西表島 奥西表

2021年07月02日(金) 〜 2021年07月06日(火)

• GPS: 104:00
• 距離: 16.4km
• 登り: 84m
• 下り: 73m

天候

快晴（梅雨明け直後）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船 飛行機

石垣島から安栄観光定期船で西表島・上原港へ。

その他周辺情報

日本最南端の寿司屋『初枝』で島魚を。
https://kenny3.jp/archives/4933

写真

7/2 11:43

【7/2】
名古屋から石垣島へ。

7/2 13:33

この日、タイミングよく八重山地方と沖縄が梅雨明け。

7/2 17:04

夕方5時、西表島・上原港に上陸。徒歩5分の定宿へ。

7/2 18:14

やわらかくて美味いヒカゲヘゴ。「居酒屋よっしー」にて。

7/3 4:20

【7/3】
朝4時、まだうす暗い時間に白浜港から出発。

7/3 6:51

サバリバナを見るためです。

例年の2-3割ほどの花でしたが、それでも綺麗なサガリバナ。

7/3 9:00

ツルラン。

7/3 9:07

ヤエヤマツツジ咲く川沿いのルートを歩く。

7/3 9:30

ナーラの滝。

滝壺でぷかぷか。

7/3 10:03

岩場で見かけたトンボ。

7/3 10:06

名前はコナカハグロトンボ。

7/3 10:28

石垣島と西表島だけに棲む固有種でした。

7/3 10:45

お昼を食べて戻ります。

7/3 10:46

仲良川沿いの道は西表らしい雰囲気。

7/3 10:51

ギランイヌビワは、幹に直接実をつける「幹生花」。

7/3 10:58

ベニタケっぽいキノコ。

こんな大きなキノコまで。
ヒジリタケです。

7/3 11:48

帰りは晴れてきて日差しが強かった。

7/3 19:13

カヌーとハイキングで夜はお腹がぺこぺこ。日本で一番南にある寿司店「初枝」でいただいたのは島握り10貫。
セーイカ、マキエビ、マジク、アカマチ、ミーバイ、ヒラマチ、オオタニワタリ…

