大台ケ原 滝見尾根を逆ピラミッド山行 日本の滝百選「中の滝」を近くまで見に行こう
奈良県
ちゃむ
naoandmi
chokusen
f1sena
- GPS
- 07:22
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 981m
- 下り
- 976m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:19
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
滝見尾根の入り口はシオカラ谷吊橋の近くにあります。通行禁止という訳ではないそうですが、安易に入らないようにロープが張られています。 古くからの登山道らしい痕跡は随所に見られますが、ルートは急峻でサイドが切れ落ちていたり岩場チックな場所もあってなかなか厳しいものがありました。今回は、ヘルメット装備と補助ザイルを用意しました。 雨の日やその直後は急斜面や岩場は滑るので登るのも下るのも困難だと思います。 沢は大きな岩がゴロゴロした状態ですので、ボルダリングや本格的な沢登りの技術が必要かと思いました。 |
| その他周辺情報 | 今回は川上村のホテル杉の湯の日帰り温泉(700円)を利用しました |
写真
良い天気になりそうです
この先でヘルメット装着しました。（na)
中の滝（落差250m）は日本の滝百選にも選ばれ、立山の称名滝と大雪山の羽衣滝に次いで第3位の落差を誇っています。滝壺は下の木の更に下に隠れていました
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私は懸垂下降（na)
中の滝を見るためにはもう少し沢を上流に登る必要がありますが、大きな岩が重なっていてとても自分たちの力では難しそうでした。ここから引き返します。
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中の滝に近づくには、この大きな岩たちを越えて行かないといけません(ch)
ホントホント。掴めるものは何でも(ch)
改めて滝見展望台へ登り返しました。日が陰った中の滝の全景。結局、中の滝を見るのはここからが一番でした。大蛇�瑤�ら見えているのは上部の2，3段分だろうと思います。
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前日からの遭難者だったそうです。
目前で降下の準備、降下を見ていました。上から滑落されたのかしら？（na)
一旦ヘリコプターが移動していったので、吊り上げの準備のためですね。
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上から滑落されたのかしら？（na)
一旦ヘリコプターが移動していったので、吊り上げの準備のためですね。
吊橋へのトラバース道と直接尾根を登る分岐まで来た時、急にヘリコプターが頭上にやってきて対岸付近でホバリングをし始めました。
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対岸の斜面にレスキューの人らしい姿も見られ、遭難者の救助なのかなって10分ほど見守っていました(ch)chamchanさんのカメラは精度がいいです（na)
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chamchanさんのカメラは精度がいいです（na)
少し踏み跡が薄かったですが、帰りは尾根道を進んで大蛇�瑤悗療仍各擦悒轡隋璽肇�ットしました(ch)ショートカット少し不安でしたが、安全な道でした。（na)
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ショートカット少し不安でしたが、安全な道でした。（na)
大峰が見えますね（na)
感想
日本の滝百選の一つ「中の滝」。落差が250mとも書かれているが、なかなかアクセスが難しく、いつも大蛇�瑤�ら遠くにその小さな流れを見ることしかできなかった。西の滝と合わせた二つの滝の展望台があり、滝の下まで降りることができる滝見尾根の存在は10年前から知ってはいたが、その当時からシオカラ谷吊橋近くの入り口にはロープが張られ、確か以前は通行禁止の看板までかかっていたと思いました。そんなことで行きたいと思いながらも延ばし延ばしにしていたところ、chokusenさんとnaoandmiさんに行きませんかと声をかけさせていただいたら、是非ということで実現した今回の山行でした。
早朝、大台ケ原の駐車場に集合してシオカラ谷へ出発。今回は普通の山登りとは逆に最初に下って、そこから登り返すという山歩き。
ロープを潜って滝見尾根へ入る。昔、遊歩道として整備されたのではと思われるような手すりや階段のための鉄の金具などがあちこちに残り、踏み跡やピンクのテープもそれなりにはっきりしているので、少なくない人たちが往復しているんだなあと感じさせてくれる。
