1839跋渉記#25 秋の大和富士(額井岳)と龍王ヶ渕ハイク

2021年09月29日(水) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 7.3km
• 登り: 502m
• 下り: 515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:13

距離 7.3km 登り 515m 下り 517m

10:42 スタート地点
11:32 額井岳
12:03 戒場峠
12:20 戒場山
12:49 戒長寺
13:21 13:54 龍王ヶ渕
14:22 戒長寺
14:55 ゴール地点

ログがうまく記録されていませんので、ルートは参考までに。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十八神社下の駐車スペースを利用(2〜3台程度)。

写真

眼下にのどかな風景が広がる大和富士南麓、十八神社から出発します。額井岳は、曽爾の屏風岩や倶留尊山、美杉の大洞山などと同じ室生火山群の北西端に位置します。

出発から40分余りで、標高812.33mの額井岳に到着です。山頂には水神を祀った龍王社が鎮座し、古くから「岳のぼり」と呼ばれる雨乞い祈願が行われてきました。かつては好展望でしたが、今は木々に囲まれ頭上に青い空と白い雲を仰ぎ見るのみです。

額井岳から展望の利かない尾根を辿ること50分程で、標高737.4m、やはり樹林に囲まれた静かな戒場山に到着です。

戒場山中腹に位置する真言宗の古刹・戒長寺。聖徳太子が創建したともいわれ、境内には県の天然記念物にも指定されている高さ30mの大イチョウが佇んでいました。

戒長寺参道の長い石段を下って、戒場山北東麓にある龍王ヶ淵を訪ねます。

森の中に、まるで鏡のような水面を湛える龍王ヶ淵。

旧・室生村の絶景スポットとして知られますが、この日はほとんど訪れる人もなく、ひっそりとした龍王ヶ淵は神秘的な雰囲気が漂っていました。

静かだった水面にさざ波が立ち、秋の風が龍王ヶ淵に吹き渡ります。まるで「風立ちぬ」といった雰囲気です。

花薄が優しく揺れるのどかな戒場集落から、大和富士を眺めます。

感想

まほろば1839

古くから大和富士として親しまれ、関西百名山にも選定されている額井岳。秋の風が吹き抜ける手軽なハイキングコースを戒場山まで辿った後は、お葉付きイチョウが佇む古刹・戒長寺と森の中に神秘的な水面を湛える龍王ヶ淵を訪ねます。