常念岳(一の沢からピストン/テント泊)展望抜群!
- GPS
- 14:25
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
0610駐車場
0635-0645一の沢登山口
0705山ノ神
0716古池
0800大滝ベンチ
0841烏帽子沢
0921笠原沢
1017胸突八丁
1045-1115最終水場
1215常念小屋
9月22日
0720常念小屋
0820三股分岐
0840-0950常念岳山頂
1055-1230常念小屋 テント撤収
1315最終水場
1341胸突八丁
1419笠原沢
1450烏帽子沢
1510大滝ベンチ
1547古池
1555山ノ神
1605-1605一の沢登山口
1630駐車場
天候 | 風弱く晴れ時々曇り 明け方の常念小屋テント場 気温1度、テント内6度 9時 常念岳山頂 9度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口、駐車場付近は圏外。 駐車場は前夜24時44分で8割程度埋まり。駐車場にトイレや水場なし。トイレや水場のある登山口まで徒歩20分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一の沢→常念乗越 終始樹林帯。はじめは沢沿いに緩やかに上り。後半は急になってくる。 渡渉が多く大雨増水時は注意が必要。 下りは濡れて滑りやすい石が多い。スリップ注意。 沢の左岸を高巻くところは道幅狭いので滑落注意。 常念乗越→常念岳山頂 ガレ場が続く。浮石注意。 周辺情報 山麓線を北に向かい、すずむし荘温泉500円(弱放射能泉) そばや 富士尾山荘 |
写真
感想
槍・穂高の展望台と言われる常念岳。さすが大展望の山旅だった。
7月の連休から延期になっていた常念岳。健脚の人の中には日帰りでやってしまうみたいだが、我がPTには到底無理な話。というわけで秋の3連休、ようやく全日程晴れが確定的となったのでいつも通り金曜前夜ムーンライト運転で出発。
今回は首都高の渋滞を避けるため外環三郷→関越→上信越経由安曇野入り。このルートは中央経由より30kmほど遠回りだが首都高が900円になった今、ガソリン代を計算してもこちらの方が少し安い。
上信越がわれわれが通過後に事故通行止めになったが予定通り一の沢到着。この時間でも登山者と見られる車が三股方面に上っていたりしていた。
上段の公式駐車場は24時で8割ほど埋まっている。車内仮眠。
翌朝、パッキングを整え出発。登山口までは舗装路を20分。途中、もっと近い駐車スペースを発見。
天気は上々で暑い。寒いと思って保温タイツをはいてきてしまった。失敗。
一の沢沿いに樹林帯を進む。沢の音を聞きながら上っていくが所々登山道が川になってたりして足元が悪いところがある。8月の奥穂高以来のテント泊装備で足取りが重い。
途中、何も考えずに前のPTについていったら、渡渉点でコースを外れて進んでしまった。後ろからの呼びかけで気づいたが、足元だけ見てる証拠だ。よくよく見るとちゃんと「×」が書いてあった。疲れて余裕がないと全然見えてない。これはだめだ。
反省に地図をチェックすると一目瞭然のコースアウトだった。地図もコンパスも持っているだけでは役に立たないとはまさにこれ。
胸突八丁の急登を越え最後の水場へ。稜線テント場には水場が無く常念小屋で200円/Lの高い水を買わなければならないのでここで手持ちの容器に水を満タンにする。5L分の重量が増加。これで明日またここに戻ってくるまでの食事と飲料で持つだろうか。ここで昼食と大休止。
ここから常念乗越までは3箇所にベンチがあり休憩できる。きついところ。2200mほどからちらほらと紅葉の木々が目に入るようになった。今年の紅葉はどうだろうか、どこへ見に行こうかと考えながら歩をすすめる。
ところどころ常念岳方向の展望が開けてくるようになり森林限界が近づいていることを感じさせる。
下山の人に「後5分、槍がきれいに見えてますよ」の声に元気が出るものの、周りの人とくだりの5分だからなーと。実際上りは15分近くかかってるかな。
常念乗越に出て一気に展望が開ける。天気は快晴。
常念小屋でテントの受付。一人500円。12時なのにすでにテント場は埋まりつつある。というか小屋側はもういっぱい。林を挟んだ横通岳側にも指定地があるのでそちらに移動し場所を確保。
トイレの目の前に張っていた人もいたが、ここのトイレはにおいがきついので大丈夫かな。
夕方にはここもいっぱいになり、ロープをはみ出し登山道沿道までテントがあふれていた。
テント場からは正面に北穂、大キレットから、槍、北鎌尾根まで見渡せる。テントの中からも槍ヶ岳が見えるロケーション。設営すると、車内仮眠の寝不足もあり昼寝。今日は文句ない快晴だが明日も大丈夫そうなので登頂は明日にしよう。余裕があれば横通岳もと考えていたが余裕が無いのでやめておく。
太陽は対面の山並みに沈む。あっという間に日没。気温は急速に低下。
7時くらいに就寝。夜中何度か目覚める。サイトが傾斜していて寝ているうちに滑り落ちてテントの壁にぶつかるためだ。場所はあまり選ばなかったので仕方ない。
月明かりが明るい。
翌朝、テント内6度、外は1度ほど。結露が凍結していた。
やや雲が多い。日が昇ってもすぐ雲に隠れたりしている。山頂に着くまでは何とか晴れていてほしい。
終始ガレ場をジグザクに高度を上げていく。三股分岐を過ぎるとまもなく乗越から見えている偽ピークに出ると安曇野側の展望がひらけ、まだ先の山頂がみえる。
山頂は岩が重なり狭い。ちょっと蝶側にスペースがあるのでそこで休憩。
晴れ時々曇りで視界は良い。360度の展望で富士山もばっちり。
433MHzでCQを出すと北安曇郡池田町と上田市美ヶ原王が頭の2局より応答あり。
9時の気温は9度。1時間ほど展望を満喫し下山へ。
テント場で撤収と昼食を取り1230乗越より下山開始。到着は1600-1630を見込む。
水場まで下りてくると持ち帰り用に常念のおいしい水を2L補給。また重くなった。
なお、昨日5L補給した水は残り1L弱残っていた。
足が上がらず躓き易くなっている疲れを感じながら滑りやすい濡れた下りを下っていく。何度か小休止をはさんで予定通り16時過ぎに下山。
これは日帰りやる人はすごい。
登山口に自転車で来てこれから帰る人もいてその体力に驚く。
車で30分ほどのすずむし荘で温泉(500円)、富士尾山荘でそば。いずれも山麓線沿い。高速情報では中央道は小仏渋滞が一宮御坂まで繋がるなど稀に見る大フィーバー。3連休で明日の余裕があるので久しぶりに全線下道で安曇野より三才山TN→R254佐久→熊谷を経由して柏まで6時間。下道はガラガラ順調だった。
自動車区間
9月20日
2034自宅
2113三郷南IC
2136大泉JC
2222藤岡JC
2303-2310佐久平PA
2038更埴JC
2406安曇野IC
2444一の沢駐車場
9月22日
1652一の沢駐車場
1720-1813すずむし荘
1824-1900富士尾山荘
1930松本有料TN
1949三才山TN
2045佐久
2149下仁田
2242R17本庄
2309熊谷
2346加須
2403五霞
2421庄和
2447-2455柏
2504自宅
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