錫杖岳 前衛壁 左方カンテ（3P敗退）＆第一ルンゼ（1Pフリー 5.10a ??）
cappuccino
その他2人 - GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,283m
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標高グラフを拡大コースタイム
8:45頃 1P てるさん（トップ）登攀開始
10:00頃 3P Kさん（トップ）登攀開始
10:50頃 3P てるさん（フォロー）登攀終了
I下さん、ザックを3P終了点から落下させたことにより左方カンテ敗退確定（涙）
11:20 懸垂下降開始 - 13:30頃 懸垂下降終了
お昼ご飯＆休憩
三ルンゼ付近まで前衛壁視察
15:20 第一ルンゼ1P Kさん（トップ）登攀開始
16:40 てるさん（フォロー）登攀終了
17:40頃 懸垂下降終了
18:20頃 岩小屋 - 19:48 槍見温泉駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
新穂高の湯の無料駐車場を利用 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
クリヤ谷の沢を通過するときは沢の増水に注意 錫杖沢は岩小屋まで左岸にある赤テープに沿って登って行きます テント場は分岐からすぐの所と岩小屋にあります 連休時はテント場の確保に困難な場合アリ 錫杖沢はこの時期水が多いです 前衛壁は左方カンテ・今回登った第一ルンゼを含め、ピンを抜かれてフリーの要素が大きくなってるみたいです カム＆ナッツ等ナチュラルプロテクションは多目に用意しましょう |
写真
拍手登るのは前回小川山セレクションを一緒に登攀したフリーのお師匠Kさん
トップロープで登攀するI下さんでも正直この時はI下さんにはあまり練習にならなかったので、後日地元の岩場やウォールで懸垂下降やマルチピッチのシステムの練習をしました
でも正直この時はI下さんにはあまり練習にならなかったので、後日地元の岩場やウォールで懸垂下降やマルチピッチのシステムの練習をしました
コンビニで朝食＆行動食を購入します
駐車場で持っていくクライミングギアの選別＆振り分け
そして岩小屋で登攀準備！いらない道具はデポしました
I下さんヘルメットをかぶって気合十分っ(^_^)/
他に神奈川からの若者も岩小屋でテントを張ってくつろいでいました☆
いらない道具はデポしました
I下さんヘルメットをかぶって気合十分っ(^_^)/
他に神奈川からの若者も岩小屋でテントを張ってくつろいでいました☆
焼岳も綺麗に見えました
こちらは2番目に登るI下さん
ホント「がっかりー(/_;)」
岩小屋であった若者が、先日てるさんが会の仲間のAさんと登ったラインの取付きにいたので少しお話聞くと3ルンゼだと思ってたら、ここが一ルンゼ（第一フェイス）の取付きだったらしい・・・
どおりで難しく時間もかかったはずでした（笑）
そして3人でホントの第三ルンゼの取付き【この写真】まで見に行きました
聞くと3ルンゼだと思ってたら、ここが一ルンゼ（第一フェイス）の取付きだったらしい・・・
どおりで難しく時間もかかったはずでした（笑）
そして3人でホントの第三ルンゼの取付き【この写真】まで見に行きました
そしてKさんに「どちらを登りますか？」とお尋ねしたところ、第一ルンゼが楽しそうとのコトで、再び戻りました神奈川からの若者はすでにいなくなっていました
神奈川からの若者はすでにいなくなっていました
そしててるさんも1ピッチ目の終了点到着！前回のルートより辛かったので、Kさんに聞いた所、あえて弱点を攻めず、難しい方を直上したとのコト！
経験したことの無い感じのクライミングで楽しかったとおっしゃっていました(^_^)/
フォローで登ったてるさん自身もグレードはフリーで言うと10a位はあった感じがしました♪
レイバックとか普通に使わなければ登れない箇所もありましたしね☆
でもフリーで登れて良かった！
前回のルートより辛かったので、Kさんに聞いた所、あえて弱点を攻めず、難しい方を直上したとのコト！
経験したことの無い感じのクライミングで楽しかったとおっしゃっていました(^_^)/
フォローで登ったてるさん自身もグレードはフリーで言うと10a位はあった感じがしました♪
レイバックとか普通に使わなければ登れない箇所もありましたしね☆
でもフリーで登れて良かった！
全般に登攀はともかく、懸垂下降に時間がかかったかな？？
次回への課題ですね
そしてナンダカンダで錫杖沢に到着時間があれば「注文の多い料理店」の取付きも見に行きたかったけど、もう時間も遅かったので、そのまま下山することにしました
時間があれば「注文の多い料理店」の取付きも見に行きたかったけど、もう時間も遅かったので、そのまま下山することにしました
結局ナイトハイクになり、駐車場に着いたのは7時過ぎになったのでありましたでも最終的には何事もなく、無事下山できたし楽しかったから良かったヽ(^。^)ノ
そして荒神の湯で汗を流し、車の中でいろいろ反省を話しながらてるさんの家で解散
