小楢山【焼山峠BS→乙女高原→小楢山→焼山峠BS】
- GPS
- 05:39
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 418m
- 下り
- 412m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://eiwa-kotsu.jp/media/root_5_tour.pdf?0329 |
写真
感想
毎日コロコロと変わる天気予報は、もはや予報の体を成していない。
晴天には期待できそうにないけど、またツツジでも観に行こうか。
小楢山の山頂にある群生地が見頃を迎えていそうなので、焼山峠から。
単純ピストンだと物足りないので、乙女高原や幕岩を絡めると楽しくなります。
■焼山峠BS→乙女高原→焼山峠
塩山駅発のツアーバスは、3便とも満席のようでした。
特に3便目ともなると大弛峠から日帰りは厳しいので、山小屋泊でしょうか。
柳平で焼山峠行きに乗り換えたのは9名と、思った以上に大所帯です。
いつも自分ひとりしか乗らないので、廃線になるのではとヒヤヒヤしていました。
焼山峠でトイレなど済ませて、小楢山とは反対側の乙女高原をと登ります。
すべて舗装路でマイカー通行化なので、車の往来には注意しましょう。
乙女高原は、かつてのスキー場跡をお花畑にして観光資源として再利用しています。
特にレンゲツツジが大規模に群生するので、6月中旬は観光客も多いでしょう。
ゲレンデトップの辺りは何かありそうで、意外と何もありません。
レンゲツツジを鑑賞するだけであれば、下の方を周回するといいでしょう。
グリーンロッジは休業中のようですが、外のトイレは使えます。
軽くレンゲツツジを愛でた後、来た道を引き返して焼山峠へと戻ります。
■焼山峠→小楢山→焼山峠
焼山峠を拠点にすると、トイレの数が増えるので便利です。
水洗で匂いも少なく、沢水ながら手も洗えたりします。
道路を挟んで対岸の子授け地蔵群が、小楢山へと至る登山道になっています。
子供のような地蔵を家に持ち帰ったら、子宝に恵まれたんだそうな。
序盤は気持ちの良い防火帯歩きながら、ジェットコースターばりのアップダウン。
大小合わせて5回ほど繰り返すので、一向に標高が稼げていません。
新道と旧道の分岐は、明らかに旧道のほうが楽に歩けそうに見えます。
的石の先で合流するので、往復ならルートを分ける事も出来ます。
標高が高いからか、6月中旬でもハルゼミの大合唱が響き渡ります。
足元はシダ系の植生が目立ち、何とも印象に残りやすい山でした。
錫杖ヶ原には今でも地図に水アイコンがありますが、飲めません。
枯れているか、あってもただの水溜りなので飲む気にはならないでしょう。
小楢山の山頂が近付くと、レンゲツツジの群生地が現れます。
ヤマツツジやサラサドウダンも見られましたが、圧倒的な物量の差。
写真を撮っていると、いつまで経っても山頂に辿り着けないほど。
甘利山や三窪高原といった、著名な群生地と比べてはいけません。
ツツジのアーチを抜けると、眺望良好な小楢山への山頂へと飛び出します。
昼どきを少し過ぎていたからか、思ったよりハイカーが少なく静かでした。
幕岩まで足を伸ばしたいところですが、今日のペースでは時間的に厳しいか。
無理せず山頂でランチして、景色を眺めたりツツジを撮ったりして過ごします。
帰路は小楢峠経由で来た道を引き返して、ピストンとしました。
時間や体力に余裕があれば、フフ山梨や鼓川温泉への下山も良いでしょう。
防火帯まで戻ったら、登り返しを嫌って林道へとエスケープ。
そのまま車道を辿って焼山峠のすぐ下まで戻りました。
焼山峠には水場も自販機も無いので、下山が早すぎると時間を持て余します。
この日も家からずっと担いでいた缶ビールで乾杯しながら、終バスを待ちました。
いつの間にかバス停のポールが撤去されていたので、初見の下山利用時は注意です。
果たして、ここに本当にバスが来るのか不安に駆られるかも知れません。
バスの利用人数が少ないと、大弛峠からのバスが焼山峠まで来るようです。
柳平には戻らず、そのまま塩平経由で塩山駅に下りるので予定より早く着きました。
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