袈裟丸山


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:58
天候 | 快晴、風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一応整備されています。賽の河原〜小丸山辺りは踏み跡が多数あります。所々に植生保護のためのロープ規制がありますが、アカヤシオ撮影のためか立入っているようです。私も2個所で入りました。(前)袈裟丸山への 登りは一部岩や木の根の急登がありロープが設置されている所もあります。(前)袈裟丸山から(後)袈裟丸山へのルートは八反張で風化が激しく通行禁止の看板があります。(7年前に登った時、後袈裟丸山を往復して来た人に会いました。大変だったようです。)つつじ平の1549mのピークまで往復しました。踏み跡がしっかりあり問題ないです。予定では バリエーションルートを下りるつもりでしたが、地形図を車に忘れたので自重し止めました。 |
その他周辺情報 | 水沼駅温泉センターを利用しました。600円(65歳以上割引か1割引きでした。JAFなど色々な割引があるようです。)富弘美術館に立ち寄りましたが、群馬県内がコロナ対応で独自の緊急事態宣言が出されていたらしく休館中でした。駐車場の反対にある地元の野菜直販店で聞きました。 |
写真
感想
袈裟丸山は7年前の9月に塔ノ沢登山口から往復で登って以来、2度目でした。2年前に、5月にアカヤシオが満開というヤマレコを見て、この時期に登りたいと計画していました。昨年は、コロナで緊急事態宣言が発令され都県境を跨ぐ移動の自粛が要請されていたので自重しました。今年も同様の事態になってしまいましたが、今年は、お世話になっているテレマークスクールが存続を掛けて感染対策を取りながらレッスンやツアーをやっているので応援する意図もあり、この事態でも都県境を跨ぐ移動をしています。なので、対策と注意を怠らなければ大丈夫と判断し、実行することにしました。
できたら路上駐車は避けたいと思い、6時半前には折場登山口駐車場に
着きたいと早めに家を出ました。どういう事情かは承知していませんが、
朝食を食べに立ち寄った上里SAのフードコートが営業していなくて、予定が狂いましたが、昼食に用意していたパンとおにぎりで対応しました。
高速を降りてから、その分を現地のコンビニで補いました。
ナビの誘導で、行きは国道122号線の小中から山道に入りましたが、
最深部の手前で、道路端でもがいている鹿を目撃しました。車を降りて確かめると、罠に掛かっていたようです。蔦にでも脚を絡ませているのかと思ったのですが、罠では助ける訳にはいきません。かわいそうでしたが、そのまま先を急ぎました。写真を撮るのも控えました。また、同じ姿を見たくなかったので、帰りは計画通りの沢入に出ました。
5:47に折場駐車場に着きました。私が6台目でした。気温7℃、冷たい強風が吹いていました。夏の登山の服装で来ていましたが、シャツとヤッケを羽織り、汗対策の手拭いと帽子を被り薄手の手袋をはめました。
これで大丈夫かとちょっと心配もありましたが、寒かったら雨具を着るつもりでした。霜柱も見たのでそれなりに冷えていたことは確かですが、寒さはその服装で問題ありませんでした。
つつじ平分岐辺りからアカヤシオの花が見え始めました。何枚も写真を撮りました。でも、期待していた程ではありません。風が強いので幾つか花びらが地面に落ちていました。散ってしまったのでしょうか。私はアカヤシオの花の生態についてはよく知りません。どれがアカヤシオの木かも区別できません。どうやら、ソメイヨシノのように花が咲いてから葉が芽を出しそうなことは想像できました。どの辺りが盛りを過ぎていて、どの辺りがこれから咲きそうなのかもよく分かりません。なので、そうした情報をお伝え出来ないのが残念です。アカヤシオは小丸山の先辺りまで見えました。
レコで賽の河原に木組みで出来た展望台があるらしいことは知っていましたが、以前登った時は塔ノ沢登山口からの往復だったので、どこにあるかは知りませんでした。折場登山口から登ると賽の河原の最初にあるのですね。早速登って展望を確認し写真を撮りました。
小丸山への登りは、登り切ったら展望が楽しめると期待し、標識にあった距離で後500m、400m…100mと見当を付けながら登りました。ほぼ目測通りに小丸山に着きました。4つの峰の袈裟丸山は、どれがどれか忘れていたのですが、その右の方にある皇海山・鋸山〜庚申山や日光白根山や男体山は分かりました。
袈裟丸山への登りはきつかったことは覚えていますが、どんな様子だったかは覚えている所と忘れている所がありました。急坂は今回の核心部だと思って頑張りました。稜線に出て斜度が緩くなり視界が開けると、風も強くなりました。広い前袈裟丸山の山頂に着きました。ここまでで9人の人に会いましたが、2人は私を追い越して行った人達でした。
霞がかっていてハッキリは見えませんでしたが、南アルプスらしき白い峰々も見え、赤城山の右には浅間山や四阿山が確認できました。北側に回り、後袈裟丸山方面を見ました。志賀高原から谷川連峰〜武尊山、その右に白い峰が続いていました。今回調べて、至仏山と平ヶ岳だと分かりましたが、その場では分かりませんでした。寒かったので、シャツとヤッケを羽織りお昼を食べました。この時、時間があったので後袈裟丸山まで往復することも考えたのですが、地形図を車に置き忘れたことに気付き、止めました。お昼を食べている間に4人の人が登頂し休憩していました。
下山中に、小丸山までで15人位の人と擦れ違いました。さらにその先では40人位の人に会い、つつじ平から下では10人位の人に会いました。10人位はダブルカウントしているかもしれませんが、合わせて70人前後の人と擦れ違ったことになります。袈裟丸山まで登った人ばかりではなく、小丸山までの人や単に稜線付近でアカヤシオの写真を撮っている人もいたようです。平日なのに大勢の人が入山していました。
雨量計の近くで、数人の人が登山道から離れた所でアカヤシオを見ているのに気付き、見たら数本のアカヤシオの木がきれいに花を付けていました。私もその近くまで行き写真を撮りました。「この辺りはきれいですね。」と声を掛けたら、「毎年だよ!」と返ってきました。やはり、通の人が知っているポイントがあるようです。
つつじ平もそういうポイントの1つらしいことをレコで知っていたので行ってみました。きれいだなと思う所もありましたが、特に目を引くことはなく、風が強かったのですが、座って休憩しました。温かいコーヒーを飲みました。登山道に戻る前に、ピークの南西側に回ってみると、人が三脚を立てて写真を撮っていました。その前に見事な花を付けたアカヤシオがあり、目を引きました。嬉しくなるほど見事でした。私も何枚か写真を撮りました。その人がそこにいなければ私は気付かずに立ち去っていたかもしれません。確かにつつじ平も見どころの1つでした。分岐に戻りゆっくり下りました。
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