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記録ID: 328483
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ハイキング
奥武蔵

名郷〜鳥首峠〜大日堂〜大持山を周回 マムシに遭遇危機一発

2013年08月03日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.4km
登り
1,507m
下り
1,502m

コースタイム

名郷BS8:15−山中林道分岐8:30−登山道入口8:50−白岩集落跡9:10−9:55鳥首峠9:50−冠岩集落跡10:25−10:35林道合流10:45−大日堂BS11:05−大持山西尾根登山口11:10−16号鉄塔11:40−32○号鉄塔11:50−(休憩50分)−1142mピーク13:45−14:15大持山頂上14:20−15:00ウノタワ15:05−登山口(山中林道終点)15:50−17:00名郷BS
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往復とも:飯能⇔名郷
コース状況/
危険箇所等
名郷BSから大日堂までは一般登山道です。鳥首峠から大日堂に下る道で、小さな枝尾根に誘い込まれそうなところがありますが、入口に枝が横に置かれているのを見過ごさなければ大丈夫です。また、冠岩集落手前で沢を横切るところがわかりにくいですが、下流に20m程下れば対岸の道が見つかります。
大持山西尾根の取付きは、仙元尾根登山道入口(大日堂参道の橋)から少し下流側にある駐車場の奥の民家への道です。その道を入ってすぐのところに「古屋敷のヒイラギ」の看板があり、その右側の細い道から登山道になります。
この道は、鉄塔巡視路になっていて32?号鉄塔までは踏み跡もしっかりしています。その後は踏み跡が怪しいところが多くなります。特に植林帯を過ぎると踏み跡は消えます。但し、地形を良くみて尾根を外さない様にして行けば、大持山頂上の南端に登り詰めます。
大持山以降は一般登山道です。ウノタワの山中林道への下りへの分岐はわかりにくいですが、広場の高みで左方向を見ると、先端に白テープを巻いた棒が立っているので、そちらに向かえば道が出てきます。
名郷バス停から出発。天気もまずまず。
名郷バス停から出発。天気もまずまず。
山中林道を見送り先に進む。
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山中林道を見送り先に進む。
鳥首峠への取付き。事務所入口と共用なので見逃す人もいる。先行していた1人もそのまま進み、行き止まりで引き返したきた。
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鳥首峠への取付き。事務所入口と共用なので見逃す人もいる。先行していた1人もそのまま進み、行き止まりで引き返したきた。
白岩集落の廃屋。3年程前は骨組みはしっかりしていたが、今は左半分が崩壊しかかっている。
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白岩集落の廃屋。3年程前は骨組みはしっかりしていたが、今は左半分が崩壊しかかっている。
白岩のがけ。この奥で採石が行われている。
白岩のがけ。この奥で採石が行われている。
もう一軒の廃屋。こちらはまだしっかりしている様子。
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もう一軒の廃屋。こちらはまだしっかりしている様子。
鳥首峠の道標と山の神の祠
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鳥首峠の道標と山の神の祠
冠岩集落跡のお地蔵さん。お堂の屋根は飛ばされて雨ざらし。
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冠岩集落跡のお地蔵さん。お堂の屋根は飛ばされて雨ざらし。
地蔵堂の屋根は飛ばされひっくり返って木に寄りかかっている。
地蔵堂の屋根は飛ばされひっくり返って木に寄りかかっている。
冠岩の廃屋。無住になってまだ日がたっていない様で建物自体はしっかりしている。
冠岩の廃屋。無住になってまだ日がたっていない様で建物自体はしっかりしている。
浦山の大日堂。先々週に仙元尾根からここに降りてきた。
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浦山の大日堂。先々週に仙元尾根からここに降りてきた。
大持山・西尾根の取付き。黄色い東電の道標がひまわりに埋もれて立っている。
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大持山・西尾根の取付き。黄色い東電の道標がひまわりに埋もれて立っている。
取付きから入って直ぐのところに、「古屋敷のヒイラギ」の看板がある。この右の細い道が登山道入口。
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取付きから入って直ぐのところに、「古屋敷のヒイラギ」の看板がある。この右の細い道が登山道入口。
奥秩父16号鉄塔
安曇32?号鉄塔
こんな岩も現れるが、脇を巻いて通れるので問題無い。
こんな岩も現れるが、脇を巻いて通れるので問題無い。
自然林に入ると踏み跡は途絶えるが、尾根を追えば大丈夫。
自然林に入ると踏み跡は途絶えるが、尾根を追えば大丈夫。
1142mピーク。下ってくる時は西南にのびる枝尾根に入らない様注意が必要。
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1142mピーク。下ってくる時は西南にのびる枝尾根に入らない様注意が必要。
通り抜けがパズルの様な倒木が通せんぼ。
通り抜けがパズルの様な倒木が通せんぼ。
大持山の頂上。
登ってきた西尾根の取付き。途中で折れてしまった太い枯れ木が目印。
登ってきた西尾根の取付き。途中で折れてしまった太い枯れ木が目印。
ウノタワの道標。山中林道への道が示されているが、広場に続く踏み跡が直ぐに消えてしまう。一段高くなったところで、左方向をみると白いテープが巻かれた棒が立っているので、そちらに向かえばまた踏み跡がでてくる。
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ウノタワの道標。山中林道への道が示されているが、広場に続く踏み跡が直ぐに消えてしまう。一段高くなったところで、左方向をみると白いテープが巻かれた棒が立っているので、そちらに向かえばまた踏み跡がでてくる。
ウノタワの広場を横切る際に遭遇したマムシ。少し離れたところでとぐろを巻いてこちらを睨んでいる。
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ウノタワの広場を横切る際に遭遇したマムシ。少し離れたところでとぐろを巻いてこちらを睨んでいる。
ウノタワの名前の由来が書いてある。昔は沼だったようだ。
ウノタワの名前の由来が書いてある。昔は沼だったようだ。
木の根元に小さな道標が置かれている。
木の根元に小さな道標が置かれている。
林道に出る手前の沢の中の道の様子。岩の上に小さな石を積み重ねてルートが示されている。
林道に出る手前の沢の中の道の様子。岩の上に小さな石を積み重ねてルートが示されている。
ウノタワ登山道入口(林道終点)
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ウノタワ登山道入口(林道終点)

