紅葉は今ひとつ・・・「船形山」&「面白山」
コースタイム
泉岳少年自然の家バス亭8:23→11:29北泉ケ岳→14:51三峰山と後白髪コースとの分岐→15:36瓶石→15:53升沢小屋→17:23舟形山頂避難小屋
【10月11日】
舟形山頂避難小屋5:30→6:25蛇ケ岳→12:00定義バス亭
【10月12日】
面白山高原駅:登山口6:41→9:11面白山→11:18奥新川峠→12:25権現様峠→13:25南面白山→14:55面白山高原駅
天候 | 10月10日:晴れ、夕方から雨 10月11日:雨 午後から晴れ 10月12日:雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿WBT23:40〜(夜行バス)〜5:30仙台駅6:43〜(地下鉄)〜6:59泉中央駅7:15〜(市営バス)〜8:05泉岳少年自然の家(登山口) ◆舟形山:後白髪コース下山口:定義から面白山登山口へ 定義〜(バス)〜陸前白沢駅〜(JR仙山線)〜面白山高原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【船形山】 登り:泉ケ岳登山口〜(長倉尾根)〜升沢小屋:よく整備されている。 升沢小屋〜山頂稜線:沢の中を歩く。まとまった降雨の後でなければ、登山靴で飛び石伝いに歩ける。 下り:山頂〜(後白髪コース)〜下空沢林道入口:迷うことはない 下空沢林道入口〜屋敷平:破線ルート。特に下空沢林道入口で林道を横切り、さらに下る地点で、ルートが不明瞭。進行方向右手の木に古い木片の表示があるが、表示されている方向を見ても、ルート不明瞭。身の丈程もある笹をかき分けると、踏み跡らしきものがあり、それをたどると、やがて踏み跡がはっきりしてくる。 【面白山】 よく刈払いがされており、ルートは明瞭。 駅前に民宿2軒あり。 「藤花山荘」023-657-3050 駅歩1分。登山口:歩1分 |
写真
感想
・ここ4年ほど、秋は東北の紅葉山行。
・既にメジャーな山やルート、山域には行ってるので、今年はどこへ行こうかしらと迷っていたら、Sちゃんから「船形山」と「面白山」はどう? との提案。
・聞いたこともない山名。調べると、宮城県と山形県の県境付近に位置する山々。
・まだ行ったことのない山なので、即、決定。
・Sちゃんの友人Iさんと3名。
・首都圏夜行バス発で、1泊目が、船形山山頂避難小屋、2泊目は面白山高原駅前の民宿泊の2泊3日行程。
【10月10】
・今日は山頂避難小屋まで約9時間の長丁場。
・平日なので、泉ケ岳までは、2〜3人の登山者に出会ったが、それ以降は、私たち3人のみ。
・紅葉はしているが、毎年見てきた目の覚めるような東北の紅葉には程遠い。不完全燃焼で、もう、落葉が始まっていた。
・升沢小屋からは、沢の中を歩く。単調な尾根歩きが延々と続いた後だけに、飛び石伝いの遡行が楽しかった。
・このルートから山頂に登る場合は、升沢小屋の所で給水せず、流水のある最後の二俣の沢で給水すると良い。私たちは、初めてなので、それがわからず、升沢小屋から水を汲み上げてしまった。
・升沢個屋も山頂避難小屋も、バイオトイレの完備した清潔な小屋。地元の方々に愛されている小屋であることが、中の様子から見て取れる。私たちも、部屋とトイレのお掃除をしてきました。
【10月11日】
・雨で視界のない中を下山。
・下空沢林道を横切ったところからは、破線ルート。あまり歩かれていないのか、そこからのルートが不明瞭。
・Sちゃんが木にかけてある小さな古い標識を発見!
・定義への下山方向が表示されているが、そちらの方向を見ても、笹薮。
・少しかき分けて入ってみると、踏み跡発見。迷うとしたら、ここのポイントかな?
・土手にミズの群生。ほかの二人に、ミズの実を教えてあげ、山のお土産にミズの実を採取してきた。
・下山口の定義には、由緒あるお寺があり、バスを1台遅らせて、観光&ビール!
