下赤塚富士〜東京大仏〜赤塚城跡 ゴ・ドーハンのちょい旅

2021年09月26日(日) [日帰り]

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• 距離: 1.7km
• 登り: 0m
• 下り: 20m

天候

曇り、時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自転車

写真

9/26 13:24

国道17号BPの側道沿いのこんもりが下赤塚富士。

9/26 13:26

まずは十羅刹堂と神将像がお出迎え。

9/26 13:26

右)因陀羅大将像。「武州豊嶋郡下赤塚村願主拾七人」

9/26 13:26

若い生き生きとした表情です。「浅草御門外石工勘六」とあります。

9/26 13:27

左）珊底羅大将像。「文化七庚午(1870)四月建之/伊勢太々講中」

9/26 13:29

浅間神社の鳥居(昭和34年)、扁額に「石工内海武雄」とあります。

9/26 13:29

すぐ後ろのもう一つの鳥居は御嶽社のものでした。

9/26 13:30

「御嶽山鳥居建設記念碑/赤塚一山元講社」昭和二年一月十八日。
「石工内海秋次郎」近くにある明治四十年の日露戦役紀念碑にも同人の銘があります。

9/26 13:31

「鈴原大神宮」「明治十七稔八月下澣/願主銘」。こちらは富士講のものですね。

9/26 13:32

「代参講中」銘のある石祠(明治四十二年)。これは御嶽講？近くの諏訪神社にある同型の祠に「御嶽神社/野口代参講中」とあります。

9/26 13:34

「食行身禄霊神」碑。富士講を広めた行者、享保十八年烏帽子岩にて断食、入定したという。

9/26 13:35

こちらの富士講の石碑。右奥「御室浅間大神」(大正三年)

9/26 13:38

「正一位秋葉神社/高尾山大聖阿遮羅明王/南無道了大薩埵」(明治十六未)、いずれもお天狗様の有名所ですね。

9/26 13:38

まだまだ夏草が繁茂しています。

9/26 13:39

「御座石浅間社/上練馬村講社中」

9/26 13:39

富士講の開祖といわれる「角行」の霊神碑もありました。「下練馬村講社(中)」

9/26 13:39

山頂とうちゃこ！(秋の旅中断しちゃいましたね)

9/26 13:41

芙蓉はありましたが、富士は無理。ブッシュが伸びすぎて冬場でも富士見はどうかなぁ。

9/26 13:41

ちょっと登っただけでもそれなりの高度感あり。

9/26 13:43

麓の様子。

9/26 13:49

歩道橋を渡って、懐かしの『萬吉禎』蕎麦ではなくカレーの思い出ですが・・今は食べられません。

9/26 14:02

奮発してアナゴ天付のざる蕎麦(1400円)にしちゃいました！

9/26 14:20

「赤塚山」山門。仁王尊と後ろ側に多聞天尊と広目天尊がおられます。

9/26 14:25

元は赤塚城の二の丸があったみたい。

9/26 14:26

乗蓮寺。元は板橋仲宿にあり、将軍の鷹狩りの御善所としても栄えたみたいですが、昭和46年から7年かけてこの地に移転したそう。

9/26 14:27

その際、赤塚城主千葉氏一族や天災戦災被害者の供養、さらに恒久平和を祈願して建立されたのが東京大仏。

9/26 14:28

手水舎。こちらも倶利伽羅竜王かな。

9/26 14:29

弁天堂には琵琶なし弁天様がおられました。

9/26 14:30

そして東京大仏(阿弥陀如来)。お久しぶりです。

9/26 14:31

当山23世正譽隆道が昭和49年、88歳にて発願し、昭和52年完成。座高8.2m、蓮台2.3m、青銅製。

9/26 14:33

旧藤堂家(染井屋敷)ゆかりの石像：役の小角(役行者)

9/26 14:35

同じく奪衣婆

9/26 14:36

同じく文殊菩薩

9/26 14:36

9/26 14:38

同じく鉄拐上人。足の病気に霊験あり。

9/26 14:50

天保飢饉の供養塔。正面左右三面に「南無阿弥陀仏」の名号、当山台座には飢饉で亡くなった423人の戒名。

9/26 14:52

当山十七世撮譽上人が近隣の死者を寺内に埋葬、その菩提を弔うために建立。

9/26 14:53

「天保八丁酉年七月」(1837)、「駒込浅嘉町石工和泉屋幾次郎」とあります。

9/26 14:54

9/26 14:58

北村西望作の福寿観音。

9/26 15:06

寺を辞して、美術館方面に下ると右の斜面に赤塚不動滝があります。

9/26 15:07

頭上には不動様。地元の方が霊山に詣でる際の「みそぎ」場としていたそうです。

9/26 15:08

こんな貼紙がありました。その1

9/26 15:08

その2

9/26 15:08

初め気づきませんでしたが、滝口の横方面にもう一方、不動様がおられました。

9/26 15:17

「目力」が気になって立ち寄りました。

9/26 15:25

目力と言えばドーハン君ですが、休養中なので、代打「りんりんちゃん」。板橋区の花がニリンソウ、赤塚公園にもたくさん咲きます。

9/26 15:27

赤塚溜池公園から赤塚城(本丸)跡を見上げる。

9/26 15:30

その前にちょっとお勉強して行きましょう。大砲がお出迎え、さすが西洋式砲術訓練の地です。

9/26 15:35

昭和42年の旧笹目橋ですって。正平さんには無理だな。

9/26 15:35

昭和14年早瀬の渡し。板橋側から戸田方面。

9/26 15:50

憧れのトプコンREスーパー。結局、縁がなかった。

9/26 16:07

さて本日最大の標高差。

9/26 16:09

頂上部はひろーい広場で、ここも赤塚公園の一画のようです。

9/26 16:10

「赤塚城本丸跡」

9/26 16:10

この地域の戦国時代前後のグチャグチャした歴史もこの頃気になってます。太田道灌が大河の抜擢されたら、このあたりも舞台になりますね。もちろんロケはできないでしょうが。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

godohan

・前日のワクチンの副反応の出そうもないので、ランチにカレー屋さんの新規開拓をしようと高島平方面にむかいました。ところが、ちょっとシャレオツなお店で、何と十人くらいの行列ができていました。もちろんスルー。
・どうしたものかと思案すると、先日、Azu-Kingさんのレコで懐かしく拝見した下赤塚富士が近くだったので、久しぶりに訪ねてみました。そこは都区内の富士塚では稀少な富士の見える富士塚だったので、冬場のジョギングコースの定番でした。今回再訪して驚いたのは、麓に一山行者ゆかりの御嶽社があったのです。当時は関心もなかったので全然知りませんでした。ただ残念なのは当時よりも藪が成長していて、冬場でも富士が見えるかどうか微妙な感じでした。
・大仏そばの『萬吉禎』はかつて別棟で限定10食の薬膳カレーを出しておりました。これが絶品でちょっと辛めで小鉢やフルーツも付いていました。振られることも多々でしたが今でも懐かしい味です。どうみても採算がとれている感じではありませんでした。
・東京大仏も久しぶりの再訪で、今回は石像等興味深く拝見しました。美術館や郷土資料館、赤塚城跡は初めてでしたが、大変勉強になりました。
・今回はランチのみの予定だったのでドーハン君はお留守番でした。同伴すれば良かったですね。