7/3 20:06

帰りの夜道。
道路を渡る野生動物に要注意。
見れば、茹でる前から赤いベンケイガニでした。

7/4 11:00

【7/4】
今日は白浜から船で舟浮に渡り、イダの浜へ。
船浮湾、船の上から内離島・外離島。

7/4 11:10

舟浮港近く、海岸からいきなりせり上がる急峻な山々。西表島ならではの景観。

7/4 11:11

舟浮港。真夏の太陽の下、静かな離島の港に聞こえるのは波の音だけ。

7/4 11:15

アカバナ（ハイビスカス）咲く集落内の路。

7/4 11:17

初めて見た、日本最大のクモ・オオジョロウグモ。
足まで含めた長さではぶっちぎりNo.1。大きいのはメスだけ。

7/4 11:18

コウトウシュカイドウの花。

7/4 11:21

イシガキトカゲ。

7/4 11:21

イダの浜へは山道を歩いて10分。

7/4 11:26

足元に落ちていたのは見事なまでの虫食い葉。

7/4 11:31

1年ぶりのイダの浜。変わらない西表ブルー。

7/4 11:37

クサトベラの木陰を見つけて荷物を下ろす。

7/4 11:39

グンバイヒルガオ咲く浜の向こうに外離島・内離島。

7/4 11:41

まずは腹ごしらえ…と思っていたのに、暑さとビーチの誘惑に海にとびこんでしまう相方。

7/4 11:42

海と空の青の中に溶け込んでしまいそう…

7/4 11:46

ライフジャケットをつけているので、ぷかぷか浮かんで気持ちよさそう。
では、こちらはシュノーケリングでしばらく泳ごう。

7/4 12:02

泳ぎ出していきなり遭遇のカメ。
わずか10秒ほどで出会えてびっくり。

7/4 12:03

いるのは分かっていたけれど、これ程早く会えるとは。

7/4 12:03

息継ぎに水面に向かって泳ぎ出す。早い早い。

7/4 12:04

海底のアマモをもぐもぐ。
近寄りたいけど、邪魔して驚かせないように距離を取って観察。
甲羅の縁がギザギザなので、タイマイ（ベッコウガメ）です。

7/4 12:13

沖合いに出なくてもサンゴと魚たちに出会えるイダの浜。

7/4 12:13

アサドスズメダイ。

7/4 12:41

しばし泳いだ後、ビーチの木陰でお昼ごはん。

7/4 12:49

カヤックが浜に近づく。海からこの浜を目指すのも楽しい。

7/4 12:56

浜辺に咲くグンバイヒルガオの花。

7/4 12:58

クサトベラの花。

7/4 12:58

梅雨が明け、夏本番の西表島。

7/4 13:08

お腹を満たしたら、カメラマンモードへチェンジ。実は仕事用の写真撮影も兼ねて。

7/4 13:12

ヤドカリくんに近寄りズーム。
しばらく遊ぶ。

7/4 13:18

ビーチの西の端のちょっとした岩場。

7/4 13:24

パノラマ写真。
大きな岩の上に上がるだけでこの眺めが。
一人撮影にいそしむ相方がポツンと点で見えてる。

7/4 13:26

このビーチ、何といっても素敵なのは「地の涯て（はて）」感。

7/4 13:32

そしてプライベートビーチのような静けさ。

7/4 13:33

浜を見れば、5月に買ったばかりの愛機を手に仕事熱心な相方。

7/4 13:37

カヤックで来た人達もウミガメ観察を楽しんでいるようだ。
この浜でシュノーケリング中の人がじっと動かないでいればまずカメがいるに間違いなし。

7/4 13:47

一番美しいビーチに行くのにどうやらパスポートは要らなかったようです。

7/4 13:51

撮影終わり、再び海モード。

7/4 14:18

モンガラの仲間、よく目立つクマドリ。

7/4 14:23

クラカオスズメダイ。

7/4 14:33

沖合いのリーフまで行かずともいろいろな魚が楽しめる。

7/4 14:44

オグロトラギス（ムチュー）。

7/4 14:59

真夏の太陽とこの海があるだけで十分満足。

7/4 15:04

どちらも素晴らしいけれど、慶良間の海の煌めきとはまた違う独特の色。

7/4 15:28

午後3時半の船で舟浮を出る。
この内湾を延々とあるき、クイラ川を遡って南海岸へ歩いてみたいもの。

7/4 17:54

アリアケカズラ。

7/4 17:58

イカダカズラ（ブーゲンビリア）。

7/4 18:18

この日の夕食、ガザミパスタ。
「KITCHEN INABA」にて。

7/4 19:35

宇奈利崎へ。
落日。

7/4 19:45

たそがれいく海にたたずむ美女（？）
絵になるなぁ。

7/4 21:31

日が落ちてからが本番。
そう、八重山の星空。

7/4 21:52

夏の大三角形。

7/4 21:59

さそり座近く、天の川と銀河。

7/5 10:49

【7/5】
今日も暑い。最低気温28°、最高気温32°。
宿を出て向かうのは「隠れビーチ」。

7/5 11:27

暑くていきなり海へドボン。

7/5 11:28

一気にひろがる海中世界。

7/5 11:31

ウスジマイシモチ。
尾鰭に黒い点。

7/5 11:39

シャコガイ。

7/5 11:42

白い筋のあるニシキキュウセン。

7/5 11:49

イバラカンザシ。

7/5 12:06

ここは、昨日のイダの浜から一転して思いっきり解放感あふれるビーチ。

7/5 12:12

実は知る人ぞ知る隠れビーチ。

7/5 12:15

しかも宿から徒歩5分、上原港のすぐ隣にあるなんて。ガイドブックでの紹介はほとんどなし。

7/5 12:19

…なのに、この素晴らしい西表ブルー。
そして水平線には石垣島と於茂登岳の影。

7/5 12:21

小さなビーチですが、開放感は抜群。

7/5 12:22

通称「まるまビーチ」。
民宿まるま荘裏手にあるからの通称名ですが、上原港からも行ける（フェリーが発着するデンサターミナル側ではなく港北側　Googleマップには記載あり）。

