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Yamareco

記録ID: 3455014
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

須金岳南面 ミテノ沢

2021年08月22日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 宮城県 秋田県
 - 拍手
GPS
11:51
距離
6.3km
登り
837m
下り
850m

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:31
合計
5:57
7:54
9
スタート地点
8:03
72
ミテノ沢入渓
9:15
168
8mシャワー滝
12:03
12:04
6
登山道合流
12:10
12:40
68
13:51
ゴール地点
沢中休憩は20分程。
ルートログは一部飛んでしまった部分だけ手入力。
天候 曇り時々雨後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寒湯沢右岸の林道を入っていき、登山口手前のスペースに駐車。スペースは5台くらい。
この登山口に繋がる林道だが、入口が細い上に藪が覆い被さっており、とても見つけにくい。普通車ではとても入って行く気になれないような林道です。
轍も大きく、とにかく藪が伸び放題。ジムニー系じゃないと厳しいと思います。
奥まで乗り入れ出来ない場合、林道入口から歩いても駐車スペースまでは15分かからないと思います。
コース状況/
危険箇所等
江合川水系 寒湯沢支流ミテノ沢

入渓地点。 駐車スペースの向かい側に藪に覆われた林道跡のような道があり、これを進むと堰堤が現れるので、右から藪を漕いで乗り越えミテノ沢へ降り立つ。

最初は土砂が蓄積されたような感じで水路がまったくなく、あれ?沢は?って感じだが、少し進むと水が流れてくる。
土砂で埋め尽くされた荒れた水流を行くと次第に沢らしくなってきて、左岸崩落地の奥にF1がかかる。
その後は小滝とゴーロを行く。大きい滝はなく、7〜8mクラスの滝と、ホールドが乏しい傾斜のあるナメ滝が出てくる。
滝は全てフリーで直登出来るが、ポイントで渋い滝もあるので、不安な時はザイルを出した方がいい。
滝を巻くにしても、いずれの滝も大高巻きにはならないと思う。

終盤にかけて何個かある二俣は全て水量の多い方に進む。
やがて水は枯れるが、沢型はしばらく残っており歩きやすい。次第に傾斜がきつくなってきた頃に藪こぎに入る。
藪こぎ距離はそこまで長くないが、この日は体がまったく動かず、たいした距離でもないのに藪こぎに30分以上かかってしまった。
通常なら10〜15分くらいかと思う。

