双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: 00:00
• 距離: 23.1km
• 登り: 99m
• 下り: 102m

コースタイム

双葉駅 8:50
東日本大震災・原子力災害伝承館 9:03/11:17
桃内駅 13:16
小高駅 13:56

天候

曇後晴

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

6/20 8:47

ランでは双葉駅初上陸。双葉町も初上陸。

6/20 8:56

まだ10年前の姿。痛々しい。

6/20 9:02

東日本大震災・原子力災害伝承館到着。昨年9月OPEN。
https://www.fipo.or.jp/lore/

6/20 9:21

5分のビデオを見てから館内を回ります。

6/20 9:32

放射性ヨウ素測定結果のホワイトボード。実は私が書いたもの。そのことを説明してくれた学芸員に話したら質問攻めにあう。いろんな疑問が解決したようでうれしい。

6/20 9:35

当時の新聞。福島民報は3/12も発刊していてすごい。うちは朝日だったが、3/12-14は休刊だったような。この後、語り部の方のお話を聞く。避難生活は大変。

6/20 11:03

右が原子力センターで使っていたゲルマニウム半導体検出器。懐かしい。2つのうち、地震で1つは壊れてしまったが、もう1つは無事で使えた。

6/20 11:19

津波でつぶれたミニ消防車。津波は怖い。

6/20 11:21

これは展示物ではないが、その分生々しい。

6/20 11:27

展望台。残念ながら休日は登れません。最上階の上まで津波が来たそうだ。

6/20 11:39

請戸小学校跡。今は見学できないようです。

6/20 11:49

生まれ変わった請戸漁港。いまだ試験操業かな？

6/20 11:52

GPSの地形図には集落がたくさんあるのに、家は皆無。

6/20 12:23

穏やかな太平洋。震災当日は朝から黒い海だったと語り部の方が話していた。

6/20 12:23

海に出る小径があったので行ってみると、道路がえぐれている。あまり近づくと危ない。

6/20 12:40

国指定史跡の浦尻貝塚訪問。

6/20 12:42

この貝塚には縄文人が住んでいたそうです。

6/20 13:11

稲作やっているんだと思ったら、研究試験圃場だった。

6/20 13:16

桃内駅通過。もう少し頑張ります。

6/20 13:56

小高駅到着。今日は早めの帰宅。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

mnakano

今一つ天気が悪いので、かねがね行ってみたかった双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館を訪問。ついでに桃内駅で赤線をつなぎ、双葉町GET。これで福島県全市町村走破プロジェクトで残るは西会津町のみとなった。
東日本大震災・原子力災害伝承館では10年前の記憶がよみがえる。着の身着のまま、3/12早朝から14日夜までかなりの困難と不安の中、大熊町周辺でモニタリング活動に従事した（帰宅したときには3kg痩せていた）。結果的には無事に自宅に帰還できたが、場合によってはそうもいかない状況だったと思う。
その時のモニタリング活動については今思うと反省点ばかり。自分の判断ミスで取れなかったデータも多々ある。次に起こった時には、もっと上手にできる自信があるが、二度とそんな事態にはなってほしくない。この伝承館のように、自分の体験も若者に伝承しなければならないと改めて思った。
公私混同のランになってしまったが、とにかく感慨深い。まだ徒歩で大熊町から双葉町へ通り抜けることができないが、その日が来るのを心待ちにしている。