高ドッキョウ


- GPS
- 07:52
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 963m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ。南風が強い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.city.shizuoka.jp/000151965.pdf (両河内線自主運行バス〔板井沢系統〕) 復路:大平→但沼車庫(両河内線自主運行バス)、但沼車庫→興津駅前(しずてつジャストライン)、JR興津駅→JR静岡駅 http://www.city.shizuoka.jp/000151964.pdf (両河内線自主運行バス〔大平系統〕) |
コース状況/ 危険箇所等 |
樽登山口〜樽峠:危険箇所なし。ヒュッテ樽(思っていたよりきれいだった。) 樽峠〜高ドッキョウ:一部痩せ尾根があるが特に危険ではない。 高ドッキョウ〜徳間峠:痩せ尾根でロープが張られている箇所が多い。 徳間峠〜林道:踏み跡が薄い。沢を何度かわたるが、ガレていて道を見失いやすい。吊り橋が通行止めになっている(少し上流から沢を渡ることになる)。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
1/25,000地形図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
ストック
水筒
時計
非常食
モバイル電源
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感想
高ドッキョウは、清水の奥に位置している山。安倍東山稜の山との位置関係では、真富士山の北東、青笹山の南東に位置する。「ドッキョウ」という妙な名前の由来は、「読経」とも「突起」とも。登ってみての感想は、東西に甲駿の交通の峠(樽峠、徳間峠)があり、いずれから登るにも、かなりの急登であるので、突き出た山を意味する「突起」ということでいいのではないかと思った。
登る前には、6月〜10月はヤマヒルが多い山という情報があちこちにあり、首に塩水に一晩浸したタオルを巻き、足下は、靴、スパッツ、タイツと三重にカバーして忌避剤を上からスプレーしておいた。何度も足下をチェックしたが形跡はなく、もうヤマヒルの季節は終わったかと考えはじめた樽峠にて、スパッツから潜り込もうとしているヒル発見。まるで尺取虫のようにスパッツを登っている。(この山に登るには、まだ時季が早かったようです。)
ヒュッテ樽は、意外にもきれいだった。玄関前にある鐘にも雨よけの屋根がつけてあり、テラスもいい感じ。だいぶ外から呼んだが、誰もいない様子。ただ、何か大きな者のいる物音はする。玄関扉を開けて中を覗いたが、人影はなかった。中もよく整理されている様子。(勝手に覗いて良かったのか?)
樽峠からは、思ったより長い稜線をたどって、高ドッキョウへ。最後の数百mがかなりの急登。途中、尾根線のすぐ下(山梨県側)に舗装された林道が通っているのに気づく。高ドッキョウ手前に、清水方面展望所があり、高山、竜爪山、駿河湾、三保半島が一望できる。頂上では、逆に、山梨県方面に視界が開けている。
高ドッキョウから徳間峠は、最初は広い尾根線だったが、途中から長い痩せ尾根、ロープをたよりの上下が続く。徳間峠〜高ドッキョウ間は、かなりの難所という印象をもった。
徳間峠のお地蔵さんは、文久年間に建てられたものだが状態が良く、優しい表情。きつい尾根線の後だからそう感じたのかも。樽峠のお地蔵さんは、首を削り取られている(たぶん廃仏毀釈のせい)のと対照的。
徳間峠から静岡県側への下りは、あまり登られていない様子で薮っぽい。枯れ枝やザレ場が登山道を覆っている。林道近くの沢でしばし道を失う。しばらくして沢を渡った薮の先に道を発見。最後には、通行止めの吊り橋。徒渉地点を探して少し上流へ戻る。
予定をかなりオーバーして大平バス停に辿り着いた。東海自然歩道を6km下ったところにあるヤマセミの湯まで歩きたかったが、すでに最終バスの時間になっていた。途中山を削って通る中部横断道路の建設現場が見えた。
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