龍王山(児島)☆夕暮れの多島美を眺めに
- GPS
- 02:06
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 206m
- 下り
- 188m
コースタイム
- 山行
- 1:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 2:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は良好に整備されているが、赤崎へのルートは岩場が多く、下降には注意を要する。登山靴かフリクションのきくトレッキングシューズが必要 |
写真
感想
この日の仕事が終わってから、児島の街に移動する。この時間からの登山でも日没に十分に間に合うというのもこの季節ならではだ。
竜王山の山麓から見上げると中腹に寺院が見える。朝日山の観音堂だ。山腹にへばりつくように密集した住居の間には細い迷路のような細い道が続いている。港街の古い文化の名残りなのだろう。
道を登り詰めると参道に合流し、観音堂に至る。観音堂の前からは夕陽を浴びる児島の市街の展望が大きく広がった。西国三十三ヶ所巡りの霊場となっているらしく、石仏が次々と現れる。
幅広い登山道を登ると大きな鳥居が現れる。鳥居を潜ると見事なまでの瀬戸内海の眺望が広がった。沖合に浮かぶ塩飽諸島の島々が見事のまでの多島美を見せてくれる。瀬戸内の望海山という点ではこの竜王山から眺める多島美は実に素晴らしい。冬場であればこの島々の彼方に陽が沈む筈だが、日没の時間までにこの山頂に立つのは残念ながら容易ではない。
南には先日訪れた三百山と大向山が見える。この竜王山よりそれぞれ、標高が70m, 90mほど低いだけであるが、かなり低い山のように見える。山頂部は海風が心地よく、市街地の暑さが信じられないほど涼しい。
山頂のすぐ手前の岩場に立つと水島コンビナートの彼方に沈んでゆく夕陽を眺めることが出来た。日が沈んだのを見届けると早々に下山の途につく。児島の市街にはすでに明かりがつき初めていた。ここからの夜景も綺麗そうだが、残念ながらこの日はヘッデンを用意していない。赤崎への下降は岩場が連続するので、暗くなってからの下降は危険でもある。
下山後は駅までの間に回転寿司のいづつ屋がある。ここは回転寿司とはいえ、普通の店とは全く異なる。地物の魚介類が多く、黒ミル貝、石垣貝、ナカニシ貝など、普通では食べることが出来ないメニューが豊富だ。下津井漁港から上がったという大きなミル貝や生タコが素晴らしかった。驚くのがその値段が。ほとんどのものが\100であり、高いものでも\200までだ。すっかり満腹になって児島の駅に向かうのだった。
コメント
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山より回転寿司が気になりました
色々と書いていたら、ほとんど食レポになりそうだったのでいい加減にしておきましたが、ここの回転寿司は普通とは違います。
それからガラ海老の唐揚げがビールによくあうのでした。意外なことにこの海老は播磨灘で獲れたものが京都の伊勢丹でもよく売られています。確か、海老が違う名称になっていたように思いましたが。
そもそも児島は寿司屋が結構あって、寿司はhigh levelなのだと思います。
翌朝のレコも後ほどアップしますが、瀬戸内の海景とグルメを楽しむにはここは実にいいところです。odさんも機会があれば是非。
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