武奈ヶ岳を1万mm超望遠

2021年10月09日(土) [日帰り]

• GPS: 12:46
• 距離: 29.5km
• 登り: 1,699m
• 下り: 1,689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:28
• 休憩: 2:17
• 合計: 12:45

7:09 比良駅
7:43 7:44 桜のコバ
7:48 7:48 イン谷口
7:58 7:58 暮雪山多目的保安林駐車場
8:12 8:12 大山口
8:51 8:58 青ガレ
9:27 9:28 金糞峠
9:30 9:30 金糞峠西側下の分岐
9:42 9:42 上林新道四辻
10:16 10:16 中峠
10:28 10:28 ワサビ平
10:43 10:43 ワサビ峠
10:52 10:52 西南稜1120ｍ地点
11:18 11:18 武奈ヶ岳
11:21 12:06 細川尾根分岐
12:08 12:09 武奈ヶ岳
12:29 12:30 細川越
12:52 13:02 釣瓶岳
13:25 13:26 イクワタ峠
14:03 14:03 地蔵山
14:07 14:07 地蔵峠
14:25 14:25 ヨコタニ峠
14:51 14:51 ボボフダ峠
15:01 15:02 滝谷ノ頭
15:52 17:01 蛇谷ヶ峰
17:03 17:03 866ｍ分岐
19:40 19:40 音羽バス停
19:54 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

10/9 7:08

本日のスペシャルゲストはパキスタン北部からお越しのバルトロ(BALTORO85)さん。K2裾野に実在する氷河がモデルです。

10/9 7:07

天体望遠鏡登山では何らかの機材がザックに収まらないは日常茶飯事。よろしくね、バルトロ！

10/9 8:32

グレゴリーのザックには定評があるが、なかでもボトルホルスターの為に購入を即決したのは過言ではない。

10/9 9:38

食べれないと思うが美味しそう。終電登山ではないから断然パワーが出るし自然を愛でることもできる。

10/9 10:37

10月なのに汗が止まらない。大阪では最高気温30℃に達し比良も例外なく暑い。

10/9 10:55

比良駅から西南稜経由は何かご利益がありそうな気がする。(個人の感想です)

10/9 11:18

武奈ヶ岳は賑やか。周囲のガスは時間と共に消えていく。

10/9 11:50

奥のエリアで天体望遠鏡を設営したものの自由に観望できず落ち着かない。

10/9 13:13

この時間帯、私の心は奥比良がしっくりくる。

10/9 15:53

蛇谷ヶ峰はたくさんのツバメが飛翔。これからがお楽しみタイム。

10/9 16:22

大砲(高級望遠)レンズが高い？だったら天体望遠鏡の鬼望遠があるだろ！見せてもらおうか換算1万mm望遠の性能とやらを。

10/9 16:23

シュミカセC5の焦点距離1,250mm、PentaxQ10のセンサークロップ係数5.6倍を掛け算して35mm換算7,000mm(約292倍)。

10/9 16:27

さらにバローレンズ2倍掛けで14,000mm(約583倍)の超望遠域。マサイ族を完全に超越するGODアイが完成する。

10/9 15:55

まずは歩いてきた武奈ヶ岳を望遠していく。

直焦点ではカメラセンサーのピクセルサイズ1.5μmが頭打ちとなり、望遠鏡の分解能を活かしきれてない状態だが、

2倍バローレンズで望遠鏡の像を拡大すれば、分解能を取りこぼすことなくカメラセンサーに記録できる。(影のため強補正)

C5+Q10の分解能は気流などが落ち着けば木星の目玉、大赤斑の中に赤い点が見えるくらい。(2倍バローかつ原寸200%表示)

