う
ニンジン(?)を洗うようなしぐさをしている
ニンジン(?)を洗うようなしぐさをしている
ミヤマウツボグサ
ミヤマウツボグサ
タガソデソウ
ザックを担いで徳沢キャンプ場へ 再び河童橋(渡らないけど)
ザックを担いで徳沢キャンプ場へ 再び河童橋(渡らないけど)
ショウキラン 今回の最大の収穫!(父撮影)
ショウキラン 今回の最大の収穫!(父撮影)
ショウキランを撮影する父
ショウキランを撮影する父
ズダヤクシュ たくさん咲いていた
ズダヤクシュ たくさん咲いていた
後ろを向くショウキラン もちろん先ほどとは別の株
後ろを向くショウキラン もちろん先ほどとは別の株
時々休憩を入れながら
時々休憩を入れながら
実をつけるサンカヨウ こんなデカいのは初めて見る
実をつけるサンカヨウ こんなデカいのは初めて見る
明神 ここまで山地図には1時間と書かれているが 花を探しながらなので1時間半かかっている
明神 ここまで山地図には1時間と書かれているが 花を探しながらなので1時間半かかっている
オドリコソウ 久しぶりに見た
オドリコソウ 久しぶりに見た
徳本峠方面への分岐地点
徳本峠方面への分岐地点
ギンリョウソウ
ベニバナイチヤクソウ
ベニバナイチヤクソウ
峻険な姿の穂高が覗く
峻険な姿の穂高が覗く
穂高を撮る
父撮影 この写真だと不思議とコンパクトに見える…
父撮影 この写真だと不思議とコンパクトに見える…
キャンプ申し込みは徳沢園だが、手前にある徳沢ロッヂだったっけ?と寄ってしまった
キャンプ申し込みは徳沢園だが、手前にある徳沢ロッヂだったっけ?と寄ってしまった
キャンプ場到着
薄暗くなってきたところ食事 奥のほうのテントは父が新しく買ったひとり用。なお 父は絶望に襲われ頭を抱えているわけではなく、腕立て伏せをしているわけでもなく、おそらく頭肌を濡らす小雨が気になっているのだろう。
薄暗くなってきたところ食事 奥のほうのテントは父が新しく買ったひとり用。なお 父は絶望に襲われ頭を抱えているわけではなく、腕立て伏せをしているわけでもなく、おそらく頭肌を濡らす小雨が気になっているのだろう。
2日目 時折強くなる雨 蝶ヶ岳を諦め 引き返すの図 返す返すも無念でござる…
2日目 時折強くなる雨 蝶ヶ岳を諦め 引き返すの図 返す返すも無念でござる…

感想

 今夏も父と高山へ行くことに。一時 杖をついていた父の膝の調子はいいようで、去年 甲斐駒ヶ岳の仙水峠まで登れた自信もあるようだ。
 徳沢キャンプ場2泊で蝶ヶ岳。数年前も計画していたが、前日の天気予報の急変で急遽 別山に変更したため 行けなかった山だ。
 高山植物もこれまでかなり見たので 上高地の花をメインとして、梅雨の間の晴れ間を狙う。これには上高地の観光客の混雑を避けるということもある。

 前々日に 7/2〜7/4 キャンプ、その前後 実家泊が決まる。
 メインは蝶へ登る7/3。その日の天気さえよければ、前後は最悪 雨でもかまわないわけだが、7/1夜の予報で 今まで晴れマークだった7/3の天気が一転「曇り・夜一時雨・強風」の予報に。
 強風が気になるものの ギリギリ許容範囲と 予定通り出発す。
 ザックの重さは私13〜14キロ、父は10〜11キロ。父はひとり用テント、より軽いマットを新しく購入したのだが、それにしてはいつもと同じくらいの重さだ。

 上高地へのシャトルバス (往復2000円) は空いていたが、上高地は観光客でいっぱい。
 ザックを荷物預かり所で預かってもらって (500円)、上高地散策 (13:05)。
 立派なシシウド咲く梓川の向こうには穂高の雄姿! しかし山頂部が雲に隠れてしまっているのは残念。
 河童橋から梓川対岸に渡り、川沿いを西へ。
 花は楽しめた。特にベニバナイチヤクソウの小群落。6〜7月には入れ替わり立ち代り いろいろな花が咲くようで また来たいところだ。
 人をあまり恐れず 闊歩するサルにも驚きだ。間近で見られるのは面白いが、しかしエサやりをすると人に襲いかかるようになる。箕面も人に襲いかかるようになる前はこんな感じだったのかもしれない。

 ウェストン碑から河童橋、上高地バスターミナルへと戻る。
 ザックを担いで いざ徳沢キャンプ場へ (14:55)。

 高低差のほとんどない 歩きやすい林道。すれ違う観光客 (登山者ではなく軽装) が結構多いが、明神池にでも行っているのだろうか。
 花もいろいろと楽しめた。特に2株のショウキランは最大の収穫。明神で見られたオドリコソウも10年以上前の伊吹山以来だったのではないか。
 エンレイソウやサンカヨウもたくさん見られたが、花の時期が終わっているのは残念 (エンレイソウが “シロバナ” ならば)。
 それと上高地を出発してすぐに見られたキバナノヤマオダマキが撮り損ねたのは悔いが残るところ。

 徳沢ロッヂ経由で キャンプ場到着 (17:50)。結局3時間弱かかった。テントは5張くらい。
 山小屋ではなく和風ホテルの徳沢園で手続き。テン場代ひとり1泊500円、それと毛布を借りる (500円)。
 炊事場に近いところにテント設営。
 夕食 (インスタントうどん中心) をとるころには薄暗く、また小雨が落ちてきた。
 しかし 明日は雨はないことを確信して 就寝 (20:10)。

 しばらくして眠ったものの、10時頃目が醒め、しばらく起きていた。
 この時期 夜は相当寒いだろうと覚悟していたが、まったく寒くなかった。毛布をかぶることなく、下に敷いたまま。

 いつの間にか眠っていて、4時頃 目が醒める。雨…。
 4:45 起床。雨は降り続いている。屋根のある炊事場で 立ちながらの朝ごはん。
 どうするか 作戦会議。とりあえず 午前中は様子を見ようと テント内へ。
 しかし だんだん雨 そして風が強くなる。明日も晴れる確率は低いだろうということで、撤退を決める。
 強雨の中 テントを撤収、荷造り。帰途につく (9:15)。
 歩き出したとたん 小雨になり、ついにはほとんどやんだので 後ろ髪を引かれる思いだったが、明神からは一転 土砂降り。諦めがついた。 
 たくさんの軽装の観光客とすれ違う。足元を濡らし汚して。この人たちも天気予報にだまされたのだと思うと 少し気は楽になる感じがした。

 土砂降りが続く中、上高地ターミナル着 (11:15)。
 さすがに雨中の同じ道、山地図の参考時間と同じ2時間で着いた。

 山行は大失敗だったが、天気のことだから仕方ない。それに花にはそれなりの収穫があった。

 とはいえ 今夏の高山はこれでおしまいとするのか!? 高山植物の季節はこれからだというのに 来年の計画!? 平板な高低差グラフが悔しくないのか!? 父の調子もいいぞ! 
 9月にはかずー氏と八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳を予定しているが、いろいろと考えるところだ。

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