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記録ID: 3194286
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ハイキング
アジア

【過去レコ】韓国 大田郊外の山・俗離山(ソンニサン)

2000年11月03日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.1km
登り
1,194m
下り
1,189m
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
バス
登山地図
元サイズのボタンで拡大表示できます。
登山地図
元サイズのボタンで拡大表示できます。
新羅荘旅館。ここにお世話になりました。
新羅荘旅館。ここにお世話になりました。
俗離山玄関口の町です。朝早く、人も未だまばらです。おでん屋さんが開いていたので朝食取りました。
俗離山玄関口の町です。朝早く、人も未だまばらです。おでん屋さんが開いていたので朝食取りました。
朝もやの中、俗離山に向かいます。
朝もやの中、俗離山に向かいます。
登山ルート図。持っていた登山地図では天王峰へはコースタイムが記載されていたが、この看板では、天王峰へのルートが点線になっており、ハイカーも少なかった。
登山ルート図。持っていた登山地図では天王峰へはコースタイムが記載されていたが、この看板では、天王峰へのルートが点線になっており、ハイカーも少なかった。
天王峰に向かう明るい道。
天王峰に向かう明るい道。
山頂稜線が見えてきました。
山頂稜線が見えてきました。
登山口の町が眼下です。ずいぶん登ってきました。
登山口の町が眼下です。ずいぶん登ってきました。
あそこが山頂っぽい。
あそこが山頂っぽい。
叔父様たちのいた天王峰の山頂着。
叔父様たちのいた天王峰の山頂着。
天王峰からの稜線
天王峰からの稜線
主稜線のルートわかりずらく、少々迷った。
主稜線のルートわかりずらく、少々迷った。
文蔵台の岩峰に人がたくさんいます。天王峰では人が少なかったので、びっくり。
文蔵台の岩峰に人がたくさんいます。天王峰では人が少なかったので、びっくり。
階段を登る。
文蔵台山頂。ここから人が多くなった。
文蔵台山頂。ここから人が多くなった。
文蔵台から眺め。観音峰。
文蔵台から眺め。観音峰。
天王峰を振り返ります。右奥が天王峰で尾根どうしで歩いて来ました。
天王峰を振り返ります。右奥が天王峰で尾根どうしで歩いて来ました。
山小屋にて。パラソルがたくさん。
山小屋にて。パラソルがたくさん。
下ります。
途中の茶屋でチジミを頂きました。ビールが美味しい。
途中の茶屋でチジミを頂きました。ビールが美味しい。
紅葉がさかりでした。
紅葉がさかりでした。
紅葉がいい感じ
法住寺(ポプチュサ)
法住寺(ポプチュサ)
朝鮮半島唯一の木造の五重塔、捌相殿。
韓国国宝。
朝鮮半島唯一の木造の五重塔、捌相殿。
韓国国宝。
麓の町に戻った。
麓の町に戻った。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) 常備薬 保険証 携帯 時計 カメラ

感想

俗離山(ソンニサン)1058m
バスターミナルー(2時間)−天王峰―(2時間)−文蔵台ー(2時間半)ーバスターミナル

韓国で人気の山と言えば、漢拏山(ハルラサン)、雪岳山(ソラクサン)は間違いないだろう。次は俗離山(ソンニサン)かも知れない。ミレニアムの2000年秋、11月の3連休に1日休暇を付けてでかけてみた。
俗離山(ソンニサン)は大田(テジョン)郊外で、ソウルからだとアプローチは俗離山に直接向かう高速バスが便利である。

11月2日
大韓航空KE704便にて16:35ソウル入りして、そのまま江辺(カンビョン)のバスターミナルへと向かった。俗離山行きの最終バス18:30に間に合わない場合には、江辺で旅館を探すつもりであった。幸い、最終バスにぎりぎりで間に合った。乗客5名を乗せたバスは夜のソウルを後にした。韓国の高速道路を初めて移動してみて、ソウルに向かう反対車線の渋滞、明かりの少ない高速道路に少々びびる。清州を経由し、残った乗客は自分ひとりになった。道はつづら折りとなり、ヘッドライトに照らし出された広葉樹の紅葉が見事であった。夜中の10時、俗離山の麓の町(法住寺食堂街)に到着。バスを降りると、優しそうな客引きの叔母ちゃんが一人、最終バスの到着を待っていてくれた。叔母ちゃんの旅館(新羅荘旅館)はバスターミナルから歩いて2分のところで、宿代2万ウォンと観光地にしては格安だった。食堂も開いているところが無さそうで、荷物を置いた後、近くの食堂まで案内して頂いた。真っ暗で誰も居ないバス停に一人降り立ち、深夜の宿探しはどんなに気が重いことだろうと思っていた。僕たちはこうした人がいてこそ、楽しく旅ができると、つくづく思った。石油ストーブのぽかぽかの席で、テンジャンチゲを頂き、韓国メッチュを飲んでから宿に戻った。

11月3日
俗離山の玄関口の集落は、ちょっとした町になっていた。7時、気温は5℃ほどか?朝もやの中、吐く息が白い。おでん屋の屋台をみつけ。熱々のおでんで朝食を取り、俗離山に向かった。まだ早いせいだろう、登山者もまばら。法住寺の分岐を過ぎ、紅葉の林道を行く。最初の山小屋で休んだあと、俗離山最高峰の天王峰(チャンワンボン)に向かった。登山ルートを示す看板には、天王峰へのルートは点線になっており、どうやら多くの登山者は文蔵台(ムンジャンデ)に向かうらしい。
紅葉の森から、稜線の奇岩が見え隠れするころには、辺りの木々はすっかり葉を落とし、初冬といった感じである。振り返ると登山口の町が遠くに見えた。天王峰1058mの山頂に到着した。おじさん4人組の先行パーティがいた。何やらお供えものとお神酒で儀式中のようだ。一緒に手を合わせた。暫し談笑し、お酒をごちそうになってしまった。山頂を楽しみ、お礼を言って天王峰を後にした。この後は文蔵台までの2時間ほどの縦走。ところが分岐を見落とし迷ってしまった。微かな踏みあとをたどって尾根に強引に登り返す事に。
天王峰周辺は熊笹のやぶが少しうるさい所もあったが静かな山歩きだった。天王峰、文蔵台間の縦走が今回のハイライトであった。奇岩の間を進み、天王峰が遥か遠くなると、文蔵台に着いた。ここからは登山道が一変した。多くのハイカーが歩いてきており、にぎやかになる。文蔵台ピーク下の小屋は北アルプスの小屋のようで、日よけのパラソルが並び、自動販売機にカード電話などがあった。小屋では食事もとれるようだ。文蔵台の賑やかな山頂で写真を撮り下山する。下山の際もたくさんの人が絶えまなく登ってくる。
途中の茶屋で、チジミをつまみにビールを頂いた。法住寺(ポプチュサ)に立ち寄り、バス停も戻れたのは夕方5時になってしまった。バスでは心地よい疲労感と、程よい揺れでうとうとと寝てしまった。

大田に宿泊し、翌、11月4日は鶏龍山に登った。
鶏龍山は以下にまとめてある。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3189379.html

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