サクラタデ(櫻蓼)に魅了された8月最後の散策

2021年08月30日(月) [日帰り]

• GPS: 04:19
• 距離: 16.7km
• 登り: 141m
• 下り: 147m

天候

晴れ

アクセス

自宅 - 小宮公園 - 片倉城跡公園 - 長沼公園 - 自宅 間の移動は自転車

写真

マキエハギ(蒔絵萩)が咲いたとの情報で今日は都立小宮公園にやって来ました　この品のある花　萩の中で一番好きです

2週間前から大変身　立派な姿になったナンバンギセル(南蛮煙管)　

ススキ畑の中を掻き分けて探しに行かなくても簡単に見れる場所に咲いています

近くには沢山のツルボ(蔓穂)　上部の蕾の色合いが何とも良いです

コスモス(秋桜)が見頃になりました　中央奥の高い木はユーカリ　その下にススキの穂が見えます

近くに咲いていたコスモス　大変綺麗です

ハクチョウソウ(白蝶草)の周りを忙しく飛びまわったいたのはジャコウアゲハ(麝香揚羽)

落ち着いて撮影させてもらえません

ウマノスズクサ(馬の鈴草)　ジャコウアゲハはウマノスズクサという特別な餌しか食べないらしい

未だ健在でした青い蜂オオセイボウ(大青蜂)　炎天下ですが10分足らずで姿を現してくれます

実際にはかなり小さな蜂でじっとしていてくれないので撮影は結構大変です

カナブンでしょうか　本州・四国・九州やその周辺離島にしかいない　北海道や沖縄では見られないらしい

本当は今回もルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)を探していたのですが登場したのはツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)の雌

すると雄のツマグロヒョウモンが飛んで来ました

これはもしかしてツマグロヒョウモンの交尾でしょうか　奥が雄で手前が雌の様です

こちらは萩の代表格マルバハギ(丸葉萩)　小葉の形が楕円状になることからこの名が付けられたとか

ツリガネニンジン(釣鐘人参)の白花　何故かこの花は白花の方が好きです

オオカモメヅル(大鴎蔓)の実　あの小さな花からこんな形の大きな実が出来るとは...

ヤブカラシ(藪枯らし)に留まっているダイミョウセセリ(大名挵)　これは昔の大名が着ていた羽織袴の模様から連想して

小宮公園最後はコムラサキ(小紫)の実　これから本日狙いの花を求めて片倉城跡公園へ移動します

片倉城跡公園に到着して一番先に開花を確認したサクラタデ(櫻蓼)

タデ科の中でミゾソバと共にお気に入りの花

サルスベリ(猿滑り　百日紅)　初夏から秋までの長い間鮮やかな紅色やピンク、白などの花を咲かせる花木

池を見つめるセグロセキレイ(背黒鶺鴒)　この池にはカワセミがやって来るのですが今年は見ていません

その池で絶えず綺麗な花を咲かせているハス(蓮)

片倉城跡公園内に幾つもあるモニュメントの一つ　「早く来ないかなあ 」　春でも待っているのかと思ったら　I wish he would come soon

タカサブロウ(高三郎)　種の縁が薄い翼状になっているのでこれはアメリカタカサブロウではなさそう

水車小屋の近くはオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)の縄張りの様です

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)の雌　オスの胴体は金緑色に輝き大変綺麗ですがメスはかなり地味です

暫く翅を広げるのを待っていましたが雄と違い輝きに欠けていました

片倉城跡公園のミゾソバ(溝蕎麦)が沢山咲いていることを期待していましたが咲いていたのはほんの数輪だけでした

ノダケ(野竹)の開花　一体ここのノダケは開花までどの位時間を要するのか　やっとの開花です　次は長沼公園経由で自宅に戻ります

長沼公園へ立ち寄るとクサキョウチクトウ(草夾竹桃)　夾竹桃の花に似ているとか　別名のオイランソウ(花魁草)

こちらは長沼公園のサクラタデ　片倉城跡公園とどちらが綺麗かな　私が初めてこの花の存在を知ったのはこの長沼公園でした

(番外編 西瓜)
今年は西瓜の価格が高かった　これが最後の西瓜になるでしょう　初めての北海道富良野の西瓜

(番外編 西瓜)
とにかく大きく9kg位ありましたが皮は薄く実は真っ赤で甘く今年一番の美味しさに大満足

感想

ランツベルク

今日は珍しく終日晴れ予報でしたのでこの時期に期待出来るサクラタデ(櫻蓼)を求めての散策でした。

櫻蓼期待の片倉城跡公園や長沼公園の前に小宮公園での瑠璃紋花蜂との再会を期待していました。残念ながら期待には外れたものの友人から得ていた蒔絵萩の開花は確認出来ました。

片倉城跡公園や長沼公園では昨年程多くはなかったものの溝蕎麦とともに好きな櫻蓼に魅了された8月最後の散策でした。

Landsberg