日光男体山 あの大きい頂を上る


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
天候 | 晴れ、山頂付近風強し 5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高低差1200m以上を4.34kmの登山道で登るため、急登であるが、体力と相談しながら登れば大丈夫。 急登が苦手な人は、朝早くから登ることで、時間を稼ぐべし。登りコースタイムは4時間、下りは3時間。しかし、私のようなものは登りに6時間かかった。 入山料として500円かかる。そして登山道は朝6時からしか開かない。 さまざまなルートがあるようだが、日光二荒山神社によると、表門から登って表門から降りてくるのが正当だという。 |
写真
感想
ひるさて、日光男体山登山のベースは、中禅寺湖のほとりにある二荒山神社中宮である。ここには登山者用駐車場もある。そして6:00から登山道が開かれるため、日の出前から登山というわけにはいかないのだ。
5:50頃神社に行くともう10人ぐらい待っている。入山料500円を払い、記帳をしてから出発である。ここで、日光男体山のお守りをもらうことができる。ああ、ご加護があるだろうな・・・と。
日光男体山をなめてはいけない。昨日の谷川岳は標高差が500m弱であるが、日光男体山は標高差が1200mを超える。谷川岳登山道の長さは4km、日光男体山は4.4km。つまりずっと急登なのだ。
1合目までは階段、1合目には遥拝所があるが、山の中である。昔は女人禁制であったため女性はここまで登り山を仰ぎ見ることのみ許されていたそうである。しかし、視界は全くない。
3合目までは木の根と土を上り続ける。コースタイム50分を1時間で登る。
3合目避難小屋があるがめちゃくちゃで雨風をしのげそうもない。
3合目から4合目は楽な林道、アスファルトを快調に上る。
さて、ここからが大変なのだ。4合目から8合目直後まで岩登りが続く。ずっと急登、30歩歩いたら息を整え、10分ごとに岩に座り、20分ごとに水分を取る。最初は長そでで登っていたのだが、このころはもう汗びっしょりでいつものスタイル(げんべいTシャツ)に戻っている。
登れば登るほど中禅寺湖が小さくなってくる、そして5合目では富士山が見える。
ひいふうひいふう、ダブルストックを使ってのしのし登っていく。
5合目、7合目、8合目に避難小屋があるが、5合目がかろうじて使えそうなだけだ。
8合目を超えるとようやく登りやすい土となり。階段となってくる。9合目を超えると木が無くなり森林限界を超える。とたんに秒速25mくらいの突風が吹きだしている。登山者はみんな屈みこみ、風が切れたところで歩きだし、風が来たらまた屈みこむ。
かくして、12:15コースタイム4時間の登山道を6時間かけて山頂にたどり着いたのだ。
山頂は風で吹き飛ばされそうで・・・しかも、大用がしたいのにトイレがない。登山道から外れて用を足すにしても登山者が多くてなかなかその気にもならない・・。
写真を撮りまったりしたところで下山を開始する。
鳥瞰図のように戦場ヶ原なども見ることができた。ちなみに山頂は、5℃、風速25m。それでも私は半そで一枚である・・・。
下山もきついぞ、ひざに来る。来た道をどしどし降りていき、15:50に二荒山神宮登山口に戻ってくる。そしてさっそくトイレに入りずっと我慢していた大用をする。
体中が冷えている。これは風で冷やされたということもだけれども、腹のことを考え持参した昼食をとっていなかったこともあり体の中に熱が作られていないこともあるのだ。早速昼食用に用意した納豆巻きとおにぎりセットを食べて20分後、体がだんだんと暖かくなってきた。
体って本当に気まぐれですよね・・・寒いと思いたい時に寒くなく、全然寒くないときに凍傷をもたらす・・・。
私が下山しているとき、3合目ぐらいでも登っている人がいたが、たぶん日没までには無理だろうな・・・装備も軽装だし・・・。行けるところまで行って戻ってくるのだろうか・・・。
そんな山行でした。
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