神山・箱根駒ヶ岳


- GPS
- 05:05
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 863m
- 下り
- 268m
コースタイム
11:05 大涌谷分岐
11:45 冠ヶ岳入口(冠ヶ岳往復等計15分)
12:20 神山(休憩10分)
(途中昼食30分)
13:40 防ヶ沢分岐
13:55 山頂入口
14:10 箱根神社元宮
14:25 駒ヶ岳頂上駅(駒ヶ岳ロープウェイ駅)
天候 | ずっとガスの中。(もしかしたら雨雲の中) 時折(もしくは場所により)強風。 風が吹くと水滴がばらばら降ってきて雨のようだけど、本当に雨だったかは不明。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
小田原駅から大涌谷経由箱根園行きバス(伊豆箱根バス)早雲山BS下車 帰り:駒ヶ岳頂上駅よりロープウェイで箱根園へ下りる。 箱根園より箱根関所跡経由小田原行きバス(伊豆箱根バス) 箱根近辺のバスは路線が色々あるみたいで、よく分かりません。 帰りのバスの決め手は、箱根園の切符売り場の人のアドバイスで バイパス経由のため渋滞の影響を受けにくいというものです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況について、ほとんど赤土の道で大雨の時は滑りそうです。 水たまりが多く、ぬかるんでいる個所もいくつかありましたが、 それでも道の補修が多くなされており、頭が下がります。 また、笹の根に足を引っ掛けないよう注意が必要です。 駒ヶ岳山頂は吹きさらしなので、強風の影響をまともに受けやすいです。 観光客が歩きそうなエリアは柵で囲われていますが、 濃いガスが出ると、どこを歩いているのかよく分かりません。 目の前にロープウェイの駅が現れたから良かったようなものの、 悪くすると箱根でリングワンダリングという想定外の失態を犯すところでした。 観光エリアだと思って油断して、地形図を持って行かなかったことを後悔しました。 |
写真
感想
猛暑と雷雨を避けようというのが、駒ケ岳山行の理由でした。
箱根といったら社員旅行とか、車で観光といったイメージなのですが、
山と高原地図で見ると山歩きにはそこそこ良さげなルートもあるし、
新幹線を使えば千葉県からでも日帰りで行かれそうです。
新幹線で小田原駅に着き、発着所に停まっていたバスの運転手さんに
色々聞いたうえで、箱根園行きのバスに乗車しました。
ところが出発して早々に空を見てびっくり。
小田原の空には吊るし雲がぽかり。箱根の山に被さっているのは黒い雲。
それに引き換え、雨具といえばゴアの上着だけという山を舐めきった装備です。
装備を減らしたことを後悔しましたが、既にバスに乗っていたので
早雲山駅まで行って様子を見ることにしました。
早雲山駅に着いてみると小雨がパラパラしているものの、
まあ大丈夫でしょうということで、エスケープルートだけ確認してGO。
滑りやすそうな赤土の道ですが、こまめに修繕されているようで歩きやすいです。
コアジサイ、ブナなどなどの草木や苔が生え、それらがまたガスでしっとりして
なかなか見ごたえがあります。
尾根に出ると風が強く吹いているらしく、木が唸り、水滴がバラバラ落ちてきます。
枝が風で唸っている音って、その割に大した風じゃないことが多いんだよなと思いつつ
上だけしかない雨具を着て、さらに進みます。
途中で大湧谷との分岐に出るもののスルーして神山&駒ケ岳方面へ進みます。
またしばらく行くと、冠ヶ岳への分岐が現れました。
面倒でしたが、次という機会があるかどうか疑問ですので冠ヶ岳に寄ります。
冠ヶ岳の山頂は樹木に囲まれた狭い山頂です。
こう書くとつまらなさそうな山ですが、ガス&小雨のおかげで、これがなかなかいい雰囲気。
本道に戻ってバイケイソウを見ながらさらに歩くと、神山に着きます。
ここの山頂も広くはありませんが、フレッシュな(に見える)緑と
咲き残りのハコネウツギなどが色を添え、明るい雰囲気です。
雨が降らなかったら快適に歩くことができるかもしれませんが、
草木がしっとりして、葉や花の色が鮮明に感じるためか、美しく感じられます。
神様がここで踊っていても不思議はないと思わされました。
この後は高度をひたすら落としていきます。
時々笹が生えているので、根に足を引っ掛けないよう注意が必要です。
この後メインの駒ケ岳があるのに、こんなに落として大丈夫かと心配になりましたが、
あとで確認したら、駒ケ岳より神山の方が標高が高かったです。お見それしました。
バイケイソウ、サンショウバラ、ノイバラなどを観賞しつつ、駒ケ岳山頂手前の分岐に到着。
ここから樹木の道を出て、元宮へに行きますが、これがガスと強風の道。
丈の低い笹の中の道なので踏み跡が分かりやすいのですが、時々よろけました。
まもなく奇妙な場所に出ました。
長方形に切った石がごろごろしています。(これが何なのかは未だ知りません。)
また困ったことに、ここは山頂付近であるらしいのですが、
ガスのせいでどこを歩いたら良いのか分かりません。
何とかロープで囲った道を見つけて、これに沿って歩くと、目指す神社に到着しました。
お参りしようとしたのですが、風が強くて静止しているのが難しい状態で、
仕方なく拍手打って、辛うじてお参り、退散です。
神社からは舗装された道を歩けばロープウェイ駅まで楽勝だと思ったのですが、
20メートル先位までしか見えず、どこを歩いているのかさっぱり分かりません。
立派な舗装路も、やがて立派でない雑草?が生える舗装路になったりで、
さては駅を見逃したか、ここの山頂は周回になっているはずだから、
駅が見つからないと、いつまでも山頂をぐるぐる歩く羽目になるじゃないか。
地形図があれば迷わず歩けただろうにと不安になりました。
それでも運良くというか、ロープウェイ駅が突然現れました。
この日は強風でロープウェイも止まりがちだったらしいですが、
丁度動くところだったそうで、すぐに乗ることができてラッキーでした。
ロープウェイで芦ノ湖畔に下りたものの、ここも濃いガスの中。
バス停の位置が分からなかったがために、バスを1台乗り逃がしました。
ロープウェイの駅から出たら真直ぐ前に進みましょうね。(反省)
最後に、当初この山行の主役は駒ヶ岳でしたが、神山のほうに変更です。
雨でも良い山です。
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