ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3475840
全員に公開
ハイキング
中国

浦富アルプスとジオパークトレイル 稜線と海岸線と

2021年08月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:09
距離
8.3km
登り
399m
下り
388m

コースタイム

日帰り
山行
3:48
休憩
0:22
合計
4:10
距離 8.3km 登り 404m 下り 401m
11:16
10
スタート地点
11:26
11:33
19
11:52
11:53
28
12:21
12:28
52
13:20
13:23
40
14:03
11
14:14
13
14:40
14:41
5
14:46
14:47
18
15:05
15:06
16
15:26
ゴール地点
天候 晴れ→薄曇り
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥取県岩美町の山陰近畿道 大谷インターチェンジが最寄りです。網代(あじろ)港へはJR鳥取駅や岩美駅からバスもありますが、本数は限られています。
自家用車で向かいました。
コース状況/
危険箇所等
浦富アルプス: 稜線は一部で鋭く尖っていて、ややスリリングな場所もありますが、総じて安全に歩けます。コース上のトゲのある攻撃的な植物に気を遣いました。
ジオパークトレイル:浦富アルプスに比べれば天国です。海岸線と山道が繰り返し現れ起伏はありますが、総じて歩きやすいす。
その他周辺情報 港の南側(蒲生川河口)にある、浦富海岸島めぐり遊覧船の乗船所にレストランがあります。https://yourun1000.com
今日は、浦富アルプスで網代港から東に向かい、海辺のトレイル沿いに戻ってくる山と海のルート。まずはアルプスに登るために、網代港から集落を抜け、旧網代小学校まで上がってきました。
2021年08月29日 11:25撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 11:25
今日は、浦富アルプスで網代港から東に向かい、海辺のトレイル沿いに戻ってくる山と海のルート。まずはアルプスに登るために、網代港から集落を抜け、旧網代小学校まで上がってきました。
旧校舎が見える道路はこのような草むら。ヤマレコでは、ここらが登山口となっているようだけど…
2021年08月29日 11:27撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 11:27
旧校舎が見える道路はこのような草むら。ヤマレコでは、ここらが登山口となっているようだけど…
はい、道ばたのちょっと奧にありました。浦富アルプス登山口です。
2021年08月29日 11:28撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 11:28
はい、道ばたのちょっと奧にありました。浦富アルプス登山口です。
登山口近く。カラマツソウかな。
2021年08月29日 11:28撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 11:28
登山口近く。カラマツソウかな。
数ミリ大の石粒が固まった様な道。道は踏み固められているのでわかりやすいですが、それにしてもこの薮です。
2021年08月29日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 11:30
数ミリ大の石粒が固まった様な道。道は踏み固められているのでわかりやすいですが、それにしてもこの薮です。
薮だらけの登山道を抜けきって初めてのピークにつきました。眼に入ってきたのはこの景色。今年は(も)出かけなかった、日本海が眼下に見えています。
2021年08月29日 11:49撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 11:49
薮だらけの登山道を抜けきって初めてのピークにつきました。眼に入ってきたのはこの景色。今年は(も)出かけなかった、日本海が眼下に見えています。
最初のピークから、方向を変えて稜線伝いに東進します。ドングリその1がありました。もう秋の準備かな。
2021年08月29日 12:05撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 12:05
最初のピークから、方向を変えて稜線伝いに東進します。ドングリその1がありました。もう秋の準備かな。
こっちはドングリその2。その1に比べて、ずんぐりむっくりしています。
2021年08月29日 12:07撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:07
こっちはドングリその2。その1に比べて、ずんぐりむっくりしています。
このアルプスは、海岸線に沿うように東西に横たわっています。高い場所から海の景色も楽しめるという特典付きの登山道です。
2021年08月29日 12:08撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:08
このアルプスは、海岸線に沿うように東西に横たわっています。高い場所から海の景色も楽しめるという特典付きの登山道です。
反対側(実際は南西側)はこんな景色。中央奥に見える山は扇ノ山。ちょっと雲がかかっているかな。
2021年08月29日 12:09撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:09
反対側(実際は南西側)はこんな景色。中央奥に見える山は扇ノ山。ちょっと雲がかかっているかな。
西側を見てみると通ってきた稜線が見えます。海岸線の向こうに飛び出して見える丸い山は駟馳山(しちやま)。さらにその向こうの海岸線には鳥取砂丘も見えてます。
2021年08月29日 12:09撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:09
西側を見てみると通ってきた稜線が見えます。海岸線の向こうに飛び出して見える丸い山は駟馳山(しちやま)。さらにその向こうの海岸線には鳥取砂丘も見えてます。
