平山城址公園の梅笠草と梔子草(クチナシグサ)

2021年05月17日(月) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 22.5km
• 登り: 356m
• 下り: 357m

天候

曇り時々晴れ間

アクセス

自宅 - 小宮公園 - 自宅 間の移動は自転車
自宅から平山城址公園周遊は徒歩

写真

八王子浅川の河原で「ケーン　ケーン」と甲高い声とバタバタという激しい羽ばたきのキジ(雉)　母衣打ち(ホロウチ)と言って求愛行為だそうです

小宮公園では花畑の花が綺麗です　ハナビシソウ(花菱草)　花芯が濃いオレンジの種類　原産がアメリカだけに漢方ではなく先住民の薬草として用いられてきたらしい

ジキタリス　別名キツネノテブクロ(狐の手袋)　ヨーロッパ原産で薬草として渡来　狐は手袋をするのかな？

柿の雄花　雌花しか見かけないことが多いですがこの木は雄花をしっかり観察出来ます

何時もの大鷹の森です　大鷹の巣はこの隙間から覗いて奥の奥　最初は何処だか分かりませんでした

何やら動きが...　大鷹の雌でしょうか　もう遠いし暗いしの証拠写真

この枝が絡まっているのが大鷹の巣でそこから雄が餌を運んで来るのを待っているのでしょうか頭を出しています

これは大鷹のヒナでしょうか　4月14日(土)に孵化したそうです　

キンケイギク(金鶏菊)　これは大鷹の森の近くで撮影しましたが浅川の河原など至る所で咲いています

クチナシグサ(梔子草)　小宮公園のものは既に終わっていて別の場所で見つけました

近畿ではレッドゾーンに指定している所もあると聞くと何か有難味を感じます

カルミア　アメリカ石楠花　花言葉は「優美な女性」、「大きな希望」　しかし葉に毒があるので別名Lambkill(羊殺し)とも言われている　これで一旦自宅へ戻ります

モンキアゲハ(紋黄揚羽)　後翅に黄白色の大きな斑紋があるのが特徴と言うが...

平山城址公園東園のタツナミソウ(立浪草)群生地　周りの草丈の方が高くて群生の様子が分かり辛いです

一番上に見える展望広場までタツナミソウの群生は続いています

1部を拡大して撮影してみるとこんなものです

ソヨゴ(冬青)　風が吹くと葉がこすれる音がする　冬も葉が青々と茂っている常緑樹

ソヨゴの実は見る機会が多いですが花を見たのは初めて　小さくて中々可愛い花です

ユキノシタ(雪の下)　 雪が積もっていてもその下に緑の葉を付ける生命力から名付けられたとされる

コントラストが強い花なので比較的焦点が合い易く綺麗に撮影出来る筈なのに...

サイハイラン(采配蘭)　隣の長沼公園では沢山ありますが平山城址公園でこの花は初めてなので感激です

今年も咲いたウメガサソウ(梅笠草)　丈が低い上に下向きの花の撮影は手鏡しかないでしょう

未だ咲き始めなのでこれから暫くは楽しめそう

高尾山の山頂手前のウメガサソは一段上に咲いているので角度的には撮影が楽だがこちらは数が多いです

クチナシグサ( 梔子草) 萼に包まれた果実の形がクチナシの果実に似ているのでこの名が付いたとか

もう終盤に近いのですがウメガサソウの近くに雑草の様に沢山咲いていました

ナワシロイチゴ(苗代苺)　イチゴが名前に付く花で一番多いのは白色次は黄色このピンク色は数少ない種類の一つ

サルトリイバラ(猿捕り茨)の実　何と言ってもこれは秋に赤くなった状態が最高です

オルレア　ヨーロッパに自生するセリ科の一年草　日本では園芸用に流通

スイカズラ(吸葛)　これぞ別名のキンギンカ(金銀花)の名に相応しい状態　花は白から黄へ変化します

キューイの雄花　雌花は真ん中から放射状になっている白い線が見えるとか　お茶の花に似ていますがもっと大きい

寺澤谷戸公園にて　オオツルボ(大蔓穂)　こんな末期の花は見たことがなかったので撮影です

バイカウツギ(梅花空木) 梅の名が付くが花弁は4枚　雌蕊の先が4烈しているらしいがそれを撮影出来ていませんでした

ネズミモチ(鼠糯)の花　果実がネズミの糞に似ているという酷い名前　イボタノキ属

旧柚木村の畑の一角に毎年咲いているのはロサ・カニナ(ドックローズ)でしょうか　南九州独特のツクシイバラ(筑紫薔薇)にも似ています

コンニャク(蒟蒻)の花　英語圏では「Devil's Tongue(悪魔の舌)」などと呼ばれている強烈な悪臭のする花

感想

ランツベルク

何か梅雨入りした様な天気、迷いましたが雨には合わず時々晴れ間もある散策となりました。

この時期の楽しみは平山城址公園の梅笠草です。未だ花はのっぺらぼうでしたが今年も沢山咲きそうです。そして2年前は1株だけ残っていたクチナシグサが終盤とは言え沢山咲いていました。

まあまあ満足の散策となりました。

Landsberg