【過去レコ】韓国 釜山の山城・金井山(クムジョンサン)

- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 805m
- 下り
- 1,181m
天候 | 晴れ |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
明倫洞駅からスタート(金剛公園ロープウェイも利用) 梵魚寺駅へ下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは長いですが問題なし。 登山地図はこちらに収納しました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/showfile.php?fid=18878 鬱陵島(ウルルンド)の聖人峰(ソインボン)に登り、釜山に戻って2日間ハイキングできました。鬱陵島では、船が欠航になる事もあるので、どうしても予備日が必要になる。あまった予備日でハイキングしたものです。 鬱陵島聖人峰は以下にまとめてある。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3128866.html |
その他周辺情報 | 記録作成にあたり参考にしたサイト https://www.visitbusan.net/index.do?menuCd=DOM_000000401001001000&uc_seq=396&lang_cd=ja https://www.pusannavi.com/miru/1054/report/ |
ファイル |
金井山地図
(更新時刻:2021/06/04 17:36) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
筆記用具
ガイド地図(ブック)
常備薬
携帯
時計
カメラ
|
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感想
金井山(クムジョンサン)802m
2001.1.2
金剛公園ロープウエイー(1時間半)ー上鶴山ー(3時間半)ー姑堂峰ー(1時間半)ー梵魚寺駅
鬱陵島(ウルルンド)で年越しし、釜山に戻った翌日、金井山(クムジョンサン)に出かけてみた。晴れていたが風のある寒い日であった。金井山は釜山でハイキングできる人気のある山だ。釜山港は見下ろせないものの、展望素晴らしく、こんな寒い日でも多数のハイカーで賑わっていた。金井山は高さ1.5〜6m、全長17.3キロの城壁と、東西南北の門に囲まれた韓国最大の山城になっており、最高峰の姑堂峰(コダンボン)、上鶴山(サンガクサン)を含め山城一帯が金井山と呼ばれている。南の上鶴山から北の姑堂峰へと欲張って歩いてみたが、金剛(クムガン)公園と上鶴山、梵魚寺(ポモサ)と姑堂峰(コダンボン)と分けて歩いても楽しめそうである。釜山で時間が取れれば、またぜひ出かけてみたいところである。四つある山門は西門だけ縦走路から外れていたので行かなかったが、早出すれば行けたかも知れない。
釜山に来ると、いつも中央洞のソウル荘旅館であり、今回もここに宿泊。旅館を出て、地下鉄明倫洞駅に降り立ったのが8時半であった。金剛(クムガン)公園にかかるロープウェイが見えており、そこに向かって歩き始める。地図を見ながらキョロキョロしていると、金剛公園で働くお姉さんが、たまたま通りかかり、連れていってあげるとの事で助かった。
ロープウェイ始発の9時半を待つことにした。もっとも山道を歩いても1時間ほどで登れてしまう。ロープウェイ山頂駅につくと、風が強く寒いので、早速上鶴山へと向かった。縦横無尽にハイキングコース、林道が入り交じり、少々迷ったが、上鶴山方面の山が見えてきたので、コンパスで確認して進む。道標も所々にあったが、分かりずらいので注意。幅の広い林道を行くと南門が現れた。立派な門である。こうした門が山城の東西南北にある。南門の背後には小さなピーク(マンミ峰、漢字不明)があり、上鶴山はその裏側で見えない。マンミ峰の岩のピークに立つと、上鶴山と、今日これから歩いていく姑堂峰(コダンボン)までの稜線が見えた。上鶴山は左側が岩尾根になっており、秩父の二子山のような感じであった。姑堂峰は遥か遠く、時間を考えるとたどり付けるか少々不安になってしまった。マンミ峰で先行登山者が居たので少し話ができた。ハイキングコースは、石積みの城壁の脇を行くが、このあたりの城壁は低い。
マンミ峰からの稜線と、上鶴山の稜線が出合ったところには崩れた小屋があり、上鶴山の山頂は更に10分ほど行く。大岩の間を進み、誰もいない上鶴山、638mに達した(11時)。来た道をいったん戻る。林道には茶屋の従業員であろう、荷揚げの車が上がってきており、茶屋の準備で忙しそうだった。東門へは今度は北に向かう事になり、途中から一緒になった二人のハイカーと歩いた。一人は少しだけ日本語が話せた。反対側からもたくさんのハイカーである。相変わらず北風強く寒い。舗装された車道を横切ると、東門はすぐであった。このあたりは、ハイカーに観光客も混ざっており、かなり賑やかであった。二人のハイカーとはここで別れた。
幅の広い尾根を進む。風を避けるところ少なく、僅かな風よけを見つけて食事にした。釜山の中央洞で買ってきたキンパ(韓国海苔巻き)である。テルモスにお茶でもあると最高であったが、それでもキンパは美味しかった。日本の海苔巻きと見た目はほとんど一緒であるが、韓国のキンパは具沢山で、ごま油の風味もあって、日本のものより好きだ。
さて北門まで来ると、最後の山、姑堂峰が近い。山頂付近の岩を登るハイカーが見えている。ここには井心洗と書かれた碑の脇で、湧き水が出ていた。梵魚寺(ポモサ)に下る際の脇の沢を除けば、この日唯一の水場であった。姑堂峰は北門から30分だった。風の強い、姑堂峰の山頂802mに着いた。山頂直下の岩場は、もし雪でも着いていればいやらしい感じであった。
姑堂峰からは梵魚寺でお参りして、地下鉄梵魚寺駅に着いたのは4時を少し回っていた。
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