【10月12日】
・朝から雨。30分ほど短縮したコース取りに変更し、面白山から南面白山の周回ルートへ。
・不必要な荷は宿泊した民宿に預かってもらえた。
・こんな天気の日に登っているのは、勿論、私たちだけ。
・ただ、雨の中を黙々と歩く。まるで自分に課したノルマを達成するために歩いているような感じ。
・びしょ濡れになって下山。民宿でお風呂に入れてもらえたのが救い。
・両山ともに、晴れていれば、好展望の山だという。残念!
紅葉 不作でしたか
確かに今年の夏は雨ばかりで梅雨明けが遅かったですから
更に雨中行軍では精神的に疲れますね
船形山・面白山も気になっていた山です
いずれ行く時の参考にさせて頂きます
niiniさん、コメント、有難うございました。
出発前チェック3日間の天気予報がころころと変わり、山行日程の3分の2が でした。
「耐久トレッキング」ならぬ、「忍耐トレッキング」になってしまいました
niiniさんの耐久トレッキングが近づいてきましたね。長距離を時短で歩く訓練をしているようですから、軽く、クリアできるのではないでしょうか。
応援してます!頑張ってください。
11月に泉ケ岳〜船形山を登ろうと計画しておりまして、
こちらのレコ、参考にさせて頂きます。
特に、山頂避難小屋の様子や水場に関する情報が聞けて、
本当に助かりました。
水の確保は、流水のある最後の二俣の沢で、とメモメモ
写真から拝見するに、薪も沢山ありそうですね
晩秋の山を楽しんでこようと思います。
ありがとうございました。
tanukimiさん、こんにちは。
11月に船形山に登られるとのこと・・・、山頂部はきっと雪がついていることでしょう。11月に入れば天候も安定し、蔵王を始め、船形山を取り囲む山々が見渡せて綺麗でしょうね! 今から、レコが楽しみです。
幾つか追加情報です。
・水の組み上げ:升沢小屋から山頂へのルートを5mほど進むと、流水と岩の境目も見分けられないほど澄んだ流れがあります。つい嬉しくなってここで組んでしまい、重い思いをして運び上げてしまいました。ここから、沢の遡行が始まりますが、最後の流水のある二俣で水は十分汲み上げられますので、そこから担ぎ上げたほうが省エネ。汲んだら、二股を右の沢に進みます。
・山頂避難小屋:ストーブの薪もありました。使った分の後補充してくれば、使って良いのではないかと思います。また、銀マットが3枚ありました。
プロフィールを拝見しました。ロッククライミングに目覚めたとのこと。マッターホルンには、雪と岩のミックス帯(アイゼンを付けて登ります)、急雪壁のセクション、太いフィックスロープの張られた垂直の岸壁登攀のセクションがあります。ヘルンリ小屋を出て、4時間で肩の避難小屋に到達できない場合は、戻ります。また、本革が手の内側に付いた手袋は必須アイティムです。
行かれる時は、是非、現地ガイドの雇用をお勧めします。岩場を熟知してますから、渋滞の時の迂回路をとってくれます。私の時は、5パーティー10人を迂回路で追い抜きました。
mizukiさま
早速のご返信、ありがとうございました〜。
詳細は、のちほどにて。
mizukiさま
この度は、いろいろとアドバイスを頂きまして、ありがとうございました。
おかげさまで、初の東北山行に向け、心の準備をすることができ、
本当に助かりました。
ありがたいことに、私達が行った先週末は、紅葉日和。
宿泊は、升沢小屋となりましたが、ここでの朝の室温は8℃。
その後、山頂避難小屋に泊まった方と話ましたが、ストーブの焚くほど寒くなかったとのこと。
おかげで、雪を楽しむことはできませんでしたが、山裾では、見事なブナの紅葉を楽しむことができました。
レコを見ると、mizukiさまも那須岳連峰を楽しまれたようですね
しかも、二日分の水を担ぎあげるボッカ山行!!凄い!!
これからも、いろいろとご教示頂けると嬉しいです。
ありがとうございました!
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