でもせっかくの休日の夜だったので友達誘って飲みに出かけたてるさんだったのでありました(笑)
お疲れさまでした
おしまい(^_^)/
でも最終的には何事もなく、無事下山できたし楽しかったから良かったヽ(^。^)ノ
そして荒神の湯で汗を流し、車の中でいろいろ反省を話しながらてるさんの家で解散
でもせっかくの休日の夜だったので友達誘って飲みに出かけたてるさんだったのでありました(笑)
お疲れさまでした
おしまい(^_^)/
感想
クライミングジムの仲間と3人で錫杖岳前衛壁（前衛フェース）左方カンテ及び第一ルンゼの一ピッチを登攀して来ました♪
きっかけはボクがやたらと、クライミングジムの仲間でジムではワタシより登れる＆そこそこのグレードを登りつつ外岩ではどうも伸び悩み、
外岩ボルダーをやりたいのか、リードに向かうべきなのか方向性に悩んでいる（笑）I下さんに対しててるさんがからかわれる度に・・・
「ボルダリングよりリードやマルチピッチクライミングが絶対面白い！」とか
「フリーのグレードでははかれない楽しさや気持ち良さがマルチにはある！」とか
「Climber(クライマー)とは本来アルパイン【冬季登攀】をやる人を指すものだ！」とか
「私が尊敬するのは平山ユージでも小山田大でもなく、山野井康史さんだ！」とか
挙句の果てには
「まあ言っても本来ワタシは山の人だからね(*^_^*)」
とか（爆）自らもインドアボルダリングを楽しんでるくせに(*^_^*)グレードが伸び悩んでる言い訳＆負け惜しみ的に、I下さんに対してクライミングに対する持論やウンチクをからかいながらいろいろ語っていたら（笑）
「俺もマルチやりたい！」と逆にお誘いを受けたのが始まりだったような・・・(*^。^*)
ただ当然、マルチにはボルダリングにはないロープワーク等のいろんな技術の習得が必要で、いきなり本チャンに連れて行くわけにはいかない・・・・
そこで一緒に同行するジムでのお師匠であるKさんと瑞浪にある屏風岩で練習！
その時だけでは懸垂下降やマルチのシステムの習得が出来なかったので、近場の練習用の岩場や市の施設で2回程2人で練習して当日を迎えました！
そして迎えた当日の天気は見事快晴！
まさにマルチピッチクライミング日和！
山自体はほとんど経験のないI下さんも、アプローチまでの登山も最初は「えらい（飛騨弁で「苦しい」の意）、えらい」と孤軍奮闘しながらも、前衛壁を目の前にして気分が高ぶった様子♪
そんな中、左方カンテ（7P）のクライミングが始まりました(^_^)/
【システムとしては経験者のてるさんとKさんがトップを交代で、初体験のI下さんが最後までフォローでの登攀】
登攀の様子は各写真のコメントをご覧ください・・・
結果としては・・・
とても信じられない理由で3P目で敗退（涙）
経過を説明すると、1・2ピッチはてるさんがトップで登攀
I下さんも初めてのマルチはグレードも低く気持ちよく登攀して「気持ちいい！」「楽しい！」とご満悦！
そして3ピッチ目（RCC �后砲�Kさんがトップで登攀し、てるさんも最後に無事フリーで登攀したのですが、登り終えた後Kさんが
「おめでとうございます！でも残念ながら敗退です！(@_@)」 と一言・・・
聞くと、山に慣れていないI下さんがKさんに「ザックを下してください」と言われた所、ジムや平地と同じ感覚で無造作に放り投げた所・・・
狭いテラスから悲しくも音を立てて落下していったそうです・・・・
ザックには登攀道具こそ入って無かったものの、アプローチシューズやお昼ご飯、防寒具、そして大事な車のカギ等が入っていたので、このまま登り続けるわけにもいかず、帰る為にはどうしてもザックを探さなければならない・・・
下に他の登攀者もいなかったし誰かを怪我させたわけではなかったからホント良かったですが、山での心得がイマイチよく分かってないI下さんは、僕たち二人に流石ばかりキツイお灸をすえられ、
I下さん自身もせっかく楽しかったのに、自分の些細なミスで終了せざるを得ない状況になり、さすがに少し凹んだ様子・・・(/_;)
そんなわけで、I下さんの初めてのマルチピッチクライミングは儚くもここで終了・・・
そして懸垂下降をしながらどこかに引っかかってないか探すも、取付きまでには見つかりませんでした。
でも結果的には一番最初に降りたてるさんが、周りの藪を探したところ、思ったよりすぐ見つかったので良かったのでしたが・・・
そして3人降りきった所でお昼ご飯を食べ、折角だからほかのルートを1ピッチでもいいから登ってみようと相談したところ、先日てるさんが登った第一ルンゼをKさんが登ってみたいというコトで登って来たという訳なんです
結果的には左方カンテ自体の完登は出来ませんでしたが、トラブルも対処しながらそこそこ楽しめましたし、I下さんもマルチの楽しさも感じてもらえたみたいだったし、
ジム＆フリーのお師匠さんのKさんも左方カンテの3ピッチ目や第一ルンゼの1ピッチ目はフリー的にもとっても楽しかったとおっしゃってくれたし、
僕自身もナンダカンダで3人でワイワイ登るコトが出来たし、とっても楽しかった一日となった錫杖岳前衛壁のクライミングでありました☆
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