殆ど樹林の中の急峻な痩せ尾根であるが、突然展望が開けた滝見展望台から中の滝、西の滝の二つの滝を眺めた時は正直来て良かったと痛感できた。展望台からは更に急な斜面となって両手も使って汗をかきながらの下りになるが、時々、木の間から望む滝の流れが近づくのを感じ、ワクワクしながら沢床へ降り立つ。そこはもう西の滝の直ぐ真下で見上げる高さから水が落ちてくるのを間近に眺めることができた。この景色は苦労して降りてきた人にしか与えられないのだと思うと感無量でした。
中の滝は、方向が合わず山肌に隠れるため、ほんの一部の流れとしぶきしか見えないのが残念だが、間近で眺めるためには沢を上流側に更に遡行する必要がある。見るからに大きな岩が重なる沢を登っていくのはさすがに自分たちでは難しそうで、行ける範囲で西の滝に少し近づいた場所でランチをとりながらマイナスイオンを存分に味わうことができた。
帰りは600mの標高を登り返さなければならないので、名残は惜しいけど滝を後にして急な斜面をヒーフー言いながら登る。普通の登山なら後半は下るだけなのに。。と思いながら。
改めて尾根の滝見展望台で中の滝の全貌を目に焼き付けて大蛇�瑤悄Ｅ喘罎猟澡兇悗離肇薀弌璽稿擦犯�根の直登ルートの分岐に差し掛かったところ突然ヘリコプターの音が近づきすぐ間近でホバリングを始める。最初は自分たちに問題があるのかもと思ったのだが、どうやら対岸の西大台側の斜面に遭難者がいて、その救助（訓練？）のようだった。
尾根伝いにショートカットして大蛇�瑤悗療仍各擦愿个蠅弔�、大蛇�瑤惴�かう。往復5時間ほどの滝見山行を終えた。
疲れた身体で大蛇�瑤愿个襪里老觜輯�えたが、大蛇�瑤�ら滝見尾根越しに小さな中の滝、西の滝を眺めることができて、やっと念願かなって滝まで行くことができた感慨を深めることができた。
今回、ご一緒いただけたchokusenさん、naoandmiさん、そして大峰縦走でも一緒したO氏には、本当にお世話になりました。こういう難しいコースはなかなか一人では行けないのでとても力強く、また楽しい山行を体験させて貰いました。ありがとうございました。
【2021年の山行19回目】
今回の歩行距離：10.6km 2021年の累積距離:350.5km
今回の累積標高：1,349m 2020年の累積標高:35,539m
chamuchanさんからの以前からのお誘い、滝見尾根は以前から行きたかった所でしたが、忘れていました。二つ返事でOKでした。
思った以上に急坂、私たちだけなら、滝見台で引き返したと思うくらい、難易度の高い下りでした。笹を、根っこを、岩を掴み下りて行きます。ロープがあるところはさすがに簡単にはいかず、登りでぶら下がってしまいました。(^^
紅葉は始まりつつあり、西の滝、中の滝は雄大でした。
帰りにはヘリの救助をしばらく見ていました。対岸の崖に人がいたのはビックリ！ライトアップしてヘリを誘導してました。
なかなか大変な仕事です。ヘリがひっかからないようにと見てました。chamuchanさん、Okdさんありがとうございました。
相方は前々から興味を持っていたようですが、chamchanさんから誘われるまで知りませんでした。
調べると物凄い激下りと激登り、レコも上がっているが、そんなに多くはありませんでした。
僕らは、難しいと思うところはロープと簡単な小道具を持っていくのですが、今回も気合を込めて望みました。
滝見尾根は名前の通り、右手に滝を見ながらの激下りになりますが、展望台で西ノ谷、中ノ谷の全貌に感動し、その後谷底を目指して急降下しました。
谷に着けば、虹のかかった西ノ谷に感動し、すごい所にいると思いました。
登りはきつかったのですが、相方とだけなら諦め遅れまくるところ、今回はchamchanさんとOさんと四人、頑張りました。
天気も良く最高の山行になりました。
chamchanさん、Oさんありがとうございました。
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show696 さん
滝見尾根、お疲れ様でした!!mightyです。
全員ご無事で「ご帰還」なされて、ホッとしております。
中の滝に西の滝、近くで見ると迫力満点ですよね!私もあの時の感動は、忘れられません。そして、大蛇�瑤�ら自分たちの見てきた滝を見るのも、感慨深いものがあったのでは?(私たちが行ったときは、ガスで見えませんでした😢)
何はともあれ、無事で何よりです。
僕もmightyさんのレコを参考にさせてもらいました。
これは厳しいと思ったのですが、実際、激下りの連続で本当に下りごたえのあるところでした。
天気に恵まれ、最高の滝見と堪能することが出来よかったです。
ありがとうございました。
コメントありがとうございました。事前にお聞きしたmightyさんの情報も参考にさせていただき、何とか無事に行ってくることができました。急な上り下りは相変わらずですが、踏み跡やマークはしっかりしていて迷うこともなく行くことができました。ありがとうございました。
尾根の展望台から見た２つの滝の姿も良かったけど、谷底へ下りて見上げた西の滝の圧巻さは最高で、苦労してきただけのことはあったと痛感できました。
奥様と二人でよく降りられたとビックリでした。
でも、その苦労の上であの滝を見れたのはひとしおでした。
遭難騒ぎを目の前にして、気を引き締めました。
そうです。大蛇�瑤�ら、あそこまで降りたとか、西の滝が小さく見えたのも良かったですよ。
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