武奈ヶ岳から撮っていた蛇谷ヶ峰だが風ブレかつ陽炎でモヤモヤして分解能が出ていない例。その時の条件で分解能は変動する。

10/9 16:59

どんなカメラレンズでも陽炎、霞の視界不良には太刀打ちできず朝方、夕刻を狙うのが天体望遠鏡登山のセオリーである。

10/9 16:59

楽しい時間はあっという間に過ぎ去る。日没が近付きそろそろ片付けて下界へ帰還する。

10/9 17:26

朽木スキー場まで下りれば安全地帯。あとは林道歩きを2.5時間を追加すれば最終目的地、近江高島駅に到着する。

10/9 19:54

ザックはどれも同じ、バルトロはその牙城を見事に打ち砕いてくれた。身体の一部になるというのはこういう事なのか。

10/9 20:39

実際にはデコボコだがこの角度から見ると奇麗なパッキングに見える錯覚。バルトロありがとう。

10/9 20:40

下山したらコーラ(炭酸なら何でも可)一気飲みがロングハイクの嗜み。あとは電車の到着を待つばかりである。

10/9 20:10

宣言解除効果なのか少々混んだ車内。汗まみれ大変恐縮だが、今日もお疲れちゃん！

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

コメント

エイチび〜

Captsubaさん、これはスゴイです!
蛇谷から武奈の山頂にいる人が特定できそうですね。
これからは見晴らしの良いところで、人がいないからと言ってオシッコできません。
どこからCaptsubaさんが狙っているのか分からない!
これから空気が澄んできたら楽しみですね。また富士山狙ってください。山頂観測所の丸いドーム屋根が見えるのかな？

Captsuba

HB1214さん こんばんは

P900も衝撃的な望遠でしたが、C5を前にはP1000は入門レベル、勝負してはいけない分解能です。
この違いは用途、可搬性、PC後処理もありますが、有効径127mmの回折限界が効いてます。
琵琶湖対岸くらい離れてないと近くの建造物は見えすぎますね。

ところで米国のスパイ衛星でハッブル宇宙望遠鏡(有効径約2.4m)と同等の分解能を持つ、キーホール衛星というのがあるのですが、高度150kmから45度斜め下210km先のナンバープレートを読み取れる(かもしれない)と言われます。

実際の水平250km先を望遠するのは分厚い空気の層を通るため困難を極めますが、不鮮明ながらシルエットは浮かび上がってくると思います。
答え合わせのために鈴鹿山脈からも一度撮影しなければなりませんね。(これは当分先の予定です)

kuiten

Captsubaさん
新しいザックはバルトロでしたか、しかも使い心地最高との事で良さそうですね。
妻用のニューザックはこれを推そうかと。

私のニューザックは時代錯誤を承知でマカルーにしたのですが、身体にフィットとは無縁で、使い熟すのにはまだまだ時間が掛かりそうです。

朽木スキー場から近江高島への林道、夜に通られたとは。
昔、夜に車で通りましたが、アケセルを踏む足がガクブルでした。

PS.
アドバイス頂き、山に行けず焦りばかりが
募っていましたが、気持ちが少し軽くなりました。

私は人生300年は欲しいと思っております。(結構本気)

11月から登山を本格的に再会予定で、10月中に足慣らしを出来たらと思っております。

Captsuba

kuitenさん おはようございます。
改めてレコ読ませてもらい、明確な目標を立て自分のスキルとして定着させていく姿、どうすればそんなにマメにできるのか、胸を打たれずにはおられません。

バルトロは始めからオスプレー、ドイターなどを度外視、気持ち100%で購入しており、偶然ポジティブ意見だったという参考程度に聞き流してくださいね。
もともと完全無欠のザックはこの世に存在せず、何より人間の工夫でいくらでもカバー可能と思いますので、自分にとって何が幸せに作用するのかを想像し、楽しみながらご検討いただければと思います。

マカルーは渋い玄人チョイスですね。
エクステンションしたら底なしブッ飛び収容量にCapも口が開きっぱなしです。
昔の使っていたザックはこんな感じでしたので今は良い思い出ですが、なかなかの修行でしたよ。
常に考えていることで、お山に入るなら緊急時に人を背負ったり、足が折れても這いずり回って下山できるくらい、最低限の肩力を付けておきたいですね。

県道295号線ならライトなしでも歩けるだろうと進みましたが、標高が下がるにつれ杉林の中では全く足元が見えなくなり後半からライトを解禁、時々立ち止まっては秋の虫の音と、普段見上げる木星が今にも埋もれそうな星々の密度に癒されましたよ。

大した文章は出てきませんが、kuitenさんのお気持ちが少しでも軽くなって良かったです。
今日から300歳目指して新しい人生を謳歌していきましょう。約束です。
(ありがたいコメントのお返事に徹夜Capは燃え尽きました)