雲ノ平と双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶、薬師、黒部五郎のぐるり

2013年08月27日(火) 〜 2013年08月30日(金)

コースタイム

27日　新穂高温泉7：20−8：20わさび平小屋8：25−10：47鏡平小屋11：10−弓折乗越11：55ー12：50双六小屋13：07−双六岳山頂14：04−三又蓮華山頂15：22−16：00三俣山荘

28日三俣山荘7：00−鷲羽岳山頂7：58−ワリモ北分岐8：58−9：48水晶岳山頂9：55−ワリモ北分岐10：44−祖父岳11：29−雲ノ平山荘12：28−14：03薬師沢小屋14：22−16：34薬師峠キャンプ場

29日薬師峠キャンプ場4：07−薬師岳山荘5：02ー5：45薬師岳山頂6：00−7：02キャンプ場8：01−北ノ俣岳9：55−黒部五郎岳12：23−13：45黒部五郎小舎14：21ー三俣蓮華岳山頂15：56ー17：30双六小屋

30日双六小屋6:40ー10:35登山口入口ゲート

天候

27日概ね晴れ。雲とガスはたびたび。
28日概ね晴れ。雲とガスはたびたび。
29日概ね晴れ。雲とガスはたびたび。夕方から強風と雨、濃霧。
30日朝霧と小雨　下山すると晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

松本ICからR158、安房トンネル経由で新穂高温泉。
深山山荘無料駐車場。駐車率110％。帰りはガラガラ。
インター出てしばらく走るとコンビニ、24時間セルフあり。
自宅から270km、4時間。

