将軍が通った日光御成道2（東川口駅→幸手宿）

2013年08月17日(土) [日帰り]

• GPS: 10:47
• 距離: 32.3km
• 登り: 11m
• 下り: 23m

コースタイム

　　
05：45　東川口駅
↓
06：15　大門宿
↓
08：00　膝子一里塚
↓
09：20　岩槻宿（郷土資料館など見学）
↓
13：00　鹿室付近（中華料理屋にて昼食）
↓
14：50　和戸駅付近
↓
16：20　幸手宿
　

天候

晴れ(36度)

アクセス

利用交通機関：

電車

★スタート地点
JR武蔵野線 東川口駅徒歩5分
埼玉高速鉄道 東川口駅徒歩5分

★ゴール地点
東武鉄道日光線 幸手駅徒歩7分

コース状況／危険箇所等

日光御成道の二日目。
江戸城と日光を結ぶ参詣道で、
主に将軍が利用していたので御成道と呼ばれてます。

全般的に歩きやすい道になっていますが
所々で歩道がない所が多く車に注意が必要です。
道中にはコンビニなど補給地点が豊富です。
猛暑の中の街道歩きでも安心です。

途中の岩槻宿は見所が多い場所です。
郷土資料館に藩校の跡やお城などがあります。
名物の豆腐ラーメンもおすすめです。
　　

写真

8/19 18:34

JR武蔵野線の跨線橋を渡りスタート。

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6時前なのでとても静か。

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街道は盛り上がった台地上を通っています。しっかりした道筋は日光街道の川筋が多く安定しない道とは対照的です。

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ここを左折します。

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大門宿のメインストリート。

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立派な本陣の門が健在でした。

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こちらは脇本陣の門。本陣に比べると造りがやや質素に映ります。

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東北自動車道とを越えますが旧道はしばらく真っ直ぐに進んでから斜めに横切っていたようです。

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旧道はここで東北自動車道に吸収されています。一旦戻って信号のある道で越えます。

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ここから旧道は復活しています。道なりに進みます。

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街道沿いにはこのような石仏が多いです。

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甲子園に出た浦和学院はこの近く。

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天久保坂。ゆるやかな坂を下っていきます。久保と付いているので池などに関係しているのでしょうか。この近くには見沼があります。

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この辺りから園芸農家がちらほら増えてきます。

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住宅街からすっかり田園風景に。今回の区間はほぼ一本道でわかりやすい道中です。

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膝子の一里塚。片側のみ現存。

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車と対比してみると立派さがわかります。

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用水路沿いを進みます。

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旧道分岐ポイント。真っ直ぐの細い道を進みます。

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しばしの旧道区間。のどかな光景ですがすぐに2車線道路と合流してしまいます。

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旧道分岐ポイント。ここは真っ直ぐ。白いガードレール方向の道へ進みます。

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道の脇に古い道標がありましたが判読不能(^^;

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国道16号のバイパスを越えてこの先を右折。

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岩槻が近づいてきました。鴻巣、越谷、岩槻は人形の町です。

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この信号で左折。真っ直ぐ行けば岩槻の町ですが大きく迂回するような道筋には枡形の役割でもあったのでしょうか？

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東武線の踏切の先を道なりに右方向へ。

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東北自動車道が前方に見えます。ゆるやかな坂になっています。

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東武線を越えるための跨線橋を渡ります。左の階段を登って右方向へ。

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跨線橋からの眺め。左斜めへ進むカーブした道へ入っていきます。

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旧道の名残。

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ここが岩槻宿の入口にあたります。塗りわけされている歩道を進みます。

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人形のお店が立ち並んでいます。鴻巣で胴体を作り岩槻で頭を作るという昔ながらの作り方をしている店が今もあるそうです。

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郷土資料館は無料。冷房も効いていて良い休憩になりました。希望すれば御成道の資料を見せてもらえます。

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岩槻宿の中心部。街道を生かした町づくりを感じます。

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ちょうどこの日は岩槻祭りでした。夜には花火も打ち上げられます。

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旧藩校。近年、整備されて公開されています。

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街道はこの交差点で左折しますが将軍は休むために一旦岩槻城に入ってるので右折して大手口へ向かいます。

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その途中にあった時の鐘。

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岩槻城下の古地図。御成道の道筋がしっかり描かれています。

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ここが岩槻城大手口。庶民は城内に入れなかったのでここで引き返します(^^;

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門の痕跡はないものの立派な石碑だけはありました。

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写真37地点に戻って再び街道筋を進んでいきます。

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この付近が岩槻宿の北の端。

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旧道分岐ポイント。この駐車場の中へ右へと入っていきます。

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柵がありますがワルニャンして先に進みます。

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土道を左斜めへ横切ります。

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旧道の痕跡らしき区間。

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このカーブの手前で現在の御成街道と合流します。

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元荒川を渡ります。あとはゴールまで一本道です。

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立派な松が一本。きっと名残の松なのでしょう。

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かつて杉並木であったろう区間。数本が今も立派に立っていましたが少し枯れかかってるように見えました。

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御成道の名所案内。非常にわかりやすく書いてあります。

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杉並木は日陰を作ってくれるので猛暑日にはありがたいですね。

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夕方近くになってもゲリラ豪雨の気配が全くない青空が広がっていました。

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下野田の一里塚は対になって現存しています。

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一里塚の下で一服。涼しい風が通っていました。

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東武線の踏切を渡ります。この辺りは和戸駅付近。

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10両編成の急行が通っていきました。

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この浅間神社はかつては今の線路上にあったのですがここに移設されています。

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一里塚跡。ここは片側にしか残っていません。それにしても御成道には保存状態の良いものが多いですね。

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かつての松並木の名残。立派な松が一本。

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その説明板。

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車と比べるとかなりの大きさ。

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文化年間の立派な道標。

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庚申塔の台座にお猿さん。

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この交差点が日光街道との追分。右から合流してきます。

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この交差点を左に進むと幸手宿のメインストリート。

8/19 18:35

今回はこの明治天皇行在所跡でゴールとしました。

撮影機器：

EOS M CANON

感想

yaonyaosuke2

　
関東平野も内陸に入り、
昨日とはまた違った暑さに見舞われました。

今回も菅笠を装着。
日射のさえぎりは相変わらず効果絶大ですね。

それでも、暑さは半端なく
道中のコンビニではアイスを何度も買いに寄りました。
飲み物も合わせて軽く1000円分はいきました。

これで御成道を全踏破。
次はいよいよ五街道の日光街道を始めます。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/380233223.html