そして東に見えるのはこの先進む山。岩肌があらわになっています。
2021年08月29日 12:19撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:19
そして東に見えるのはこの先進む山。岩肌があらわになっています。
名もなき山の三角点。標高143メートルです。
2021年08月29日 12:21撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:21
名もなき山の三角点。標高143メートルです。
空になった鳥の巣。枝の間に上手に作られていました。
2021年08月29日 12:30撮影 by  iPhone XR, Apple
4
8/29 12:30
空になった鳥の巣。枝の間に上手に作られていました。
薮が本気度をむき出しにしてきました。何とか薮をかき分けて、クモの巣を取り除いて進みます。
2021年08月29日 12:30撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 12:30
薮が本気度をむき出しにしてきました。何とか薮をかき分けて、クモの巣を取り除いて進みます。
薮だけならまだガマンできるけど、この植物はとにかく痛い。ハイネズというらしいです。ショートパンツでここに来たことをこれを見るたびに後悔しました。
2021年08月29日 12:22撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 12:22
薮だけならまだガマンできるけど、この植物はとにかく痛い。ハイネズというらしいです。ショートパンツでここに来たことをこれを見るたびに後悔しました。
そしてもう1つがこのサルトリイバラ。茎に鋭い鈎爪があって、なおかつちょうど胸の高さにあることが多い。むき出しの腕に何本ものひっかき傷が残りました。
2021年08月29日 12:42撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:42
そしてもう1つがこのサルトリイバラ。茎に鋭い鈎爪があって、なおかつちょうど胸の高さにあることが多い。むき出しの腕に何本ものひっかき傷が残りました。
トゲトゲの植物からの攻撃から我が身を守るためには、長袖長ズボンだろうけど、その格好だと暑いし…。痛さをガマンするか暑さをガマンするか。悩みながら来し方をじっと睨む。
2021年08月29日 12:49撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 12:49
トゲトゲの植物からの攻撃から我が身を守るためには、長袖長ズボンだろうけど、その格好だと暑いし…。痛さをガマンするか暑さをガマンするか。悩みながら来し方をじっと睨む。
そんなことを言っても、先に進むしかないんです。右前に目的地の、山頂部が平らに刈られた桐山城跡が見えてきました。
2021年08月29日 12:57撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 12:57
そんなことを言っても、先に進むしかないんです。右前に目的地の、山頂部が平らに刈られた桐山城跡が見えてきました。
ということで、無心で薮をかき分け続け(写真を撮る余裕がなかった)、ようやく桐山城跡に到着です。登山口からここまで休憩を含めて2時間弱でした。
2021年08月29日 13:21撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 13:21
ということで、無心で薮をかき分け続け(写真を撮る余裕がなかった)、ようやく桐山城跡に到着です。登山口からここまで休憩を含めて2時間弱でした。
少し休憩し心も落ち着いたので下山します。山頂そばにあったのは手書きの素朴な看板。「イバラ谷」とは、言い得て妙です。
2021年08月29日 13:26撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 13:26
少し休憩し心も落ち着いたので下山します。山頂そばにあったのは手書きの素朴な看板。「イバラ谷」とは、言い得て妙です。
これまでのイバラの道に比べれば、この山道は何て天国。この天国の道を通って下山しました。
2021年08月29日 13:29撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 13:29
これまでのイバラの道に比べれば、この山道は何て天国。この天国の道を通って下山しました。
下山した先にあったのは、浦富の海岸。昨年に引き続き、今年も静かな海となりました。ここから海沿いに西に進みます。
2021年08月29日 14:04撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:04
下山した先にあったのは、浦富の海岸。昨年に引き続き、今年も静かな海となりました。ここから海沿いに西に進みます。
田後(たじり)の港のそばには谷を渡るように架橋工事がされていました。
2021年08月29日 14:10撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:10
田後(たじり)の港のそばには谷を渡るように架橋工事がされていました。
菜種島が見えてきました。春にはアブラナの花でこの島が黄色くなります。
2021年08月29日 14:26撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:26
菜種島が見えてきました。春にはアブラナの花でこの島が黄色くなります。
鴨ヶ磯方面へのショートカットの道が新たに出来ていました。
2021年08月29日 14:31撮影 by  iPhone XR, Apple
8/29 14:31
鴨ヶ磯方面へのショートカットの道が新たに出来ていました。
タケのトンネルをを越えていくと
2021年08月29日 14:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 14:33
タケのトンネルをを越えていくと
