平日は登れない山〜観音山
- GPS
- 02:47
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 695m
- 下り
- 730m
コースタイム
天候 | 快晴、涼しくて快適 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:切通し-(バス)-東武東上線小川駅 小川駅〜白石間のバスは、1時間に1本ぐらいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音山採石場の通過は、ちょっと危険です。特に採石場を越えて登り返すところ。 採石場を横断するので、ここが休みでないと通過しにくいと思います。 従って、休日しか通れません。採石場が営業中の時は、絶対に通らないようにしましょう。また、南側の崖はかなり厳しいので、逆コースは、避けるべきです。 道も不明瞭です。何となく昔の登山道があるかな?程度。 部分的に、植林の手入れ道と重なるので明瞭になります。 指導標はありません。ハイキングコースとしては、ちょっと厳しいです。 |
写真
感想
GPS 累積標高: +730M/-749M
GPS 沿面距離: 13.6Km
標準コースタイム: 不明(たぶん 5:30 ぐらい)
秩父高原牧場から東をみると、山の稜線に採石場がみえるので、あそこに行けるのかどうかと思っていたら、yasuhiro 様が観音山をレコしていたので、自宅が近いこともあり、行ってみることにしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-285818.html
↑yasuhiro 様のレコです。
ちなみに、観音山そのものは、採石場となり、崩されて存在しません。
2週間も風邪で寝込んでいたので、久々の足慣らしです。
登山コースではありません。(破線すらありません)
採石場までの道は、不明瞭なところが多々あります。
・南方に太陽があること。
・右に秩父高原牧場が見えること
この2つを基準に地図を確認しながら行くことになります。
植林帯のため展望がきかないので、読図も大変です。
読図訓練には、良いコースです。(ガスっていたら最高かも)
藪漕ぎはありませんが、短パンで行ったら傷だらけでした。
ほとんど道形が無いところもあります。
ピンク印があるにはあるのですが、どうやら仕事道の印のようで、当てにしていると違った方向に行ってしまうこともあります。
採石場前後に「通過しないでね看板」がありますので、操業中には絶対に通らないこと−従って、休日しか通過できません。
本日は、帰宅時間にリミットがあるので、バスを使って東秩父の役場まで行きました。一日使うのなら、官ノ倉山を通って奥沢まで行き、そこから取り付き皆谷に降りるのが良いでしょう。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-314753.html
このコースから官ノ倉山に入ると、舗装道路歩きが少なくて良いですよ。
東秩父村役場〜地蔵岳:
目前に見える送電鉄塔を目指して登ります。この鉄塔に行く道があるようですが、そんなことはおかまいなしに、構わず斜面を登りました。稜線に出たら、左に行くとすぐに鉄塔です。この鉄塔の周りは、草藪です。
鉄塔を過ぎると、割と明瞭になります。ピンクテープに導かれながら、稜線の右側を登り、尾根を右に巻き登ると再び稜線に上がります。ここで、右に行くとすぐに次の鉄塔ですが、ここは、左に行きます。ここからは、道はなんとなくといった感じになります。何となく行っていると次のピークを直進してしまいますので、ここを右に行きます。このあたり、読図力が要りそうです。しばらく稜線沿いに行くと地蔵岳です。知らないうちに通り過ぎていました。
地蔵岳〜採石場手前:
ここの頂上も何となく進むと、直進してしまい、違う方向に行ってしまいます。頂上で左に曲がり、登り上げると再び稜線に出るので、ここを右に行くと、しばらくで、採石場の北側に出ます。大きな岩があるところで、左を見ると採石場が良く見えます。
採石場手前〜採石場向こう側のピーク(ここを観音山としました):
さて、ここからがこのコースの危険区間です。大岩の左に行くと目前は、採石場ですが、右は森林帯なので、この右の森林帯と崖の草付き帯の境目を下ります。少し急傾斜ですが、まぁ何となく降りられるでしょう。
降りきったら、今度は、採石場の右の淵を通りながら、正面の崖を目指します。
一目、崖と森林の右境界をルートにすれば良さそうな感じがしました。
崖の右端に来たら、登り易いところを適当に登ります。ここは、かなり傾斜が強く、一度滑ると滑落してしまうかもしれません。草付とザレの混合です。ここが危険地帯です。道は全くありません。途中、1M ぐらいのフェンスを乗り越えなければなりません。登り切ると、何となく道があるような感じになります。
採石場向こう側のピーク〜萩平の林道:
登り切ったあとは、稜線沿いに進みます。南下するに従い、だんだん道形が濃くなります。そのうち、ポンと道路にでます。出たところに都合良く、休憩小屋がありますので、ここで少し休憩。
萩平の林道〜切り通し:
早めに帰宅しなければならないので、ここから外秩父七峰コースを逆に辿り、栗山を経由して切通しまで行きます。この区間、大嫌いな舗装道路歩きですが、切り通しに到着したら、ちょうどバスが来たので、小川まで歩かずにすみました。ラッキー!!