感想

miketamaさんのレコを見て大持山の西尾根を登ってみようと思っていたが、1人でタクシーに乗るのは負担が大きすぎるので、名郷から鳥首峠を越えて行くことにした。距離も長いので、飯能朝1番7:10発の沢の湯行きにのり、8時過ぎには名郷に到着。

身支度・ストレッチをして8:15に出発。私の他に4〜5名下車したが、身支度している間に皆出発してしまった。
途中の大鳩園キャンプ場は大勢のキャンプ客で賑わっている。
山中林道入口を見送って白岩林道をすすみ、8:50頃鳥首峠入口に到着。
ここは、石灰岩採石・加工の工場の事務所入口と兼用なのでわかりにくい。
先行していた1人がここを通り過ぎ工場脇の林道行き止まりあたりでうろうろしている。私が登山道に入るのをみて引き返したきた。
工場の裏手の道を進み、白岩集落跡の最初の廃屋の前にでる。3年程前に通った時は骨組みはしっかりしていたが、今回は左半分が倒壊しかけている。もう直ぐ全部倒壊してしまうだろう。
このあたりで、先行する女性一人に追いつく。かなりの年配者に見受けられたが、足元がしっかりしてペースも速い。結局鳥首峠手前まで追走する形になった。
鳥首峠で休憩している間に、この女性は有馬山方面に向かった。

鳥首峠からの下りは初めてのコース。途中小さな尾根を直進してしまいそうなところが2箇所と、冠岩集落跡手前の沢を横切る際に道が不明瞭になるところ以外は、迷うところは無い。基本的に沢を下る道なので、尾根にのったら間違いと思えば良い。また道が不明瞭な沢を渡る際には、沢の中を29m程下れば、対岸に道が見える。冠岩集落跡の地蔵堂は屋根が吹き飛ばされ前に転がってしまっているが、お参りはされているようだった。こちらの廃屋は、無住になってまだ日がたっていないらしくしっかりした状態。
冠岩集落跡を過ぎ直ぐに林道(無舗装)になりさらに舗装道に変わり広河原林道に合流する。林道を下り11:05頃大日堂バス停に到着。

そこからさらに下った右側に駐車場がありその奥に、ひまわりに隠れる様に東電の巡視路入口の道標が立っているが、示す方向は民家へ入口になっている。この道を入って直ぐのところに「古屋敷のヒイラギ」の看板がありそこの右に細い道があり、これが大持山西尾根の取付きになる。
入って直ぐに植林になりこの中の急斜面をジグザクに道がついている。30分程急登をこなすと、奥秩父16号鉄塔に着き傾斜が緩む。さらに15分程の登りで安曇32?号鉄塔に到着する。ここまでは、鉄塔巡視路で道もしっかりしている。
ここから先は、踏み跡が薄くなり特に植林帯を過ぎるとほとんど踏み跡が見えなくなる。しかし、登りでは周囲の地形を観察し尾根を外さない様たかみを目指せば、迷うところも無く危険なところも無い。
植林帯を抜けるあたりで、腹がすいたので昼食休憩とする。丁度風がでて涼しかったので、昼食後30分程昼寝を楽しむ。
植林帯を抜けた後、自然林の中の急登を経て1142mピークにでる。山名板とか一切ないピークであるが、下って来た時の良い目印になる。ただ、ここで南西方向にも尾根が派生しているので、こちらに踏み込まない様注意が必要。
1142mピークを過ぎると、大持山の頂上が間近に見えて一息で頂上の南端に飛び出る。

大持山からウノタワに向かい下る。最初の急降下を除くと穏やかな尾根道で歩き易い。
ウノタワからは、今まで通ったことの無い道を下ることにする。
道標で示す方向は広い原っぱになっているが、踏み跡が直ぐに不明瞭になってしまい進む方向がわからない。コンパスで方向を調べ原っぱの中を歩き始めた途端、足元数十センチ先をヘビが横切って行く。シマヘビかと思い見過ごそうとしたが、2m程先でとまりとぐろを巻きこちらを睨んでいる。よく見ると三角頭に銭型模様のマムシだった。もうちょっとでマムシを踏んづけていたかもしれず、そうなればマムシにかまれた可能性が高い。本当に”危機一髪”でマムシが逃げてくれて助かった。

ウノタワからの道は、最初尾根を巻きつつ下りそれから沢状の斜面を下り、沢筋にでる。沢筋の道は沢の端や沢の中を通り良く周囲を観察しながらルートを外さない様注意する必要がある。沢の中を通る際には、岩の上に小石を重ねておいてあるので、それを追い慎重に下る。
直ぐに、林道の終点の登山口についた。
その後は、退屈な林道歩きを1時間ほどして17:00頃名郷のバス停に到着。15分後にきたバスで飯能に帰り着いた。

miketamaさんの詳しいレコのおかげで、取付きも簡単に判りその後も迷うことなく登れました。有難うございました。

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