記録ID: 3399373
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ハイキング
日光・那須・筑波
筑波山(旧国民宿舎の横の沢を女体山直下までの沢登り)
2021年07月31日(土) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:49
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 714m
- 下り
- 701m
コースタイム
天候 | 快晴(酷暑では無かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢の水深は標高700mくらいまで一定で踝ほど。沢の殆どは沢床に小・中の岩があり、濡れるのを気にせずジャブジャブ歩く。5,6箇所程高度差2m位の小滝があり、各人の技量と度胸に応じて登るのが楽しいが、不安な人は安全に巻く事が出来る。沢を詰めると最後に高度差30m程の笹の藪こぎとなる。 |
写真
ちょっと行くと、古い水道施設が出てきた。以前は国民宿舎のキャンプ場がこの辺りまであったらしく立派なキャンプ場であった事が伺える。近頃は子供の数が少なくなったのか、この種の活動に人気が無くなったのか、方々で廃棄されたキャンプ場が見られる。
20m程歩いて目的の沢に入る。沢に沿って山路があるが、今日はともかく女体山頂上まで何が何でも沢の中を歩くぞ!私だけ底にフェルトが張ってある古い沢靴を履くが、仲間の3人は普通の登山靴のままである。(標高:312m)
岩に苔がついていて普通の靴では滑りやすいが沢靴はフリクションがよく効く。20年程前に沢登りを止め、今回は久しぶりに北海道の沢に行く前の沢靴のテストであったが、久しぶりに沢登りの感覚が蘇って来た。
ヤマレコの足跡を見るとこの沢を横切る道は2ヶ所あり、下部は標高520m地点のつつじヶ丘から登って来る「おたつ石コース」の途中に出る道である。この道と思って写真を撮ったらあと20m程上に正規の道があった。
沢の源頭付近。ここまでは藪こぎの必要は無かったが、しばらくして笹の藪こぎとなる。(標高:720m)藪こぎは少し急斜面となり、粘土状の赤土なのでフェルトが目詰まりし、よく滑る。笹を掴んで登る。
この沢が女体山のどこに出てくるか楽しみであったが、見事にキャンプ場へ行く道と国民宿舎跡へ行く道の分岐点に出てきた。(標高:828m)標高差516mの沢を2時間17分かけて登った事になる。
装備
個人装備 |
藪こぎで手にかすり傷を負わないようにTシャツは長袖と薄手の手袋があれば良い。沢用の靴があれば沢歩きに苦労しない。
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共同装備 |
ロープ(20m/8mm)
シュリンゲ(2本)
|
備考 | フェルト底の沢用シューズは抜群のフリクションであった。万一の為に8mm/20mのロープと、1mのシュリンゲを持参。ロープは全く不要であったが、シュリンゲはお助け紐として役立った。 |
感想
8月中旬に20年以上ぶりに少し大きな沢に行く事になり、昔の沢靴が使えるか否かのテストの為に先々週に筑波山の男川の沢を登ったが、少し短すぎた為、筑波山でもっと長い沢を探したら国民宿舎跡の沢に気づいた。今回はこの沢を忠実に女体山頂上まで詰めることにして仲間を誘ったら3人の仲間が一緒に登ってくれる事となった。しかし彼らは全員沢靴を持っておらず、いつもの山靴で来たので濡れた岩が滑りやすく登るのに苦労していた。この沢は沢登りとしては超初心者向きのコースであるが、5,6箇所、高度差2m程の小滝登りが楽しめる所があり、久しぶりに沢登りの感触が蘇って来た。登るのに自信の無い人はその横を安全に巻けるので夏の暑い時にはお勧めのコースである。
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