コース状況／危険箇所等

トイレットペーパーがある小屋とない小屋がありました。
雲ノ平から薬師沢への下りはすごく滑るゴロ石の道です。怪我した人の話もききました。

写真

8/30 19:06

左俣林道を行きます。山並みを模ったような橋を渡って。

8/27 7:22

ここに登山届ポストがあったので提出。

8/30 19:08

まだ林道のところにわさび平小屋。

8/27 8:21

気持ちよさそうなフルーツ。ペットボトルを忘れたのでここでポカリを購入\250。まだ、安い。

8/30 19:07

手書きの地図。振り向いたタヌキがかわいい。こういうアナログな感じ好き。

8/27 11:07

鏡平山荘。汗をかいたので少しの休憩中でもヒンヤリでカキ氷はとても食べたいと思えなかった。いつかまたの機会に。

8/30 19:08

あいにくのガスで鏡池はちっとも素敵じゃなかった。逆さ槍が写るなんて信じられない！し、ここからはなーんにも見えなった。。これもまたいつかのお楽しみだな。

8/30 19:08

山岳山楽山学。ふむふむ

8/27 12:06

どっかの惑星みたいなところ。お、あのちらりは鷲羽では？

8/27 12:08

花見平。大きな山が見えてきてわくわく。

8/30 21:26

このあわーい色味と形、好き。

8/30 19:13

じゃーん！素敵！

8/27 12:50

双六小屋にも手書きマップ。とてもわかりやすい、これ。ここで道を確認して、

8/30 19:14

稜線ルートで双六岳に。稜線は生憎のガスだけどこのルートガスが似合う！

8/30 21:27

山頂

8/27 14:29

双六を過ぎると再びガスが晴れて眺めを楽しみながらのお散歩。

8/30 21:27

三俣蓮華岳山頂。今日はガスったり晴れたりの繰り返し。でも、まぁまぁかな。

8/27 18:50

初日は三俣山荘でテン泊。山荘の雰囲気もとても良くて、そのためかテンバも結構混んでる。外トイレはなく山荘のトイレを使う。とっても清潔。左側2階は展望食堂だって。

8/27 18:39

鷲羽

8/30 19:17

初日の夕飯は無印のレトルト。美味しい。

8/28 4:57

夜明け。

8/28 4:57

今日はまずこの鷲羽に向かう。

8/28 7:11

振り返ってみた三俣山荘。また来たい。

8/28 7:50

こんなところに？鷲羽池。

8/30 21:29

山頂到着時はガスなのでスルー

8/30 19:18

この先のワリモへ。思っていたよりいい雰囲気の稜線。

8/30 21:30

ないがしろにされた感の山頂。

8/30 19:21

ワリモ北分岐でザックをデポして水晶に向かう。はじめはこんななだらかで広い丘のような道だったり

8/30 19:21

お花畑がちらほらあったり

8/30 19:21

そのうちに道は細く険しくなってきて、終盤は梯子もあったりで注意して進む。

8/30 21:30

水晶岳山頂。残念ながらここもガス。

8/28 10:23

そのうちにどんどんガスが晴れてきて、展望がよくなり良い天気になりそうだってところで

8/28 10:36

おっと、雷鳥！

8/28 10:40

こっちにも！

8/30 19:26

さっき歩いた稜線とその先の水晶岳（左）もガスが晴れてきた。

8/28 10:52

これから向かう祖父岳への道とその向こうに薬師岳もくっきり！

8/30 19:28

歩いた道もくっきり！

8/28 11:29

ひろーい祖父岳山頂にはいくつかのケルン。後ろは大きな薬師岳。

8/30 21:32

山頂はここかな？

8/28 11:48

雲ノ平に下って行くうちにますます青空が濃くなって、すっごい眺め。美しい薬師岳。

8/30 19:29

下ったとこからしばらくは水晶岳が迫ってくるよう。

8/30 19:29

大きな山に囲まれた雲ノ平だからか、このこんもりやわらかな祖父岳になんだか癒される。

8/28 12:10

水晶から北へ続く読売新道、赤牛岳方面かな。このルートも歩いてみたい。

8/28 12:16

雲ノ平からの水晶岳

9/2 17:43

変わった形の雲ノ平山荘を通り越して

8/28 12:48

アラスカ庭園を最後に雲ノ平を後にして、かなり滑るゴロ石の危険な急坂をやっとの思いで沢まで下りきると（写真撮ってる余裕なかった）

8/28 13:58

薬師沢小屋が見える。

8/30 17:42

素晴らしく美しい渓流にかかる恐ろしいこの吊り橋を下を見ないで渡りきるとそこが薬師沢小屋。

8/28 14:06

沢までのゴロ石の急坂は滑るので、ほんと神経使い、疲れ果てました。ここは全行程中一番危険だったと思う。疲れたのでこの2本。\800！！

8/28 14:22

それにしても美しい川。

8/28 14:41

今日はまだもうひと頑張り、樹林帯を地味に黙々と登っていく。。。。

8/30 19:33

この景色が目の前に広がった時の感動といったら。。。素敵

8/30 19:34

太郎平小屋と右奥に薬師岳への道が続く。

8/28 16:08

一面にお花畑がきらきら☆晩夏の雰囲気。

8/28 16:15

ハンコ。このアナログ感も好みです。どれもかわいい。

8/30 17:42

なんとポストがありました！知ってたら、はがき出したのにな。

8/28 17:59

今晩は薬師峠キャンプ場でテン泊。
夕飯は、フリーズドライの親子丼と

8/28 18:08

麻婆茄子丼。を半分こ。おいしい。

8/30 19:36

ついでに、いつものボリュームおやつ兼朝食用の無印バウムはぐちゃぐちゃにつぶれないように切ってもってきてみた。