7/5 12:42

『時は流れているものを♪ 刻むからこそ無理も出る♫』
BEGINが唄うように、流れる時間に身を任せるのがイイね。

7/5 12:44

ダレモイナイ、ナニモイラナイ…。

7/5 12:44

青空にモンパノキ。

7/5 13:03

波が手招きしている。
海へ入ろう。

7/5 13:13

今日はここでまったりと過ごすだけ。好きな時に海に入り、好きな時に浜に上がって休む。

7/5 13:15

キンセンイシモチ（ウフミー）の群れ。

7/5 13:16

ミスジリュウキュウスズメダイ。

7/5 13:32

沖合いから見た、まるまビーチ。

7/5 13:33

遠浅の浜辺のすぐ近くまでサンゴが。

7/5 14:01

フエダイ。

7/5 14:05

クロスズメダイ。

7/5 14:09

カンモンハタ。
模様がすごく規則的。

7/5 14:13

ひとしきり海で遊んで浜辺でくつろぐ。

7/5 14:22

海で遊び、疲れたら浜に上がって海を眺める。ただ、その繰り返し。

7/5 14:23

いつまでも眺めていたい、八重山の夏のビーチ。

7/5 14:26

もう一度リーフへ。

7/5 14:28

風が強くなり波が出てきた。

7/5 14:36

なるほど…　
ライフジャケットがあれば浮いているだけ、海の上で昼寝も出来る。

7/5 14:41

おちょぼ口がかわいいクマドリ。

7/5 14:44

ヒメアイゴ（アカエー）。

7/5 14:54

これも大きなシャコガイ。

7/5 14:59

アカエー、実は食べても美味しい。

7/5 14:59

美味しかったアカエーのマース煮を思い出す（ごめん）。

7/5 15:04

浜に泳いで戻る途中に見つけたサンゴはハートの形。

荷物をまとめて背負い海へ。潮が満ちてきたのでじゃぶじゃぶ海の中を歩いて帰ります。

7/5 15:30

岩場上から撮影してます（ドローンではありません）。

7/5 15:30

真夏、真上から海への太陽光の差す沖縄の海の素晴らしさは、少し高い場所を探して見下ろすだけで断然違う。ちょっとした撮影のコツ。

7/5 15:37

緑のクサトベラの葉と海のコントラスト。

7/5 15:54

そして、西表ブルーの彼方に鳩間島。

港から宿へ歩いて帰る途中に見つけたバナナの樹。

7/5 18:20

島はマンゴーの美味しい季節。
宇奈利崎近く、「一隼」で。

7/6 5:37

【7/6】
早起きして、まるまビーチへ。

7/6 5:58

おや、浜辺に出て日の出を待っていると…　目があってしまったのは巣穴に戻る途中のツノメガニ。

7/6 6:03

カメラを近づけているからなのか、固まって動けない。
自慢の素早さはどうした？？

7/6 6:09

朝日が輝きだす一瞬。

7/6 6:17

陽があたり始めたハマユウの花。

7/6 6:19

6時19分、日本で一番遅い日の出。

7/6 6:22

静かで誰もいない砂浜で朝の散歩。

7/6 6:27

散歩の後は宿に戻り帰り支度。そして朝の船で石垣へと戻りました。

7/6 10:55

実はまるまビーチで海の中で2度ほど何かに足を刺され、激痛が走りました。犯人はコイツ。石垣港ターミナルで注意喚起してましたが、後の祭り（泣）。

7/6 11:48

最後の日の昼食は海をのぞむ「Re:Hellow BEACH」にて。'80sアメリカそのものの雰囲気でいただくロコモコ。

7/6 14:39

帰りの機内から見えたのは、宮古島と石垣島の間にある多良間島。
あっという間に過ぎ去った西表島の数日でした。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック グローブ サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

kenny

ひとあし早く梅雨が明けた八重山の海と山。サガリバナは例年よりもずいぶん数が少なく残念だったが、海を楽しんできました。
世界自然遺産に登録が決まったばかりの西表島。島の人口2,400人に対して1日に来島する観光客数は1日1,000人以上。世界遺産登録後を見据えての入島制限目標 (1日1,230人以下、年間33万人以下）となりそうで、少しばかり安心です。
基本は山ベースの自分ですが、沖縄、特に西表だけは特別。限られた休みをどちらに使うか悩むほど。
三線を習っている理由もこれが大きいかも。
山に通じる冒険心を大きくくすぐられる、ワクワク感が濃縮されたこの島、次はやっぱり西海岸周回縦走？

blog
『イダの浜』

https://kenny3.jp/archives/4913


『西表島 山と珊瑚とネオワイズ彗星』
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2452575.html