(過去レコ)湯河原城山〜しとどの窟〜一ノ瀬〜幕山公園 危うい女子会
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 653m
- 下り
- 478m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:幕山公園バス停(湯河原駅行き)→湯河原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
しとどの窟入り口の坂が、数日前の雪で凍っていた しとどの窟から一ノ瀬の間にプチ鎖場があり、狭く滑りやすい |
写真
感想
***過去の散策掘り起し***
しとどの窟に行きたいという女性のご希望でお連れすることになり、私の山仲間2人と、彼女が誘った2人の計6人の女性グループで歩いた。
私の仲間1人はベテランで地形図も読める山女、もう1人も大丈夫。件の女性が誘った2人は、私もレベルを把握している。内1人はそこそこ歩けるので、見てあげれば大丈夫。もう1人は平地歩きの人、彼女に聞いてみたら「山ってほどじゃないから」って半ば強引に誘われたんだって。靴も衣類もザックも山用じゃない。低山とはいえ冬山なのに、何でこういう人を誘うかね〜
湯河原駅から城堀林道を抜けて城山まで2時間、ゆっくり登って登ってひたすら登って。その途中で、農家の方からミカンをいただいた。歩きながら食べた酸っぱいミカンの美味しかったこと!
途中、林道を離れ兜石コースに進む。初心者にとってはそれなりに登山道。要所要所で3人を助けながら登る。2人は自力で登れたけれど、件の女性は登れず所々で手を引いてあげた。
上の林道に辿り着くと、山装備ではない女性のベージュ色のコートが汗で変色している。と言うことは内側も大汗をかいているハズ、大丈夫かなぁ〜
城址で風景を楽しみながら、のんびりお弁当。お菓子や果物の差し入れを頂き楽しく過ごした。
城山ハイキングコースを進むと、椿台から尾根道の下を戻るように道が付いていてその先にトンネルがある。言い出しっぺの女性が「そっちじゃないわよ」と言う。ベテラン山友と2人で地形図を見せながら説明しても「違う、こっちよ」と逆方向を指さす。仕方ないので「行こう」と言ってベテラン山友と2人で歩き出すと、他の3人は付いて来た。勘違い女性も一番後ろに渋々ついてきたようだ。
トンネルを抜けしとどの窟へ向かう。入口の急坂に雪が残って凍っていたので、滑らないよう慎重に進んだ。下りのつづら折りを進むと大きな岩が現れそこから少し登ると、北斜面のひんやりした場所に頼朝さんがお隠れになったという窟が現れた。最近はパワースポットとしても人気とか…
予定では来た道を戻ることにしていたが、件の女性が「窟までずいぶん下ったので登り返すのは大変だから下る」と言って我を通す。登山装備ではない人もいるので危険と言っても聞かない。『一番危険なのは実力が無いあなたよ!』と言いたいのをぐっと堪えて・・・ 彼女が誘った2人は、誘ってもらった手前自分の意見を言えない。うち1人が後で「あんな所に行くと思わなかった」と言っていた。
巌の下は少し前に崩壊があったので、実際に行けるかどうか心配だった。山女2人で覚悟を決め、3人を補助しながら下りることにした。沢の巻道は崖のように切り立って、沢を数回渡ったりクサリ場もあるスリリングな道。全員無事に通ることができ、ホッとした。
件の女性は急坂の上り下りでは手を取って歩かせた。こんな場所で「冷や汗でびっしょり!」だって、どうしようもない。普段の1,5倍くらいの時間を掛けて何とか無事に一ノ瀬に下りた。結局、彼女が誘った2人の方がレベルが上だったというお粗末さに加え、彼女は地形図を読めないことが露呈した。それでもリーダーとして低山歩きをしているので恐ろしい。男性山友から「山を止めるか勉強しろ!」と言われているのだが・・・
今日は私がリーダーなのだが、リーダーに従うルールも知らないようだ。勝手に初心者2人を誘ってきて、結局本人が一番のお荷物になった。
幕山公園から臨時バスで湯河原駅に向かった。
私は温泉に立ち寄り、温まって帰宅した。
*****2021年10月2日UP
他の記録から転記修正してUPしたけど、今考えると危険な山歩きだった。この女性のことはみんな困っていたけれど、本人はベテランだと思い込んでいるので注意しても聞かない。この後、私と山友は彼女から離れて付き合いはない。が、誘われた二人は断り切れず、たまに同行しているようだ。他にも女性の実力を知らずに便利に利用している人もいる。事故が起きないことを祈るばかり。
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