瑞牆 十一面岩末端壁 調和の幻想
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
諸々の事情により山に入る決心がつかず、この週末も瑞牆。
前日までの雨の影響が心配でしたが、乾きが良いことを信じて末端壁へ。
調和の幻想は何度目かのSさんにお付き合い頂き、登攀後はリアス式のフリーへ繋げる予定だったのですが、予想以上に時間をかけてしまい、熱中症気味になってヘロヘロ。
この日は、調和の幻想のみとなりました。
<登ったルート>
十一面岩末端壁 調和の幻想
1ピッチ目 Sさんリード
フレークではなく、ワイドクラックで。
ダブルのうち1本がスタックしてしまうハプニングあり。
2ピッチ目 yachimayuリード → Sさんリード
ワイドからの離陸には左のカンテが使える。
その後のコーナーのフィンガーは自分の指がかかるサイズなのですが(#0.2、#0.3大活躍)、如何せん濡れていて滑る。
スラブはビシャビシャだったので、左のワイドから抜けようとするも、あと50cmが上がれずフォール。リード交代。
3ピッチ目 Sさんリード
自身が3ピッチ目出だしまでロープを伸ばすも、いまいち終了点がはっきりせず。
ただ、4ピッチ目は明確なので、立ち木でビレイ。
立体的に右へ回り込むところが、乾いていればよいのだけれど、滑ると怖い。
4ピッチ目 yachimayuリード
数m木登り。木にプロテクションを取ってから乗り移る。
瑞牆本には「リングボルト」と書いてあるが、ピカピカのハンガーになっていた。
が。
スラブが上がれず、一部A0して左のワイド沿い通しで上がる。
Sさん曰く「このルート取り(ワイド)でも楽しい」とのことで結果オーライ?。
5ピッチ目前半 yachimayuリード
「ランナウトが怖い」「精神面での核心」と聞いていたが、まさにそう。
ただ、一粒の麦の2ピッチ目よりは「どうにかなる」感じで、離陸。
徐々に広くなり、スライドしてきた#6が効かなくなる。
フレークのかかりが良い為、レイバックで上がれるが、プロテクションやランナウトしていることが頭をよぎると、とたんに身体が固くなる。
「お守り」として持って行った#7も途中で効かなくなる。
ハンドジャムになり「助かった」と思ったが、フレアしていて気は抜けない。
45mと長いピッチ。玉切れになったので、落ち着ける場所で切った。
5ピッチ目後半 Sさんリード
あとは数mのOWと、簡単なフェース/スラブで終了点。
そこまで厳しいOWではなかったので、ここもちゃんとリードしたかったな。
懸垂下降
5ピッチ目が長いので、まずは5ピッチ目スタート地点まで。
その後2回、合計3回。
<装備>
・60mダブルロープ(50mでも良かったかも)
・カム #0.2〜#6 2セット、#7(普通は、#7を使わず登るかと)
<感想>
乾いていることを期待しましたが、結果として日陰部分はビシャビシャ。
2ピッチ目、ギアが足りないと思った時の判断を間違えてしまった。
ピッチを切る、補充しに一旦降りる、交代する・・・と手はあったはず。反省。
また、持って上がった水 350mLでは足りず、後半フラフラで、これも反省。
ぎっくり腰が完治していなくてコルセット装着のまま登攀したことも敗因のひとつ(汗だく)。
反省点盛りだくさん。
ちゃんとしたコンディションの時にリベンジしなくては。
Sさん、、、ありがとうございます&すみませんでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する