大崩山
- GPS
- 07:05
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,572m
- 下り
- 2,620m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 登山口気温25℃前後 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
祝子川温泉 木曜定休 月火水18:00まで 金土日20:00まで |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 4
1/25,000地形図 1
コンパス 1
ライター 1
ナイフ 1
飲料 2L
ティッシュ 1
タオル 2
携帯電話 1
雨具 1
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋 2
ザックカバー 1
水筒
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
サングラス
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
コンロ 1
ガスカートリッジ 1
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
|
感想
連休を利用し、夜中の2時頃に到着。7時に起床。
久しぶりにガッツリ登ろうと意気込んできたが、準備段階でいきなりのトラブルが発生。水場でコンタクトを準備していたところ片方を誤って流されてしまった。地面は石と砂。慌てて眼鏡をかけて探すが、必死の探索もむなしく刻々と時間は過ぎ、ふと今何時だと気がつくと約2時間半が経過。このままだと何しに来たかわからないので、ようやくあきらめる。(遅すぎる)と言うわけで10:00に登山口を出発。
完全に日が昇りきっているので、とにかく暑い。なぜあの強い水流で洗ってしまったのだろう、とブルーな気持ちを引きずったまま、あふれ出る汗を垂れ流しながら登る。大崩山荘に着いた時点ですでに汗まみれ。序盤は沢の水で癒しを求められたが、200〜300ほど上ると枯れた沢になり斜度がきつい。
立ち止まっては暑い、暑いとつぶやきつつ、登っていると本日のテーマソングが頭の中をループし始めた。ソングと言うよりは1フレーズのみだが。
ちなみに内容はGAOのサヨナラ(古い)の間奏付近の
遠くへ〜♪(大崩〜)
遠くへ〜♪(大崩〜)
もっと遠くへ〜♪(もっと大崩〜)
一人で山に登ると人と話すことも無いので、なぜかわけのわからん考えが次々と浮かんでは消えてゆく。浮かんだとき誰の何の曲かさっぱりわからなかったが、今日はこのフレーズが大ヒットし、延々とループし続けた。
暑さと地獄の無限ループに辟易しながらも、展望所からの眺めを目にしたとたん、GAOとはさようなら。(サヨナラだけに)
写真を撮りまくりながらどこまで行けるか岩の先端を探索。さすがに確保なしで最先端はリスキーだったので一個手前でシャッターを切る。しかし、このスケールと高度感は実際に見ないと伝わらん。苦しみながら登ってきた甲斐があったバイ。(頂上はまだずっと先だけど)と思いながら時間が無いので先へと進む。しかしここから先が地図上での距離とは別物で、上り下りを繰り返し時間ばかり食う割りに先に進まない。予想の3倍くらいの時間をかけ、ワク塚と坊主尾根の分岐までたどり着くものの、すでにかなり疲労困憊。山頂で食事を取ろうと思っていたが、時間はすでに14時を過ぎ帰りを考えると微妙な時間。地図を見る限り30分も歩けば着くか、と歩を進めると、見えてきた山頂はすでにガスの中。さらに後方には雨雲と思われる黒い雲。
・・・撤収!
小雨ならまだしも土砂降りだけは避けたいので、とっとと降りることに決定。
しかし疲労が溜まった体はなかなかいうことを聞かず体力不足を痛感する。
思えば出だしから体が重かったような気もする。(コンタクトが流れたせいで気は重かったが)後で思えば単なるシャリバテだったのだが。しかし誰か手伝ってくれるわけも無いので、踏ん張りの利かない足に鞭打ちコケないよう飛ばす。坊主尾根をひたすら下ると小積ダキに着く。ここで空を確認すると、案外持ちそうな気がしてきた。頂上を踏んでも良かった気もするが、いまさらしょうがないので写真撮影開始。ここでもやはり出っ張りの先端を目指す。時間を忘れ浪費していると、小雨がぽつぽつと落ちてきたため、慌てて下山開始。この辺からはしごとロープのオンパレードになってくる。基本、ロープ場ではロープに頼るのが嫌いなので自力で行こうとするだが、この山のハシゴとロープは本当に無いと行けないような所ばっかりで、頼らずに行こうものなら、どこまでも巻きっぱなしになってしまい、たどり着かないだろう。と言うよりも疲れきっていたので最初からそんな考えも無く、感謝の気持ちを持って有り難く使わせていただきました。(安全第一)そんな急な下りを過ぎるころ、この日初めて人に出会う。3人組みと4人組みの2組を、挨拶をそこそこに通り過ぎ、祝子川まで出てきた。ここまでくればあと少し。幸い雨も降りそうな気配が無いため、この日初めてまともな休憩をとることにした。蒸れまくっている靴と靴下を脱ぎ、川の冷たい水に疲れた足をつけると、たまらなく心地いい。ついでにシャツを着替えさっぱりしてさあ移動再開。靴を履いた後、「渡ってからにすればよかった」と気付いてしまったが、何とか無事岩を飛び渡れた。(後先を考えましょう)
車までたどり着くと、腹が減っていたので山菜おこわと味噌汁を作り、むさぼり食って大満足し、山を後にした。
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