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Yamareco

記録ID: 340922
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キャンプ等、その他
奥秩父

入川渓谷[奥秩父] → 赤沢、白泰沢方面(上部軌道跡)

2013年08月30日(金) 〜 2013年09月01日(日)
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chippokun その他1人

コースタイム

8月30日(金) 14:00入川渓流観光釣場−15:00赤沢出合、15:30十文字小屋方面と山道(上部軌道跡)方面との分岐−16:00崩落現場 17:00崩落現場−18:00赤沢出合より手前でキャンプ
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
上部軌道跡を歩いて白泰沢方面へ向かう途中で大きな崩落現場がありました。
途中に、道にはみ出すように大きめの岩がごろっと。
2013年08月31日 09:29撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
8/31 9:29
途中に、道にはみ出すように大きめの岩がごろっと。
振り返ってのショット。それほどの崩落ではありませんが、苔の生えていない岩もあったので、最近のものではないかと思いいちおうアップしました。
2013年08月31日 09:29撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
8/31 9:29
振り返ってのショット。それほどの崩落ではありませんが、苔の生えていない岩もあったので、最近のものではないかと思いいちおうアップしました。
先ほどの岩は、この枕木が立てかけてある場所のすぐ手前でした。そしてここから少し行ったところで大きな崩落が起こってました。
2013年08月31日 09:30撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
2
8/31 9:30
先ほどの岩は、この枕木が立てかけてある場所のすぐ手前でした。そしてここから少し行ったところで大きな崩落が起こってました。
大きな崩落です。道の途切れたところに立って上を見上げたショット。巨木が2本、沢の淵まで届くように倒れてました。枝にはまだ緑の葉が多く残っていて、樹の割れた部分からも生っぽい匂いが立ち込めていたので、この夏のあいだに起こったのかな、と思っているのですが。
2013年08月31日 09:34撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
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8/31 9:34
大きな崩落です。道の途切れたところに立って上を見上げたショット。巨木が2本、沢の淵まで届くように倒れてました。枝にはまだ緑の葉が多く残っていて、樹の割れた部分からも生っぽい匂いが立ち込めていたので、この夏のあいだに起こったのかな、と思っているのですが。
沢を見下ろすショット。安物のデジカメで、距離感がつかめなかったり、細部が見えづらく申し訳ありません。
2013年08月31日 09:34撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
8/31 9:34
沢を見下ろすショット。安物のデジカメで、距離感がつかめなかったり、細部が見えづらく申し訳ありません。
少し近づいて見上げたショット。
2013年08月31日 10:08撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
8/31 10:08
少し近づいて見上げたショット。
本来なら、この写真の真ん中あたりを、右に曲線を描きながら少し高度を上げていく道だったはずなのですが。
2013年08月31日 10:09撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
8/31 10:09
本来なら、この写真の真ん中あたりを、右に曲線を描きながら少し高度を上げていく道だったはずなのですが。
翌日、キャンプした場所から再び崩落現場へやって来ました。
友人が、崩落地点からアカギ沢へ降り、左岸へ渡って、
2013年08月31日 09:44撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
8/31 9:44
翌日、キャンプした場所から再び崩落現場へやって来ました。
友人が、崩落地点からアカギ沢へ降り、左岸へ渡って、
もういちど右岸へ渡り直して、先に続いてる道へ
2013年08月31日 09:45撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
8/31 9:45
もういちど右岸へ渡り直して、先に続いてる道へ
撮影機器:

感想

このあたりの山域(柳避難小屋や股ノ沢林道等含め)は水量豊かな渓谷が美しく、去年はじめて来て以来夢中になってしまい、今回で訪れたのは3回目でした。
十文字小屋方面ではなく、途中の標識「山道」方面に進んでも遊べるのだろうかとネットで調べたところ、多くのキャンパーや沢屋さん、廃道マニアが行かれていることを知り、今回の山行の計画を立てました。
アカギ沢と白泰沢が出合うところでキャンプするつもりでしたが、
山の経験が少ないことと、起こって間もない崩落にぶつかったのは初めてだったこと、一緒に連れて行った犬に無理をさせたくなかったこと、自分もかなり重い荷物を背負っていて俊敏に動く自身がなかったのを理由に、無理せず引き返すことを選びました。
写真の解説にも記しましたが、倒木はまだ生っぽく、緑の葉をたくさんつけていました。それらを足場にして歩いてみるとまだ落ち着いていないというか、固定されていない印象でした。
しかし沢を渡って迂回するまでもなく、ごちゃごちゃした現場をそのまま強引に突っ切っていくことは容易にできる感じです。
山の経験が豊富な方は、これくらいの崩落は気にせず通り過ぎるのかな、とも思いました。
実際に、崩落現場からキャンプを張った場所へ戻る途中、男性登山者2名が崩落現場方面へ向かうのとすれ違いました。
あのあと、おそらくあのお二人はそのまま先に続いている軌道跡へ難なく入っていったのでしょう。
加えて、沢を登るひとにはあまり影響ないのかなとも感じました。
倒木は沢の淵で止まっていますし。