たどり着いたのはこの入り江。
2021年08月29日 14:35撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 14:35
たどり着いたのはこの入り江。
さらに進むとトンネル付きの岩が見えました。海食洞と呼ぶそうで、ここでは、これらがいくつも見られます。
2021年08月29日 14:36撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 14:36
さらに進むとトンネル付きの岩が見えました。海食洞と呼ぶそうで、ここでは、これらがいくつも見られます。
誰もおらず、セミと波の音だけが聞こえます。
2021年08月29日 14:38撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:38
誰もおらず、セミと波の音だけが聞こえます。
ちょっと雲が出てきました。
2021年08月29日 14:42撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:42
ちょっと雲が出てきました。
どうやって向こうの階段に上がるのかと思ったけど、手前の角材を足場にロープを伝わって行けばよいのでした。
2021年08月29日 14:42撮影 by  iPhone XR, Apple
4
8/29 14:42
どうやって向こうの階段に上がるのかと思ったけど、手前の角材を足場にロープを伝わって行けばよいのでした。
根を張れる場所が限られているのに、よくぞ頑張っています。
2021年08月29日 14:43撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 14:43
根を張れる場所が限られているのに、よくぞ頑張っています。
浦富アルプスでは、花を見かけなかったけど、ここのトレイルでは色々な花が咲いています。花を愛でる余裕が出てきたか?
2021年08月29日 14:45撮影 by  iPhone XR, Apple
4
8/29 14:45
浦富アルプスでは、花を見かけなかったけど、ここのトレイルでは色々な花が咲いています。花を愛でる余裕が出てきたか?
少し進むとここにもね。
2021年08月29日 14:46撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:46
少し進むとここにもね。
そしてここにも。
2021年08月29日 14:48撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 14:48
そしてここにも。
ゴツイ登山靴を履き、リュックを背負って、水着姿の人々の間を抜けていく姿は何とも場違いですが、ここはトレイル。
2021年08月29日 14:46撮影 by  iPhone XR, Apple
5
8/29 14:46
ゴツイ登山靴を履き、リュックを背負って、水着姿の人々の間を抜けていく姿は何とも場違いですが、ここはトレイル。
水辺の景色はここで見納め。
2021年08月29日 14:47撮影 by  iPhone XR, Apple
2
8/29 14:47
水辺の景色はここで見納め。
標高を上げて行きます。この写真の右は崖。下からは遊覧船の船内説明やジェットスキーのエンジン音が聞こえます。
2021年08月29日 14:57撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 14:57
標高を上げて行きます。この写真の右は崖。下からは遊覧船の船内説明やジェットスキーのエンジン音が聞こえます。
トレイル最高所の網代埼灯台。海からはここの光がよく見えるんだろうけど、このまわりは木で囲まれていて見晴らしは無し。
2021年08月29日 15:05撮影 by  iPhone XR, Apple
1
8/29 15:05
トレイル最高所の網代埼灯台。海からはここの光がよく見えるんだろうけど、このまわりは木で囲まれていて見晴らしは無し。
さらに進むと見えてきたのが千貫松島。この松を気に入った鳥取藩主が、自身の庭に移すことができたら千貫の碌を与えると言ったことが島名の由来らしいけど…殿、それは無理でございます。
2021年08月29日 15:18撮影 by  iPhone XR, Apple
5
8/29 15:18
さらに進むと見えてきたのが千貫松島。この松を気に入った鳥取藩主が、自身の庭に移すことができたら千貫の碌を与えると言ったことが島名の由来らしいけど…殿、それは無理でございます。
「おしろいの岩壁」とはよく言ったもの。白くなった岩壁の正体はウミウの糞。これを眺めた後に出発地に戻り、山と海辺の歩きは終了です。暑かった。
2021年08月29日 15:19撮影 by  iPhone XR, Apple
3
8/29 15:19
「おしろいの岩壁」とはよく言ったもの。白くなった岩壁の正体はウミウの糞。これを眺めた後に出発地に戻り、山と海辺の歩きは終了です。暑かった。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

過去のレポートから整備がされていないことは想像していましたが、稜線は、薮、薮、薮の連続でした。登る前に、らくルートで経路を検索してみましたが、浦富アルプスの稜線上の道は登録されていません。今回実際に通ってみて、その理由がわかった気がします。

ただ、踏み跡はしっかりしているので、薮に阻まれても注意深く探せば先に進めます。この時期、天気が良ければ海を見下ろしながら稜線歩きが出来ますが、トゲのある植物たちが心を落ち着かせてくれませんでした。東端の桐山城跡に着くまでに、露出していた腕と脚には沢山の切り傷が。この山、タイツと長袖は必須でした。

山陰海岸の遊覧船には過去に何度か乗ったことはありましたが、陸にあるジオパークトレイルを今回はじめて歩きました。絶景です。近くにいるほど当たり前すぎて、その良さに気付きにくいんでしょうね。客人にも勧めてみたいと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:824人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら