湯俣温泉

コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徒歩でダムを越える所以外はアップダウンのない平坦な道で楽勝です。 |
写真
感想
長野にバイクツーリングに行ってきました。
その時仕入れた情報で、湯俣温泉がアツいと聞いて行ってきました。
このアツいの意味に二つの意味があったとはまだこの時は知る由もないワタクシ。
篠ノ井の健康ランドを出発、駐車場に着いたのが7:45分くらい。ゲート管理人(?)のナイスダンディーに「歩くと早い人で4時間、まぁ4時間半かかるよ。アップダウンはあまりないね。タクシーなら途中まで15分でいけるよ」と教えてもらい、金のない俺は即決即答「歩きますわ。」と。
しかし、ツーリングメインで来ていたので足装備がサンダルオンリー。いや、ツーリングでサンダルってのもおかしいけど俺の夏ツーリング歴は常にサンダルだった。日本一周した時に至ってはビーチサンダルだった。
最初のながーいトンネルからスタート、トンネル内は涼しくて気持ちよかったです。
歩き出して40分くらい?道も舗装された道路に緩やかな坂だけだったので別段疲れもせず楽勝ムードのところ現れたるは岩の積まれたつづら坂。
下から見上げる感じでは坂というより壁に近かったです。
これにて楽勝ムードが崩壊、心のダムが決壊しかける。
途中何台かのタクシーが来た時は「ヘイ!」と思わず手を上げるところだった。
むしろ小さく上がってた。
心の中では両手を挙げていた。
汗だくになりながらも登りきるとそこには素晴らしい景色が。
ダムも綺麗、山も綺麗、疲れが飛ぶ景色でした。ここまで大体1時間、いいペース。
そこからまたながーいトンネル、いくつかトンネルがあったのでもしかしたら間違っているかもしれないが、ここのトンネルから出てる水がすこーし温かった。あれは温泉だったのかなー?トンネルの天井に鍾乳石みたいに尖ったのがいくつかぶら下がっていたけど、あれは温泉の成分が固まったとかそんなんだったら夢が広がる。
しばらくはダムの緑の湖に沿いながら歩き、やがて川沿いを歩く。この辺はもう未舗装。蛭がいるかなーと心配だったが、いなくてよかった。靴下は持っていたけど。
アップダウンもほとんどなく、標高が高いから気温もそこまで高くなく快適に進むこと2時間、なにやら旅館のような建造物が。春嵐荘というらしい、そして噴湯丘10分の看板。
大してアップダウンがないとはいえ、さすがに3時間サンダルで歩くのはちょっと疲れていたがこの看板で一気に疲れが取れた。
さらに疲れをとってくれたのが湯俣川。
美瑛川を思い出させる水色の川、もうワクワクが止まりません。
ロープを使って小高いところを降り、少し歩くともうそこには温泉が湧き、匂いもすごい。
早速足をつけてみる。
「ギャァァァ!!!」
熱い!熱いよ!!
熱いよ!!!
なんだよコレ、めっちゃ熱いよ!!確かにポコポコいってたけど・・・
秋田にある八九郎温泉ってとこもポコポコいってたけど見掛け倒しで温かったので、そのイメージで特攻して失敗。
火傷しかけるも大地の息吹系が大好きな俺はワクワクがウキウキに。
お湯もアツけりゃロケーションもアツい!これはたまりません!!
さらに追い打ちでウッキウキにしてくれたのがその先にある噴湯丘。
すげー!自然すげーー!! と誰もいない川原ではしゃぎまくり。
ここまできたらあとやることは温泉に浸かることのみ、とりあえず湯船を作る。
先ほどの失敗があったので慎重にお湯と水を混ぜようとするも、これが難しい。
結局うまく作れなかったので川と湯が交わるところでそのまま浸かりました。
それでもすごい気持ちよかったです。自然の恵みありがとーー!!!!
後ろ髪引かれつつも温泉を後にし、なんなく駐車場に到着。
ナイスダンディーに片道3時間は早いねと褒められ(?)気分がよくなったところでここを後にする。
ここはずっと観光地化しないで残って欲しい、そう思える秘湯・湯俣温泉でした。
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