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Yamareco

記録ID: 3600563
全員に公開
沢登り
甲信越

【越後三山】黒又沢日向沢 蛇ノ沢スラブ

2021年10月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:21
距離
5.1km
登り
748m
下り
735m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:07
合計
7:03
距離 5.1km 登り 749m 下り 749m
9:46
20
10:06
10:11
374
16:25
16:27
22
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十字峡駐車場
コース状況/
危険箇所等
・蛇ノ沢スラブは今回のルートでは特に難しい場所はなく、快適である。
・今回のルートより1本左のルンゼが、一番標高が高いところまでスラブが続いており、最も登攀価値が高いと思われる。
・蛇ノ沢スラブには所々ボルトが打たれているが、これは故 木下徳彦氏が登攀後の懸垂下降時に打った物らしい。
・登攀後の下降ルートは、同ルートよりも今回のように奥蛇ノ沢(仮称)を下るほうが楽だと思われる。
その他周辺情報 ・今回下降した沢は、蛇ノ沢スラブの奥で日向沢に合流することから、奥蛇ノ沢と仮称すしておく。
・蛇ノ沢スラブの記録はほぼないが、木下氏の他に、少なくとも、わらじの仲間が登っているようである。
蛇ノ沢スラブの下部から見上げる
2021年09月01日 10:56撮影 by  iPhone 8, Apple
9/1 10:56
蛇ノ沢スラブの下部から見上げる
途中からロープを出して登った
2021年10月02日 11:33撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
10/2 11:33
途中からロープを出して登った
スラブの上部
2021年10月02日 13:08撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
10/2 13:08
スラブの上部
下降した沢(仮称:奥蛇ノ沢)の4mCS滝を下るHG
2021年09月01日 14:30撮影 by  iPhone 8, Apple
9/1 14:30
下降した沢(仮称:奥蛇ノ沢)の4mCS滝を下るHG
遡行図
2021年10月06日 13:54撮影
10/6 13:54
遡行図

装備

備考 ・ラバーソールの沢靴で問題なし
・ロープは50m2本だったと思うが、1本でも問題ない

感想

【計画の経緯】
この週はアラチ沢を狙っていたが、天気が良くない。朝、谷川の谷川流域へ行ったが、小雨が降っているので新潟側に移動。朝も遅くなってしまったので、短く終わりそうで、マイナーで気になっていた蛇ノ沢スラブを登ってみることにする。

【山行】
○遡行
日向沢は登ったことがあるため、蛇ノ沢出合まではその時を懐かしみながら遡行。特に難所はない。
蛇ノ沢を少し登ると、早速スラブになる。序盤は傾斜も緩いのでフリーソロでどんどん登っていくが、徐々に傾斜が出てきたので、一応ロープを出して登攀。とはいえかなり易しいので、2回ほどリードを交代しながら、概ねコンテで登って行った。
所々、残置ボルトがあり、残置スリングが残っていたことから、遠くない昔にこんなところにも来ている人がいるんだなぁと思ったが、後で分かったことには、木下徳彦氏が残置したものだということだった。
折角なので一番標高が高いところまでスラブが続いているルンゼを登ろうかと思っていたが、適当に登った結果、その1本右のルンゼへ入ってしまったので、そのまま詰め上げた。最後まで難所はなく、快適な登攀であった。

○下降
左へトラバース気味に、多少の藪漕ぎをすると、反対側の沢にはノーロープで下れた。この沢は、特に特徴はない沢で、小滝やナメが一応あり、1度だけ捨縄をして懸垂下降したが、概ね下りやすい。最後は伏流になって、日向沢で一番の見どころである、スラブ滝の上に合流。
ここからは過去に登ったことがある沢だが、このスラブ滝はクライムダウンするには厳しいので懸垂下降。以降は小滝を巻いて、蛇ノ沢出合に復帰。あとは往路を戻るのみ。

【総評】
日向沢を遡行して以来気になる存在であった、蛇ノ沢スラブを登れて良かったが、一番上まで続いているルンゼでなかったのは心残りではある。
八匹沢や白石沢のような特別立派なスラブではないが、アプローチも下山も大変ではなく、快適なスラブ登攀が楽しめるので、もっと登られても良いと思う。まだ行っていないが、白板スラブや負欠スラブくらいの登攀価値はあるのではなかろうか。

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