初冠雪、立山三山縦走(プチバリエーション)


天候 | 初日は室堂から強風と雨。そしてあられと霙が雪に変わり氷点下5℃になる 二日目からは快晴。しかし立山は初冠雪とところどろ凍った状態で風も強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剣沢より別山北尾根を登ったが、今回は雪と氷がついていた。後からアイゼンのない登山者が我々の後をついてきたが、ここから引き返すように促す 別山の岩場では一か所だけロープをフィックスにして出す しかし巻き道もあるので心配なかったようだ |
写真
感想
今回は剣の八峰登攀が目的だったが、初日の天候が荒れたせいで剣は初冠雪となり、しかたなく別山のバリエーションルートからの立山三山縦走となった
初日、室堂に降り立つと強風と雨
その中を思い荷物を担ぎながら雷鳥沢へと向かう
雷鳥沢から剣御前小屋までの急登を登っていると、あられが降り出し顔や手にあたって痛い
上からは剣沢で下山を薦められた登山者が続々降りてきた
この天気では剣は雪が降り、装備などの無い一般登山者には危険との判断だろう
今回は長次郎谷を行く予定だったので、私たちはアイゼンピッケルは持参していた
なのであられの中、次々と下山する登山者を見ながら、急登を登り剣御前小屋へ
そうして、剣沢へ降りてまずは小屋で情報収集
やはり今夜は天候がかなり荒れるようだ
本来は真砂沢まで行く予定を剣沢に変更する
今夜はここでツェルト泊
雨と強風のなかツェルトを張り、寒さ対策にガスをつける
本当に寒い!
気温30度の関西から、いっきに−5℃の世界
体がブルブル震えて止まらなかった
そういえば、かなり以前立山で大量遭難があったのもこの時期だった
この時期の剣、立山の天候は難しいと再度思った
強風と雪と氷の一夜をどうにか過ごして、ツェルトから表に出てみれば本当に美しい剣の姿
昨日はツェルトから出るのが嫌で(強風と雨。ミゾレ。雪の為)トイレも我慢していたけど、こんなきれいな剣を見逃すっきゃない!!
思わずカメラを片手に、まだ強風が吹く中を写真撮影
この後、冬季登攀には準備不足と判断して(新人が多かったので)別山北尾根から立山三山の縦走に切り替え
しかし、別山北尾根は面白かった
雪のついた岩場を思い荷物を担ぎながら登る
一か所、落ちたらやばいところでロープをフィックスにしたけど
無雪期ならフリーで行ける処
そうして別山より縦走が始まる
今回、一番しんどかったのは思い荷物を担いでの登りだった
ほんとにボッカしないといきないと実感
皆に「亀より遅いから」と宣言して、ようやく雄山へ
二日目は快晴だったので、のどかな稜線を満喫できました
(思い荷物で喘ぎましたが)
今回の剣岳
やっぱりこの時期の天候は不安定ですね
万が一の準備をしないといけないと実感しました
あと、一番驚いたのは立山縦走の時に無理やり降りてくる登山者の列でした
足場がわるかろうが関係なくどんどん無理やり降りてくる
こんな時代になったんですね
それから素足で山スカートの山ガール
天気悪けりゃやばいです
まぁ、おばさんが言ってもしかたないですが・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する