八ヶ岳/赤岳

過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
ぼくの大好きな山のひとつ…八ヶ岳(赤岳)へ。
山のレベルアップをしたいという大センパイを連れての山行です(^^)普段は1,000m以下の低山しか登っていない方ですが、この日のためにトレーニングをしてくれました。しっかりサポートして山頂へ立ってもらいたいと思います。
<スタート~美濃戸山荘>
いつものコンビニに今回も午前1:00に待ち合わせ。相変わらず仮眠が出来てないなぁ
梅雨で雨降りばかりですが…この日は晴れ予報(^^)山は登ってみないと分かりませんが、しっかり装備を揃えます。
新緑の6月は山の木々が生命力に溢れて、たくさん元気がもらえます。
相変わらずの悪路を越えて、車を駐車して準備してします。
<北沢~赤岳鉱泉>
八ヶ岳らしい苔がびっしりついた深い森を歩きます。北沢沿いに林道を歩き、朝陽と川のせせらぎと新緑の緑に癒されます(こーゆー森がいちばん好きかも)何度か沢を渡って少しずつ標高を上げていきます。
木々の間から大同心稜が見え隠れします。赤岳鉱泉(営業中)には数張のテントや休憩中の登山者がいました。横岳が見渡せるロケーションは最高ですね。小休止してこれからの山行に備えます。
<中山乗越~行者小屋>
救助用のヘリポートをすぎ中山乗越を経由して行者小屋へ。まだ営業はしていない行者小屋から赤岳は目の前にありますが…ここからの登りが核心です。むかし冬にテント泊で行者小屋は利用したことがあるので懐かしいです。
<地蔵尾根~地蔵の頭>
登山地図でも登高線が細かくなる急登を登ります。どんどん標高を上げると景色も変わり気持ちが昂ります。大同心と小同心が大きく八ヶ岳の岩稜帯らしい迫力ある姿です。
稜線が近くなると鉄ハシゴがいくつか出てきます。3点支持で慎重に登ってもらい、息を整えながら登りあげます。
地蔵の頭から山梨県側に富士山が望めました。遠くに存在感のある富士山は、日本人ならテンションの上がる山の姿です。
<赤岳展望荘~赤岳>
風も強くなく、快適な稜線歩きを楽しみます。縦走路は登山者がいて挨拶を交わしながら進みます。
赤岳展望荘の辺りまでくると、遠く下界の街が見渡せ、諏訪湖などを見ることができました。
赤岳頂上山荘まで最後の登りがあります。阿弥陀岳・横岳・硫黄岳などの近景が素晴らしく最高の登りです(^^)赤嶽神社の辺りは風もなく、登山者がそれぞれ寛いでいました。
山頂からも少しの時間ですが、富士山が見えました。徐々に清里のある山梨県側からガスが湧いてきて夕方には天気が崩れそうな感じです。
<文三郎尾根~南沢>
名残惜しいですが山頂を後にして、文三郎尾根から下山を始めます。
ガレ場を抜けると、マムート階段が続きます。昔はあのマムートの刻印なかったよなぁと思い出しながら、ひたすら階段を降りる作業の繰り返しです。
行者小屋でお昼ご飯です。机とベンチがあるので(トイレは利用不可・お水も出ていました)シングルバーナーでお湯を沸かし、リフィルのチキンラーメンに卵スープの素(フリーズドライ)を
入れていただきます。やはり暖かい汁物を食べると落ち着きます。
お昼休みが終わると、あとは南沢をからの下山です。枯れた沢を歩き、徐々に変わる植生や気温を感じながら長い登山道の下りを歩きます。いつも最後の樹林帯を歩く時に疲れが出ますね。
無事に美濃戸山荘まで着き茅野市内にある縄文の湯で汗を流し(露天風呂はぬる湯で良かったです)大好きな信州のお店テンホウで野菜炒めや野沢菜の餃子をご飯大盛りで、たらふくいただきました。
会社の大センパイ(還暦を過ぎた)を連れて八ヶ岳を楽しみました。
1日中天気は最高で、登り始めの早朝にウィドブレーカーを羽織っただけで、林道の登りですぐ脱ぎ、アームゲイターも外すと、Tシャツとショーツで終始行動しました。快適すぎていつもより汗をかくこともなく、景色をたくさん楽しみ初夏の登山として申し分のない山旅でした。
安全に…でも山の良さ楽しみを感じてもらうには…と欲張りにたくさん考えて、山行計画を立てました。
八ヶ岳は山を登るきっかけを作ってくれた山域なので、思い入れがあります。何度も登っている場所ですが、そのたびに感じる事があり、飽きることのない山々と麓の町です。きっとまた訪れることになる山だと思います。
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