有間山、なえた心を励まして
penngin
体力度について
- GPS
- 06:13
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,131m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 梅雨の走りも収まって、乾燥した晴れ間のはずが、雲が多かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
蕨山に続く尾根に上がってからの道は、登りに使う分には問題なし。下りに使うときは注意。 滝入の頭から鳥首峠への下りは、ガレた急坂� 船筌使�根〜ガレた急坂�◆�ガレた急坂�，浪薪拂未辰討盞�。 |
写真
蕨山に続く尾根に上がってしばらく、ロープの下がった断崖、というか急坂。ロープが下がっているのは2カ所だったかな。急坂は繰り返し現れる。
拍手
装備
| 個人装備 |
ヤッケ
カッパ
帽子
軍手
傘
ツェルト
シート
ライター
細引き
結束
ヘッドライト
チェーンスパイク
地図
バーナー
ボンベ
コッヘル等
|
|---|
感想
GWの連休が終わって、緊急事態が解除されるまで我慢しようという思いが強すぎた。あの時、緊急事態が延長されたことで、少し心が萎縮した。
皆さんの記録に、きれいな花の報告を見ても、面倒くさいが先に立つ。面倒の少ない川を歩いてみたものの、症状は変わらない。仕方がないので、行きたくないけど、無理やり名栗の奥まで行ってみた。
朝、思った通りに起きられない。これも症状の一つ。予定よりも30分遅れで家を出発。名郷のPに車を置いて、登山開始。
とりあえず、蕨山を目指す。天気は良い。暑くなりそうだ。寒さがなくなって、地下足袋を使うようになったら、これがやみつきになってしまった。近所の500mくらいの山なら、地下足袋で十分。今日は1000mを越える。
林道の終点から沢を渡って山道に入る。最初から急坂で、どんどん高度を上げる。小一時間で蕨山に続く尾根に上がる。比較的歩きやすい尾根道と、見上げると嫌になるような急坂が交互に現れる。これが蕨山まで続く。
きつくなったところで、家で作ってきた、漬物を混ぜ込んだおむすびを、立ったまま食べ、また進む。気温が上がってきて、じっとり汗をかいている。
「この登り、なんだか今までと違って、上が見えない」と絶望したくなる登りが見えたら、それが最後の登り、蕨山山頂。左に行けば展望台、右に行けば蕨山最高点があって、有間山に向かう道。
おむすび三号を食べていると、今までなかった風を感じる。そう言えば車の中で聞いた天気予報が、西高東低の気圧配置になって西風が強まるといっていた。有間山に向かう。
逆川乗越という鞍部からは、橋小屋の頭に向けて急登が始まる。蕨山の急坂がかわいく思えるような急坂だが、長く続かないのが救い。
もしも嫌気がさしたら、橋小屋の頭から帰っても良いかと思ったが、まだ嫌気はさしてない。タタラノ頭に進む。尾根道らしいアップダウンを繰り返し、30分ほどでタタラノ頭。
尾根は南北に走っていて、南に向かって歩くと、前方の空は曇っている。ここまで青空を意識しつつ来たが、南の方は曇っているようだ。この間、谷から冷たい風が吹き上げてくる。それも西ではなく、東側の谷からだ。
予報では、明日は雨だといっていた。西高東低の気圧配置が早めに崩れて、気圧の谷が伸びてきたか。
少し前に白ヤシオは終わったようだ。無残な残骸が登山道に落ちている。他の方の記録を見て、どうして心が動かなかったのだろう。今はもう、咲いている花はない。三つ葉つつじはいくつか見かけた。
タタラノ頭についたら、日向沢の峰まで足を伸ばしたい思いに駆られる。そうなると、ゆっくりお昼を食べながら長沢背稜の景色を楽しむ余裕はなくなる。先に進みたいという思いが出てきただけでも上等、分相応に引き返す。
まもなく、左手に鹿除けのネットが現れしばらく続く。橋小屋の頭から滝入の頭までは、ずっと長沢背稜を楽しめる。長沢背稜は見えているものの、背景は雲。やはり南は曇っている。
しょうじくぼの頭まで来ると、鹿除けのネットに邪魔されずに長沢背稜の景色を楽しめる。その辺りの広くなったところでザックを下ろす。蕎麦粒山の山頂には雲がかかっている。コンロでお湯を沸かす。お昼はお茶漬けと、大根葉のラーメン。有馬山稜と長沢背稜に画された広大な山野を眼前に、ここで過ごす時間は格別だ。
長沢背稜に迫ろうとする雲が、徐々に重みを増しているように見える。雨が降ることはないだろうが、念のため、先に進む。両神山が見えている。その左手は八ヶ岳だろうか。滝入の頭を過ぎ、しばらく行ったところから、尾根は突然、崩れ落ちるかのような急坂となる。
ざれた急坂を慎重に下るとヤセ尾根となり、またざれた急坂が現れる。こちらにはロープが下がっている。それを下ってしまえば鉄塔の下をくぐって、鳥首峠は目前。
秩父の生まれなので、鳥首峠への出入り口は浦山だった。秩父を出て四〇年を過ぎ、反対側の名栗が、すっかりなじみになってしまった。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
蕨山の最新記録
有間山の最新記録
橋小屋ノ頭の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する