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記録ID: 325482
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

瓶ケ森 〜西之川ルート〜瓶壺-女山-男山

2013年07月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:51
距離
11.8km
登り
1,661m
下り
1,660m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:50駐車場所→9:10名古瀬登山口→10:30常住→11:30鳥越→12:30瓶壺(休憩)→14:20瓶ケ森[女山]→14:50男山→[下山開始]15:20瓶壺→16:00鳥越→16:50常住→17:40名古瀬登山口→17:55駐車場所
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
いよ小松インター→11号線伊予氷見→12号線下谷→西之川林道
コース状況/
危険箇所等
西之川ルートは難所も多く、熟練者コースであることは他の方のレポートでなんとなくわかってはいましたが、登山歴2年目、初瓶ケ森の私にとってかなりきつめのコースで苦戦しました。

コースは最初から最後まで登りがきつく、道幅が狭いため終始滑落に注意しなければなりません。

一般的な登山道には途中で傾斜がゆるくなって一服できるような箇所がありますが、このコースにそういった箇所はほぼ無いといってよく、常に40cm〜80cm程度の狭い道に気を遣いながら歩く必要があります。

途中分岐っぽい箇所も多く、時には沢にそって巨石の間を縫って歩かなければならないこともあります。

ロープを使う箇所や木橋、ハシゴも数カ所ありますので注意が必要です。

このようにわかりにくく歩きにくいコースですが、救いは要所に赤テープの目印がかなり多く付けられており、ちょっと道がわかりにくいと思った時はぐるっと周囲を見回すと必ず目印が見つかりますので落ち着いてルートを探してください。

また、通常下りは登りの半分程度の時間で進めるのが普通ですが、このコースは道が悪いので登りより2-3割時間が早い程度だと思っておいた方がいいです。(道悪なので下りは非常に危険です。)
西之川林道
名古瀬登山口
いきなりの急登でうっそうとした森の中を行きます。
いきなりの急登でうっそうとした森の中を行きます。
30分ほどですぐ林道に出ますので。この箇所を右へ行けば登山道の続きです。
30分ほどですぐ林道に出ますので。この箇所を右へ行けば登山道の続きです。
荒れた細道。
2013年07月26日 12:50撮影
7/26 12:50
荒れた細道。
水場です。滝があり涼しいです。この水が飲めるのかは不明です。
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水場です。滝があり涼しいです。この水が飲めるのかは不明です。
時にはロープを補助に岩場を上らなければなりません。
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時にはロープを補助に岩場を上らなければなりません。
鳥越にある「鳥越の岩」
2013年07月26日 12:50撮影
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7/26 12:50
鳥越にある「鳥越の岩」
瓶つぼ。その名の通り天然の瓶です。直径2m、深さも2m程度。地元でも人気の天然水のようです。私も初めて山で水を飲みましたが、無味無臭で非常にまろやかでした。ただし、水面には枯葉のクズや小さな虫が浮いていたりしますので、水をくむときはペットボトルなどを深めに沈めてくんだほうがいいと思います。
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瓶つぼ。その名の通り天然の瓶です。直径2m、深さも2m程度。地元でも人気の天然水のようです。私も初めて山で水を飲みましたが、無味無臭で非常にまろやかでした。ただし、水面には枯葉のクズや小さな虫が浮いていたりしますので、水をくむときはペットボトルなどを深めに沈めてくんだほうがいいと思います。
瓶つぼからの風景
瓶つぼからの風景
瓶つぼ左手の登山道から山頂を目指します。
瓶つぼ左手の登山道から山頂を目指します。
このあたりはどこも景色が抜けていて非常にきれいです。
このあたりはどこも景色が抜けていて非常にきれいです。
雲がいい感じ。
瓶ケ森ヒュッテ方面へ道なりに行けば山頂です。笹をかき分けて進まなければなりませんが、道はわかりやすいです。
瓶ケ森ヒュッテ方面へ道なりに行けば山頂です。笹をかき分けて進まなければなりませんが、道はわかりやすいです。
ヒュッテ跡
親切な案内板。
まもなく山頂です。
まもなく山頂です。
瓶ケ森到着。
山頂からの風景。
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山頂からの風景。
山カメラで石鎚方面を撮ってみました。
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山カメラで石鎚方面を撮ってみました。
こちらは伊予富士、笹ヶ峰方面。
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こちらは伊予富士、笹ヶ峰方面。
帰りはぐるっと廻って男山へ寄りました。
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帰りはぐるっと廻って男山へ寄りました。
行者小屋を通過して下山開始です。
行者小屋を通過して下山開始です。

感想

東之川ルートへは、ロープウェイ下谷前を通過し、数分走った道を左折するのですが、まだ崩落が復旧されておらず、徒歩での通行のみ可となっています。

西之川ルートへは、東之川入り口を通過してそのまま西之川林道を15分ほど進んだところにありますが、この林道が舗装されているのは最初の2割ほどで、あとは砂利道、泥道の続くオフロードとなりますので、一般的な乗用車や乗用車4駆でいくのはやめておいたほうがいいと思います。

林道を15分ほど走ると道の左手に「瓶ケ森」と書かれた名古瀬登山口があります。この林道は10トン車なども通行しますので、登山口手前の待避場所、もしくは登山口通過後の待避場所が広く空いていますのでどちらかに駐車してください。

瓶壺までの登山道はとにかくうっそうとして苔むした森の中の狭い道を終始注意して歩かねばならず、急登、道悪の上級者向けコースで登りはじめからちょっと後悔・・・

このようなコースに行くときは時間に余裕を持って、食料、水などもいつもより多めに持って行かれることをおすすめします。

携帯の電波はスタートからしばらく入りませんが、中盤からは割と使える場所も多いです。(auの例)

このように、しんどいコースでしたが、上りきったときの充実感はかなり良いものでした。

山頂付近はこのあたりの山によく見られる笹道で、風が強く360度山ばかりのロケーションで、非常に気持ちがいいです。

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コメント

赤いさらし
盗難に遭った子持権現本尊が完成し、この秋に安置する準備のため、28日にこのコースを登り、追加の赤いさらしを目印に付けてきました。
名古瀬登山口から上の登山口までの岩道を、車で行こうとして、2台のうち1台パンク。
石や岩でのパンクは、釘でのパンクと違い、パンク修理不能、タイヤ交換となりました。
アブの猛攻撃を受けましたが、メントールを染み込ませた市販の汗拭きウエットティッシュを出しただけで、寄り付かなくなりました。(効き目は20分くらいかな?)
常住跡から鳥越の間にある沢(写真6、常住跡から約30分)の水は飲めますので空いた容器があれば補給してください。
冷たくて美味しかったです♪
2013/7/30 9:45
赤い目印に何度も助けられました。
こんにちは。
赤いテープと布状の目印の2種が多数あり、要所でかなり助けられました。

私も登ってから名古瀬登山口より上に登ればよかったと思いましたが、名古瀬より下に駐めたためかなり余分な距離を歩かされてしまいました。

私は幸い4駆でしたので車両トラブルには至りませんでしたが、途中で車がダメージ受けると困りますね。

ぶよかあぶかわかりませんが、まだ手や首周辺の刺し傷?のようなところがかゆくて腫れてます。

次回からはあぶ対策にギャッツビーで一拭きしてから登りたいと思います。
2013/7/30 18:28
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