鳥海山
秋田県
山形県
yamatomo
その他1人 - GPS
- 08:51
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,309m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
鉾立から登る象潟口コースは鳥海山へのメインコース。鉾立から御浜小屋までは公園の遊歩道のように整備されており、その先も七五三掛までは緩やかなアップダウンが続きますが、七五三掛から先は険しくなり、溶岩ドームの新山への登りは鋭角に切れた岩の集積した中を進むので歩きにくく注意が必要です。登山ポストは登山口にあります。山と高原地図には鉾立に水マークがありますが特に水場といったものはなく、洗面の水道を利用するようです。トイレは鉾立、御浜小屋、大物忌神社横にあります。 |
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感想
前日岩手山に登った私たちは、下山後車で東北道・秋田道を経由して由利本荘へ移動。中心部にある宿に宿泊しました。翌日は4:00に起床し、登山口の鉾立へ。天気は曇り、鳥海山は見えません。
鉾立には5:20このに到着。車内で朝食を食べた後出発です。風が強いですが、雲がとれて朝日が射し始め、山頂部が見えてきました。今日も天気は期待できそうです。
鉾立から御浜小屋までは散策気分。細かく砕いた石を敷き詰めた緩やかな坂を登っていきます。途中、高山植物が咲いていたり、雪渓を横切ったりと変化に富んでいて歩行時間が短く感じられました。
でも、散策気分はここまで。御浜小屋の南側に出ると霧を伴った強い風が吹いており、眼下に見えるはずの鳥海湖や溶岩ドームの鍋森は全く見えません。この状態は終日続きました。
雨は降ってこないので気を取り直して出発。「御田ヶ原」の標柱のところまでは緩やかな登り。その後御田ヶ原分岐まで下り、八丁坂を登って七五三掛に至ります。この間も道はよく整備されており緩やかなアップダウンですが、霧交じりの強風で体力を消耗させられます。
七五三掛からは千蛇谷コースに入ります。一旦急登をこなした後、急坂を下り雪渓を横切ります。この辺りまでは変化があって気が紛れるのですが、この後大物忌神社まではひたすら登ります。相変わらずの霧交じりの強風で視界は遮られどの辺りを歩いているか分からずとても長く感じました。
9:40過ぎに大物忌神社に到着。神社のほか、宿泊施設の御室小屋、トイレなどがあります。でも私たちはほとんど休憩せず早々に出発し、山頂を目指しました。
山頂へは鋭角に切れた岩石の集積した中をペンキのマークにしたがって登りますが滑りやすいところもあって気が抜けません。霧によって視界が閉ざされているためここでも山頂までの時間が長く感じられました。
10：09に山頂到着。山頂は狭く、登山者が続々と登って来るので証拠の写真を撮って早々に退散、大物忌神社でトイレ休憩と栄養補給を行いました。
前日の岩手山の下りで右ひざに痛みが出たので、ここからの下りはストックを使用。注意深く下山しました。ただ霧交じりの強風は収まらず、七五三掛で小休止をしただけで、風を避けられる御浜小屋まで我慢して下りました。
御浜小屋で栄養補給と休憩をして出発。登ってくるときには周りの山が見えていた雪渓上部も霧に覆われて視界が利かなくなっていましたが、さらに下ると霧はなくなり鉾立のビジターセンター建物や駐車場の車が見えてきました。この辺りは朝は遊歩道のように感じたところですが、疲れた足には緩やかな下りでもきつく感じました。
14:44に鉾立到着。私たちと入れ替わりに警察官が3人登って行きました。遭難者の救助と思われますが、新聞、テレビでの報道はなかったようで大事には至らなかったらしいです。
下山後は車で酒田市内へ移動、予約していた宿に泊まりました。開放感が得られたためか、夕食はちょっと食べ過ぎてしまいました。翌日は酒田市内にある日和山公園を見学、山居倉庫の売店でお土産を買った後、土門拳記念館を見学。新潟回りで帰京しました。時間が早かったためか、関越道の鶴ヶ島付近で渋滞した程度で帰ることが出来ました。
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