8/30 17:42

初のしょっぱいおやつには柿ピー、味いろいろミックス。これはいい。

8/29 4:47

29日3時に起きて朝食食べて4時に薬師岳に向かって出発。碧い空に山々（行程中ずっと雲隠れしてた槍も）のシルエットが神秘的だった。稜線上に先行者の影。

8/29 5:01

良い朝になりそう。薬師岳山荘。

8/29 5:11

テンバ、北ノ俣岳方面。今日歩きます。

8/30 17:43

小屋からのざれた登り。

8/29 5:32

槍様。

8/29 5:33

長い一日の始まり。

8/29 5:34

登りきったところは山頂ではなくて、奥のほうのとんがりが薬師岳山頂。この区間少し風が強い。

8/30 21:36

ここが山頂。うっすらと富士山も見えました。

8/29 6:34

花じゃないチングルマ、好き。

8/30 19:40

テンバに戻ってきました。

8/29 7:20

明日は天気が崩れるそうなので今日は双六小屋まで行きたい。長丁場なので、も一度朝食。フリーズドライの雑炊。

8/29 8:13

あーほんといい天気

8/30 17:44

山は美しく。山を美しく。

8/29 8:21

太郎平小屋。キーホルダーを買ったら、後ろに安全登山って彫ってあった。

8/29 8:35

太郎山山頂行く人いるのかな？

8/30 21:38

私たちはいきました。
山頂碑がないけど、たぶんここ。
わざわざここにきたのと太郎平小屋でキーホルダーを買ったのは、同行のTとは太郎だからでしたー

8/29 8:44

太朗山も無事にこなしたので、先を急ぎます。が、ここら辺すごく癒されます〜

8/29 9:37

今日は空も抜群に青いし、平原みたいなゆる〜い道の周りは花畑。

8/30 21:39

北ノ俣岳山頂。ここにきて風。

8/29 10:53

ここから黒部五郎の登りの取りつきまではこんな感じで、ガスがぼんやり。

8/30 21:41

この写真だとユルそうだけど、黒部五郎のジグザグの登りは見ごたえ、登りごたえあり。

8/29 12:20

登りきった肩に荷物をデポして山頂へ。

8/29 12:23

ブイ〜

8/29 12:37

振り返って。中央少し右の鞍部に太郎平小屋。そこから左に稜線伝いにここ黒部五郎まで歩いてきましたー

8/30 19:46

そしてこれから、このカールを下ります。左上にうっすら、向かう黒部五郎小舎が見える。

8/30 19:47

稜線ルート

8/30 19:47

カールルートは青空と緑がもどりました。

8/30 19:48

カール全景

8/29 13:20

山頂から見えた黒部五郎小舎になかなかつかない。。。カールはあんなに小さくなったのに、こんなに下るんだ。

8/29 13:45

。。。と、これまた素敵な小屋だこと。

8/29 14:11

つかれたので休憩

8/29 14:01

双六小屋までまだまだあるので、カップヌードルで腹ごしらえ。飲み物は2本で\700

8/29 14:18

小屋から花畑の真ん中を通ってテンバ。ここ、泊りたいなぁ。奥には笠が岳。

8/29 14:57

三俣蓮華岳に向かって行く稜線

8/29 14:58

変わった雲

8/30 21:42

この気持ちいい稜線を行くと

9/2 18:01

三俣蓮華岳に着きました。

8/30 19:51

もう稜線はガスってきて、夕方の気配が漂ってきた。今度はまき道ルートで双六小屋に帰ります。

8/30 19:51

好きな草

8/29 16:08

カールの下のまき道。

8/30 19:52

急げー！登りもあった。

8/30 19:53

小屋前に着いた時にはぎりぎり鷲羽岳。見納めです。到着後テントをたててすぐ雨が降りだし、風も強くなった。到着時間的にちょっと無謀な日程ではあり反省点ではあるが、今回は結果的には良かった。夜は濃霧でヘッデンで小屋のトイレに行くのに難儀しました。

8/29 18:40

最後の晩餐は服部先生のグリーンカレーと野菜カレー。

8/30 6:36

30日霧と風の中撤収です。

8/30 6:37

テンバ。昨夜の強風で半壊しているテントありました。

8/30 19:54

雨は降らず、思ったより良いコンディションのなかさくさくと下山できました。

8/30 10:36

それにしても毎日よく歩いたなー。
あっという間の3泊4日、旅の終わり。

撮影機器：

E-PL2 OLYMPUS IMAGING CORP.

GR DIGITAL 2 RICOH

感想

ufofofo8

天気にまずまず恵まれ、3泊4日飽きずにまるまる満喫できた。
当初の予定とは違った日程ルートになった一番の原因は睡眠不足。初日眠くてクラクラした。ほかに、いつもより重い荷物だったり天気の変動だったりでフレキシブルに対応した。3日目、翌日天気が崩れるとの情報。無理して双六まで戻ったのはいいけれど、到着後程なく雨、風、濃霧の悪天に。明るく天気のうちにギリギリ帰れた事と4日目の天候を考慮すると結果的には良かったけれど、余裕のない日程は問題点と思う。でも、全体としては大満足の山行になった。

最後、強風の中のテンパクや撤収作業、霧の中の山行もスムーズだった。
雨のキレット小屋テンパクが良い練習になってたかも。
ただ、3日夜の濃霧の体験は驚いた。キャンプ地から小屋のトイレまでの距離百メートルくらいで迷子になりそうなほど。明るい時に位置を把握していたのでなんとなくで歩いたけれど、一メートル先が見えないこんな経験は初めてで衝撃的だった。これがホワイトアウトってやつかな？

テントとほとんどの主食を運んでくれたT、太郎のおかげで、できたこの山旅。
感謝です。