【過去レコ】大熊小屋経由えぶり差岳往復:夏
コースタイム
自転車で移動
滝倉橋 5:42
イズグチ沢 6:47
十貫平 7:40
ゼカイ沢 8:24
大熊小屋 9:07
大熊沢の橋 9:30
15分ほど休む
新六の池 12:15
えぶり差岳 12:33 着
大熊小屋 14:42
十貫平 15:51
滝倉橋 18:06
大石ダム 18:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
飯豊連峰北端の雄峰杁差岳。大熊小屋経由の西俣コースはかねてから歩きたいと思っていた。
で、2004.5.30に大熊小屋まで歩いて下見していた。
歩きたいって思ったら、そりゃ「暑さ」とか「アブいるかも」とか、そういう懸案事項なんぞ、気にならなくってしまう。本来、気にすべき なんだけれど。
極私的な印象的山行:夏版 って感じで ここに残したい。
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前夜の天気予報は曇り、台風4号は東の海上へ遠ざかった。
しかし今は梅雨時、台風一過の晴天とはいかないようだ。
目が覚める。長距離歩行となるため、ていねいにストレッチをする。残りのごはんをレンジで温め、漬け物と共にタッパへ。外へ出ると星が見え、いやがうえにも期待は高まる。
大石ダムまでは55km。県外ナンバーの車が3台。
5:30大石ダム発。滝倉橋までは自転車。2.13km。
天狗平から温身平先の林道終点が2.18kmでほぼ同じ。
橋のたもとに登山届け用のポストがあ り、「11時まで前進、その後往路をもどる」と記入して5:45歩きだす。
空は曇り空、高い所はガスで見えない。黒手沢にもちゃんとした橋が架けられてい る。
6:47イズグチ沢、5.65km。
Wストックを支えに滑らないように慎重に石の上に足を置いて渡る。
ブナに植林された杉の林になるとGPSが衛星をロストする。
小休止。青空も見えてきたので、日焼け止めを塗る。しかし青空はこの時限りだった。
ゼカイ沢と西俣川に架かる橋の間は横搦みというかへつっていくのだが、
前回(’04.5/30)に歩いた時は草が茂り、足場を探りながらだったので苦労した覚えがある。
今回はきれいに刈り払いされていてストレス無く歩くことが出来た。
登山道整備された方々に感謝感謝。
西俣川の橋は丸太を縦にカットしたもので、吊り橋のように揺れることもなく、すたすたと渡れた。
9:07〜9:16大熊小屋。
ここで水の入れ替え。冷たい水が豊富に流れている。缶ビールやワンカップが冷やしてある。小屋の前を黒い奇麗な蝶がひらひらと舞っている。
大熊小屋を過ぎてからは、ほぼ水平と感じるブナ林を行く。
ここ「大熊平」は、面積は十貫平におよばないが、
その年月を積み重ねることによってのみ創りだされる重厚な「オーラ」は感じることができる。
沢の音がしだいに大きくなって高度を下げる。大支流大熊沢。
ここにもさっきの西俣川本流に架けられていた橋と同様の丸太を縦割りにした橋がある。
橋で大熊沢左岸に渡ってからは、地形図の破線よりも西に登山道がつけられている。
少し平らな林を進み、じわっと登りに転じていく。
朝から4時間歩いて、よ うやく登りらしい登りになる。
15分ばかり登るとガス欠になりそうなので、ザックをおろし弁当を開ける。
ごはんと漬け物がありゃ他には何もいらねぇ。など と一人悦に入る。
えぶり差岳からの帰りが、疲れと暑さで相当疲れたのを覚えている。
帰るコールをした、その時に”中越沖地震”があったことを知る。
山中では、全く揺れを感じることはなかった。
何回か言ったことがあるが、ここと御弊松尾根をつなげて飯豊を縦走したいと、思っていたら、ここは未整備のまま忘れられようとしている。
個人的には、ダイグラ往復よりも、ここ大熊尾根往復の方がえぐいと思う。
ちんけな山歴んp中ではあるが、疲労度で言ったら、三本の指に入る。
2021.8.1 記
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