このような崩落はどこかへ連絡したほうが良いのでしょうか。
十文字小屋方面と違って、特定の場所に続いているわけでもないので、
このままもう整備されることはないのでしょうか。

強引に進んで成功するような体験は、いつか別の山行の時にマイナス要素として自分に返ってくるような気がしたので、今回は慎重すぎるかもしれませんが、進むのを諦めました。
この記録を読んだ方で、もし何かコメントをいただけるようでしたら嬉しいです。

結局、赤沢出合よりも手前、入川沿いの平地でキャンプをしましたが、ここの渓谷は奥でも手前でも、どこで切っても同じ金太郎飴のように素晴らしい自然があって十分に満足のできるキャンプができました。
今回は2泊でしたが、秋に紅葉を見に、柳小屋方面で長期滞在しようと思っています。
今回の山行によって、深い谷ではやはり崩落の確率が通常より高いのだという意識が芽生えました。

記録というよりも、半分私的な日記のようになってしまいましたm(_ _)m

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コメント

上部軌道について
始めまして。
私も7月に上部軌道に行き、その後が気になって「入川」で検索したところ、こちらの記事を見つけ、拝見いたました。

7月時点での上部軌道は2箇所の崩壊地点があり、最初の崩壊地点はchippokunさんの記事の写真4/9の地点ですが、ここは少し手前に高巻ける道があるので崩壊地点を上から巻いてクリアできます。

さらに進むと土砂崩れのような崩壊地点にぶつかりますが、今度はさっきとは逆に沢に下り、岩を乗り越えて進むのが良さそうでした。

手前味噌で大変恐縮ですが、私が行ったときの記事のリンクを張っておきます。ただ正解ルートを殆ど書いてしまっているのであくまで自力で踏破してナンボとお考えでしたらリンクは無視してください。

http://charishige.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/----624d.html

それでは、これからも楽しい山行を。
2013/9/16 18:30
コメントありがとうございました
はじめまして、shigepさん。
昨日はコメントをいただき、ありがとうございました。
少し手前に高巻く道があったとは気づいていませんでした。
ここの山域はとても気に入っているので、これから何度も訪れることになると思います。
上部軌道跡方面へ行く時は、shigepさんが写真で解説していた道を探してみますね!
どうもありがとうございました
2013/9/17 14:38
沢登りならありかも
上部軌道に限らず沢登りのルートはこういう過去の歴史があって、とても勉強になるというか、時代の変化を感じてしまいますね。

崩落現場を見つけると、特に初心者や犬を連れていると不安になりますね。お気持ちはよくわかります。

藪漕ぎするつもりになると、色んなところに行けるのですが、急斜面や岩がもろかったり滑ると、落ちるので十分注意して登ってます。犬は意外とついてきません(>Д< ;)。oO(危険察知能力はあっちが上?)。スリングで確保して、犬にハーネス付けてお助け紐でロープアップ。

赤沢はなだらかですが、増水時には非常に危険なので注意してください。
2013/10/15 23:07
返信が遅く、申し訳ありません
コメントをどうもありがとうございました!
まだまだ山登りをはじめたばかりで、知らないことだらけです。
つい先日も、犬連れでの登山で少し無茶をしてしまい、いろいろと考え直していたところです。
私はこれから沢登りもやりたいと思っていますが、
登り方が違うだけで、また違う山の姿が見えるのですね。
川又からのルートはとても好きなところなので、自分なりの安全なスタイルを確立しながら、これから毎年のように行きたいと思っています。
初心者の私に、コメントをどうもありがとうございました
2013/10/29 22:12
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