梅雨の尾瀬ヶ原&尾瀬沼


- GPS
- 09:29
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 706m
- 下り
- 481m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:31
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 6:51
天候 | 7/5:雨のち曇り 7/6:曇りときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
御池駐車場(普通車1回1,000円) 【バス】 会津バス 沼山峠(14:30発)→御池(600円) →御池〜沼山峠はマイカー規制のため公共交通機関でしか通れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概況】 1)御池〜赤田代 「燧裏林道」と呼ばれる登山道を進みます。 概ね木道が整備されていますが、人一人分の幅で、古くなった木道も多いです。 雨で濡れていると非常に滑りやすくなりますので、濡れているときは要注意。 御池から天神田代までは概ね登りで、それから赤田代へ向けて徐々に標高を下げていきます。 沢を何度も渡るところがあり、沢へ出るたびに下って登ってを繰り返すので、地味に上り下りがある道です。 ただ、通る人が少なく混雑しにくい道のため、マイペースで歩けるところは◎。 コースとしては、距離が長い割に休憩に適したところが少ないです。 天神田代、裏燧橋が貴重な休憩スポットだと思います。 2)赤田代〜見晴〜竜宮〜牛首分岐 尾瀬ヶ原内の道のため、概ね平坦で歩きやすい道。 道標もしっかりと整備されています。 3)見晴〜沼尻休憩所 見晴から白砂峠までは登りと平坦な道を繰り返します。 特に危険個所はありませんが、濡れた木道には要注意。 白砂峠を越えて少々下ると、視界が開けたところで沼尻休憩所に着きます。 コロナ禍のため、沼尻休憩所は営業していません。 4)沼尻休憩所〜尾瀬沼ビジターセンター 沼の北岸を沿って歩く道ですが、軽いアップダウンはあります。 危険個所は特になし。 5)尾瀬沼ビジターセンター〜沼山峠 大江湿原の中までは平坦な道で、その後、峠に向けて登っていきます。 峠の手前には、展望台があります。 峠を越えると下りとなり、ほどなくして沼山峠休憩所に着きます。 参考情報:https://www.oze-fnd.or.jp/db/route/ 【トイレ】 御池・赤田代・見晴・竜宮・沼尻休憩所・尾瀬沼ビジターセンター付近・沼山峠 ※尾瀬のトイレは基本的に協力金制のため、100円玉が必要です。 【水場】 尾瀬沼ビジターセンター前・長蔵小屋前・見晴 【宿泊】 温泉小屋 https://oze-onsengoya.com/ 大人1名1泊(別館・個室)13,750円 ステーキプランは3,850円加算。(平日限定、要予約) |
その他周辺情報 | 【温泉】 駒の湯 大人500円 内湯・露天風呂(なぜか使用不可) シャンプー・トリートメント・ボディソープ・ドライヤー・貴重品ロッカーあり https://www.aizu-concierge.com/spot/934/ |
写真
こんなこともあろうかと、傘を持ってきておいたんです(^.^)
道中で見つけたこちらは、ヒオウギアヤメでしょうか。
個人的に、尾瀬で観察するモウセンゴケが好きです(^_^)
『食虫植物』って書くと何か恐ろしいイメージになるけど、こうして見ると、小さい体で健気に懸命に生きようとする姿に見えて、そこに感銘を受けます。
お世話になりました。
尾瀬にはまた年内にも何回か来るつもりだけど、山小屋がたくさんあるから、またここへ泊まりに来るのは数年後になるのかな。
そう思うと、山小屋で過ごす一瞬一瞬は、とても貴重だと思います。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
虫除けスプレー(1)
シルバコンパス(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
食糧
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(2)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
行動食
コッヘル
チタンカップ(1)
|
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備考 | やはり濡れた木道で最強なのは、mont-bell リバーシブルグリッパーかも。 今回、農業用の縄を滑り止めとして靴に巻きましたが、思ったほどの効果は実感できませんでした。 https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129608 |
感想
どうせなら、尾瀬の山小屋を制覇してみたい。
そんな思いから足を運ぶことにした尾瀬。
昨年も7月上旬、梅雨の合間に尾瀬に行ったし、人の少ない尾瀬もまた良かったので、今年もそんな機会をうかがっていました。
しかし、天気予報は待てども待てども雲と傘のマークばかり。
仕方のないこととはいえ、できるだけ濡れた木道を歩くのは勘弁したい・・・。
当初は6月下旬に行ってみるつもりでしたが、好天が期待できないため延期したものの、またまた良くなさそうな天気。
とはいえ、青空を見るたびに尾瀬に行きたい思いが強まっていたし、雨でも歩けないことはないエリアなので、思い切って雨を覚悟で尾瀬へ行きました。
今回の山小屋は、赤田代にある温泉小屋。
尾瀬にある山小屋の中で、唯一、温泉に入ることのできる山小屋です。
初日は雨で、沼山峠から入るほうが安全かとも考えましたが、所要時間の短さをとって計画のとおり、燧裏林道を通って温泉小屋へ。
途中、濡れた木道でスリップして派手に転ぶことがあったものの、午前中には温泉小屋に到着できました。
山小屋によってはチェックインは午後にならないとできないところもあるけど、この雨のせいか、お昼前なのにチェックインできて一安心です。
久々にスタートから雨具を着込んだけど、やっぱり雨具着ると暑いね(-_-;)
雨も汗も分からないくらいになって、下着や財布の中のお札まで湿ってしまいました。
早めにチェックインした温泉小屋では、余った時間を存分に堪能しました。
見晴までお昼を食べに行ったり、部屋でビールを飲んだり昼寝したりで、6時間以上ある暇な時間をもて余すのではないかという心配は、まったくの杞憂でした。
翌日も雨が降りそうな天気が終日続いていましたが、降らない時間帯もあり、予定通り尾瀬ヶ原を散策してから尾瀬沼経由で沼山峠へ抜けるコースを歩きました。
ニッコウキスゲ、ヒオウギアヤメ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、コバイケイソウ、ハクサンチドリ、モウセンゴケが各所で楽しめ、人間が嫌う雨の中でも元気に咲く姿に、この天気の中でも来てよかったことを感じました。
一般に尾瀬というと、水芭蕉とかニッコウキスゲとか草紅葉とか、そういう単一のものがバーッと広がる時期がシーズンと思われがちですが、何種類もの草花が一堂に会して楽しめる時期もまたシーズンなのだと思いました。
さて、そろそろ梅雨も明ける頃でしょう。
次は、通ったことのないアヤメ平とか、登ったことのない至仏山を入れてみたいものです。
鳩待峠→アヤメ平→富士見平→長沢新道→見晴→山の鼻と着て至仏山荘で一泊し、翌日、至仏山に登ってから鳩待峠へ降りるルートとかいいかも?
県境を超えて群馬県から入るのが、自分的なコロナのマイ対策からちょっと抵抗ありますが・・・。
コロナ禍はいつ去ってくれるのでしょう(-_-;)
◎レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
駒の小屋で買った半袖Tシャツ
【アウターレイヤー】
mont-bell ストームクルーザージャケット
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【パンツ】
マウンテンハードウェア ユニオンポイントパンツ
【アウターレイヤー】
mont-bell サンダーパスパンツ
■手袋
ホームセンターで買ったヤツ
■シューズ
caravan GK85
■トレッキングポール
グリップウェル カーボンスーパーライト
■予備のウェア
mont-bell ライトシェルパーカ
MAMMUT ダウンジャケット
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