チブリ尾根避難小屋(市ノ瀬からピストン)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
天候 | 曇のち一時晴れ、小屋付近は霧 早朝の市ノ瀬20℃、山中は18℃くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは市ノ瀬ビジターセンターにあります。 指導員も常駐しておられます。 危険箇所はありませんが、粘土質の部分、コース上に水が流れているところではスリップ注意。 虫は虫除けの効果もあってか、気になりませんでした。被害もなし。 |
写真
感想
前日に福井出張があり、福井に宿泊し早朝スタートを計画しました。
ということで、今回はソロです。
福井北IC近くのビジネスホテルを4時にチェックアウトし、市ノ瀬を目指しました。途中、勝山市内の最終コンビニ(道路を隔ててセブンイレブンとローソンがあります。)で昼食調達しました。反対車線側にあるローソンです。(Pontaカードで囲い込まれています)
ここへ途中追い越した広島ナンバーの観光バスが入ってきて、買い物&トイレ休憩のようでした。運転手さんがタバコ休憩しておられたので、「呉出身なので広島ナンバーが懐かしいです。」と申し上げましたが、「山陽道で事故があり、三原久井で降りたので、眠たい。」とこぼされていました。乗客は白山登山客で別当出合まで行くそうです。
市ノ瀬へは5時過ぎに到着、道中は路面が濡れ、霧が濃いところもあり心配しましたが、市ノ瀬はまったく問題のない天候でした。
駐車場(無料)は8割方の入り、係りの方が止める位置を指示してくださいますので、混乱はありません。
市ノ瀬ビジターセンターの外に登山ポストがあります。記入台もありますが、占拠されていましたので、ビジターセンターの中に入り、パソコンの設置してあるテーブルを拝借して登山届けを記入しました。指導員の方にここの標高を聞きましたが、830Mと即座に回答して頂きました。
トイレも水洗できれいです。
午前5時40分に誘導員の方に、チブリ尾根登山口の位置を確認してスタートしました。10分くらい歩いてGPSの電源を入れていないことに気づき、電源ON。そのためGPSログは途中からのスタートになっています。
加えてもう少し行ったところで今度はコンビニで買った昼食用のおにぎり2個とミニクリームパン5個入りを車に忘れたことに気づきました。ここまで来てしまっては取りに戻る選択は私にはありませんでした。日帰りなので、行動食と非常食で何とかなるという結論です。
ほぼ同じ時刻にスタートされた方は、ソロの男性が2名、ご夫婦が1組でしたが、先行していただきました。ソロのお一方はトレラン風(ヘルメットにトレラン用ザックでしたが、靴は重厚な革の登山靴)で小走りに去って行かれました。この方は私の下山中に再度抜いて行かれました。(別山往復されたのでしょうか?)
ご夫婦は途中休憩を多く取られ、私がチブリ尾根避難小屋を出発するのと入れ替わりに到着されましたが、「人の少ないところを選んで、三ノ峰を目指している。」とのことでした。
途中10名くらいのパーティに先行してもらいましたが、彼らが休憩中にパスさせてもらいました。初展望の地点で私が休憩中に再度先行されました。その後、数組に道を譲りましたが、再度お会いすることはありませんでした。
登山道は刈り込みも含め、よく整備されています。中間地点より下には登山道が川のようになった箇所、赤土に緑掛かったグレーの粘土が混じる地点などがあり、スリップには要注意です。
また、その粘土質にストックのゴムキャップを二度持って行かれました(ブラックダイヤモンドなので安くてありがたいのですが、小さいのでストックとのフリクションも比例して小さいということ)。すぐに気づき回収できましたが、黒のキャップは発見しにくく少々時間を浪費しました。⇒カラフルなゴムキャップがあってもよいのでは?
自分的には今回も、”汗”との戦いでした。勾配が急になり始めると心拍数が上がり始め、155を超えたあたりから滝汗の状態になります。汗止め用のヘアバンドをしていても首を振ると10滴以上の汗が飛び散ります。この時点でヘアバンドを絞ると汗が濡れ雑巾を絞るのと同じくらい出ます。心拍数は最高で理論値(220−年齢)を上回る170まで行きました。
心拍数を155〜160くらいに保つためには、ペースを落とすことが重要になって来ます。そうなると鈍足がもっとスローになってしまいます。中間地点まで1.7Km/hだった平均速度はチブリ小屋到着時には1.3Km/hになっていました。
小屋到着時にウェアは上下ともずぶ濡れで、ポケットに入れてあったハンカチも絞れました。阿弥陀に掛けたPaaGoのカメラバックも防水ではないので、中のカメラまでは濡れていませんが、湿っています。防塵用のフィルタ表面が曇る症状が出ています。
しかし、これだけ大汗を掻いてもFinetrackのドライレイヤー+モンベル・クールメッシュのVネックシャツとニーロングタイツのお蔭で、不快感はありません。大したものです。その上は長袖山シャツとニッカーです。
水分は今回ソロなので、ハイドレーションに水2L、ポカリ500ml×2を用意しました。(その他、非常用水ペット500ml・これを使うときは遭難とのコンセプトです)
ポカリ1本は途中の休憩時に半分、小屋で半分を消費、もう1本は手付かずで下山、ハイドレーションの2Lは下山と共になくなりました。もし、別山まで行っていたら、確実に水不足に陥ったと思われます。
チブリ避難小屋到着時に逆コースから来られた男性が弁当休憩されていました。野々市から来られた方で南竜山荘に泊まって御舎利山経由で来られたとのことで、「御舎利山への稜線のお花畑がすばらしかった。」の言葉に心は揺れましたが、小屋から御舎利山へは勾配がきつくなるので別山まで行くと小屋から往復4時間は必要と判断し、ここまでとしました。
お盆休みに南竜山荘を予約していることも理由の一つにあげることが出来ると思います。その時は、下りにこのコースを利用しようと考えています。
下山を開始した時点では小屋もガスに包まれ、別山方面の視界はありませんでしたので、イソップ童話のキツネに倣い「合理化」していましたが、お花畑で時間を潰している間に見事に晴れてきました。
下山は樹林帯の中をひたすら下ります。写真がないのは面白みに欠けるためです。
下山後に車の中にあった賞味期限7/27午後2時のおにぎりを頂きました。その後、先週と同じ「白山展望の湯(650円)」で日帰り入浴、先週は1Fが男湯だったのが、今週は2Fが男湯となっており、せめてもの救いでした。
先週食べ損ねた「浜焼き鯖(土の駅・元庵)」は出張時の昼食で頂いたので、今回は九頭竜湖経由の白鳥IC利用の東海北陸道で帰りました。(お店の人に確認したところ、毎週木曜日・第4日曜が定休日、午後5時に閉店するとのことでした)
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