低山とはいえ、道がまともではないので、なかなかのお楽しみコースでした。
採石場が無かった頃は、良いハイキングコースだったと思います。現在は、山仕事と送電線保守の人ぐらいしか通らないと思うので、不明瞭な道をたどりながらの読図が、面白いコースとなっています。しかし、採石場の通過がイリーガルなので、あまりお勧めできません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
misuzuさん こんにちは(^O^)/
ついに長い病床から復活ですね
実は今回オイラも、観音山が山行の候補でした
橋場から観音山に登りたくて色々調べたのですが、ルートが無いようなので、今回は諦めました
あの採石場は休日ならギリ!通れる感じなんですね (採石場に飛び出す前に、こっそり様子見が必要ですね )
misuzuさんが観音山に到着したころ、オイラは鐘撞堂山で迷走中でした
RossiRossi さん、こんにちは〜。
2週間も寝込んだ上に、のべ一ヶ月も動かないと、さすがに息が切れていました 。戻すのに、時間がかかりそうです。
ルートは、有るような無いような。GPS を使えば簡単だと思いますが、読図訓練がてら、行ってみてはいかがでしょうか。部分的に全く道が無いところもあるので、ワクワクです。GPS 見ながら歩くと・・・痛い星を見ることになるかも 。採石場には、誰もいませんでした。休日、こっそり通過しましょう。採石場南側の崖は、滑るとよろしくないことになります。
あと、パトリア小川に車停める手もありますよ。
P.S.
地蔵岳で少し間違ったルートを下ると橋場交差点に出ると思います。でも、きっと登り口はわかりにくい。ここから行くなら、「え〜い構わず行ってしまえモード」に切り替えてから GO。
misuzu師匠、始動
奥武蔵っていってもとても「深い」山行きをされますね。
なんか、山のプロって感じがいつもします。↑RossiRossi
さんも。
子供の頃の探検ごっこの上級編。
ハイキング♪って気軽に真似する人がいないか心配になり
ますが、その分詳細な説明があるのがまたいいです。
レコ多くて情報充分な黒戸尾根は7文字だったのに
体調はいかがですか。
今度一部だけでいいのでSGチラ見せお願いします
mmg さん、こんにちは。
1ヶ月の病欠は、かなり痛いところです。年寄りは、動かないとすぐ固まってしまいます 。
>子供の頃の探検ごっこの上級編
とても、良い表現です〜素敵 。
まさにそんな感じのコースでした。
道が無いところを歩くのもオツなものです。
杉の植林帯って、下草が無く藪こぎがないから、低山で迷ったら構わず上か下に行けば、どこかに出ますので、適当に行けば良い感じでした。(←あまり真に受けないでください ね )
SG 了解しました 。
misuzuさん はじめまして。
レコはよく拝見してますが、コメントを書くのは初めてですね。
人見知りが激しいもんで、こういった所にコメントを残すのは苦手なんですけど、今日ちょっと覘いたら私の記録のリンクまでして頂いて…ご挨拶せねば申し訳ないと思い書きました。
misuzuさんはあの辺に住んでおられるのですか。
私のレコでも書きましたが、観音山の時は町村境界尾根
も目的の1つでした。
ちょっと心残りなんで、そのうち歩きたいと思っています。
何か情報有りましたらご教示下さい。
では。
yasuhiro さん、こんばんは。
いつも渋いところへ行かれるので、レコを楽しく拝見しています。
町村境界を行かれる予定だったことを受けて、私も行こうと思っていたのですが、私用があり時間がなく、行けませんでした。
栗山へ抜ける林道が、この尾根を回り込むので、入り口を覗いたら、ピンクリボンが付いていたので、ルートは、案外しっかりしている感じがします。
観音山の尾根もそうですが、あのあたりの尾根は、道が載っていなくても、歩けそうですね。
よろしくお願いいたします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する