白雲山〜天望山

2021年09月11日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.5km
• 登り: 654m
• 下り: 651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:55
• 合計: 6:30

9:50 登山口
10:37 10:45 稜線
11:08 11:08 士幌高原コース分岐
11:18 12:20 白雲山
12:52 12:55 コル分岐
13:23 13:43 天望山
14:42 15:04 東雲湖
15:52 15:52 湖畔コース分岐
16:20 登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

天望山から東雲湖への下りはブッシュがかぶって道筋がわかりにくい箇所があったので、ピンクテープを見落とさぬよう。

その他周辺情報

【入浴・宿泊】然別湖畔温泉ホテル風水：金気のある茶褐色のお湯は、加温加水なしのかけ流し。露天風呂からは湖と対岸の天望山（くちびる山）、白雲山が眺められる。

写真

9/11 9:43

登山口は「湖底線路」（遊覧船を引き揚げる船台のレール）が見られる水辺にある

9/11 10:02

10分ほど登ると湖面が見下ろせる

9/11 10:49

尾根に出ると平坦な道が続く

9/11 11:08

岩石山を経て士幌高原へ下るコースとの分岐

9/11 11:14

岩塊帯に出る

9/11 11:16

巨岩累々の山頂

9/11 11:16

然別湖と南ペトウトル山

9/11 11:24

ここではナキウサギの声も聞こえなかった

9/11 11:35

東ヌプカウシヌプリ

9/11 12:20

白雲山1186m。しだいに雲が広がってきた

9/11 12:20

天望山へ向かう

9/11 12:52

白雲山、天望山のコル分岐

9/11 13:09

天望山への登り

9/11 13:23

天望山1174m。雲の中で眺望は得られなかった

9/11 14:01

東雲湖へ下る道は一部ブッシュがかぶり、ピンクテープが頼り

9/11 14:42

東雲湖ははじめ霧の中だった

9/11 14:51

ナキウサギの棲むロックガーデン。動く小動物を2匹見たが、目に焼き付ける間もなく姿を隠した

9/11 15:00

しばらくすると霧が切れ、東雲湖が現れた

9/11 15:32

湖岸に沿った樹林帯の道は単調で長い

9/11 15:52

湖畔コースと白雲山、天望山への道との分岐

撮影機器：

PowerShot G9 CANON

感想

apukashi

今回の山旅の目的のひとつはナキウサギに会うこと。
まず白雲山に登った。ここでナキウサギが見られるポイントは山頂の岩場。
巨岩累々のこの一帯は、絶景の場所でもある。然別湖や背後にそびえる南ペトウトル山、その向こうにはウペペサンケ山が望める。
昼食をとり、コーヒーを飲みながら待ったが、人が多すぎたせいもあるのか、声を聞くこともできなかった。
1時間いて腰を上げたころには上空に雲が広がり、次に向かった天望山の頂上からは眼下の然別湖すら見えなかった。
第二のポイント、東雲湖は霧に包まれ、私たちのほかに人はいなかった。
ナキウサギが棲むというロックガーデンで耳をすますと、時折「ピキッ」という声が聞こえた。しばらく目を凝らして待った。岩の上をすばやく動く小動物を2匹見たが、目に焼き付ける間もなく姿を隠した。
そうするうちに周辺の霧が切れだし、東雲湖が姿を現した。流入河川がないこの火口湖は、枯れた植物が湖底に堆積して水位が下がり続けていて、やがて消滅する可能性があるとか。
霧の中で、幻を二つ見た。