下山は、9合目の仮の山頂を経由して一時間ちょっとで下山。
アブはまだ結構いましたが、今回は刺されなかった。
駐車スペースからガードレール横の林道跡へ入ります。
2021年08月22日 07:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/22 7:52
駐車スペースからガードレール横の林道跡へ入ります。
藪を漕ぎながら堰堤を越える。チクチク刺さって痛い。
2021年08月22日 07:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/22 7:57
藪を漕ぎながら堰堤を越える。チクチク刺さって痛い。
堰堤上は土砂が蓄積されていて水量は細い。
2021年08月22日 08:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/22 8:02
堰堤上は土砂が蓄積されていて水量は細い。
二つ目の堰堤も左岸から越える。
2021年08月22日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 8:07
二つ目の堰堤も左岸から越える。
堰堤のプレートを見ると、ミチノ沢と書いてある。大系にはミテノ沢とあるが、おそらくカタカナのチとテのミスだろうか。沢の名前にはよくある事だ。
2021年08月22日 08:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/22 8:08
堰堤のプレートを見ると、ミチノ沢と書いてある。大系にはミテノ沢とあるが、おそらくカタカナのチとテのミスだろうか。沢の名前にはよくある事だ。
少し進むと左岸崩落地の奥に滝が見えてきた。
2021年08月22日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/22 8:20
少し進むと左岸崩落地の奥に滝が見えてきた。
小雨の降る中だが、滝が出てくるとテンションが上がります。
2021年08月22日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 8:23
小雨の降る中だが、滝が出てくるとテンションが上がります。
小滝。いい渓相になってきました。
2021年08月22日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 8:29
小滝。いい渓相になってきました。
小滝。へつり気味に越えます。
2021年08月22日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/22 8:36
小滝。へつり気味に越えます。
Hiroshiiiiさんは1ヶ月ぶりの沢です。
2021年08月22日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 8:45
Hiroshiiiiさんは1ヶ月ぶりの沢です。
最初は荒れた印象の沢でしたが、中々いいですね。
2021年08月22日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 8:47
最初は荒れた印象の沢でしたが、中々いいですね。
7mくらい。右岸から。
2021年08月22日 09:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:05
7mくらい。右岸から。
水線左から。この辺りはフェルトがよく効きました。
2021年08月22日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:07
水線左から。この辺りはフェルトがよく効きました。
慎重に。
2021年08月22日 09:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
8/22 9:08
慎重に。
雨はいつの間にかやんでました。
2021年08月22日 09:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:10
雨はいつの間にかやんでました。
いい滝がきました。どっから行こうかな。
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いい滝がきました。どっから行こうかな。
Hiroshiiiiさん、シャワーで攻めますが、カッパを着るため一旦下がります。
2021年08月22日 09:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:15
Hiroshiiiiさん、シャワーで攻めますが、カッパを着るため一旦下がります。
mooree行きます。冷たい!
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mooree行きます。冷たい!
Hiroshiiiiさんもカッパを着込んで突っ込む。
2021年08月22日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:19
Hiroshiiiiさんもカッパを着込んで突っ込む。
すぐ上の滝は右からだったかな?
2021年08月22日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:20
すぐ上の滝は右からだったかな?
続きます。
2021年08月22日 09:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/22 9:25
続きます。
さらにもう一個。
2021年08月22日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 9:26
さらにもう一個。
これが結構渋かったです。左からの方がよかったかなぁ。
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これが結構渋かったです。左からの方がよかったかなぁ。
終盤に滝が続きます。全て登れますが、この辺りからヌメリが出てきました。
2021年08月22日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/22 10:00
終盤に滝が続きます。全て登れますが、この辺りからヌメリが出てきました。
ヌメるので摩擦を多く使って登ります。
2021年08月22日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 10:02
ヌメるので摩擦を多く使って登ります。
直登です。
2021年08月22日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 10:04
直登です。
水量が少なくなってきましたね。
2021年08月22日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 10:13
水量が少なくなってきましたね。
ヌメリに気をつけながら慎重に登りました。
2021年08月22日 10:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 10:15
ヌメリに気をつけながら慎重に登りました。
これが最後だったかな。
2021年08月22日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 10:22
これが最後だったかな。
登山道合流。今日の藪こぎはいつも以上にバテてしまい、やたら辛かった。
2021年08月22日 12:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 12:05
登山道合流。今日の藪こぎはいつも以上にバテてしまい、やたら辛かった。
仮の山頂板は壊れていました。ここで昼飯。
2021年08月22日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 12:39
仮の山頂板は壊れていました。ここで昼飯。
下山途中に虎毛と栗駒山がチラっと見えました。
2021年08月22日 12:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 12:43
下山途中に虎毛と栗駒山がチラっと見えました。
下山です。濡れてて滑る登山道でした。
2021年08月22日 13:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 13:44
下山です。濡れてて滑る登山道でした。
下山したらめっちゃ暑い。ここで晴れてきました。
2021年08月22日 13:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 13:49
下山したらめっちゃ暑い。ここで晴れてきました。
駐車地点に到着です。お疲れ様でした!
2021年08月22日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/22 13:51
駐車地点に到着です。お疲れ様でした!
撮影機器:

感想

7月下旬辺りから天気が悪くて行きたい沢に全然行けない。
晴れの日だけ沢に入ってたんじゃいつまでたっても沢に行けないので、少々の悪天でも行く事にする。
が、やっぱり雨の朝は全然やる気が起きない。なんでこんな日に沢に入るんだ、とか二人でぶつぶつ言いながら身支度をして出発。

このミテノ沢は普段は水量が細いらしく、雨の日や増水の時に行こうとリストに入れてた沢である。
距離も短いので、今回のような天気の時にはちょうどいい沢だった。
大系にも書いてあった通り、短い区間の中にも滝が程よくあり、全て登れるので案外楽しめる。初心者のトレーニングの沢なんかには最適のような沢だった。

心配してた雨も、スタート時の小雨程度で沢に入るとまったく気にならなかったし、いつの間にか雨も止んで昼過ぎからは太陽も出てきてかなりの暑さとなった。
実はこの沢は、前にソロで来た事があったのだが、その時は異常な程のアブに囲まれて車から降りる事なく撤退していた。
今回もアブは結構いたのだが、何故か1ヶ所も刺される事なくラッキーだった。
ちなみにオニヤンマ君は、少し前に藪こぎ途中にバラバラになってお亡くなりになりました。

この須金岳南面の流域には、他にも面白そうな沢が何本かあるので、また機会を作って訪れてみたいと思う。

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