前ヶ岳南壁V字第二スラブ

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 7.8km
• 登り: 881m
• 下り: 926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:12
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:02

6:45 鞍掛沢出合
7:15 7:15 標高546m二俣
8:00 8:00 奥の二俣
9:10 9:25 V字の広場
12:30 12:40 稜線
13:45 13:45 登山道
15:30 15:55 鞍掛沢出合
16:47 御神楽岳登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/10 5:43

鞍掛沢出合のベース。

10/10 6:56

霧来沢を遡行。

10/10 7:05

夏なら泳いで簡単に越えられる釜も、この季節は高巻きになる。

10/10 7:32

二俣を右に入るとグリーンタフ（緑色凝灰岩）が美しい。

10/10 7:34

行く手にV字スラブの全景が見えてきた。

10/10 8:01

奥の二俣を右に入ると、急に斜度が上がる。

10/10 8:15

崩壊地を通過。歩いている最中もぱらぱらと小石を落としていたのでスピーディーに抜けた。

10/10 8:20

左壁から登る小滝。これがスラブ登りのよい予習になる。

10/10 8:35

この滝は右から巻き上がった。

10/10 9:04

V字スラブの中へ踏み込んでゆく。右から二つ目の凹部に向かうスラブが第二スラブ。

10/10 9:14

V字の広場の突き当たりでロープを結ぶ。

10/10 9:26

まずは右にトラバース。

10/10 9:50

……トラバースし過ぎてしまったみたい（汗）。

10/10 9:50

左上し薮を抜けて軌道修正することにした。

10/10 10:42

どんどん凹部が近づいてくる（ように見える）。

10/10 11:15

スラブ登りは易しいが、基本的にランナウト。

10/10 12:04

最後のトラバースは岩が脆く少々怖かった。

10/10 12:28

終了点のテラスから振り返った眺め。

10/10 12:42

稜線に到達。

10/10 13:01

藪漕ぎの途中で振り返ると、第二スラブ終了点のザレたテラスが見えた。

10/10 13:47

怒涛の藪漕ぎ1時間余り、やっと登山道に到着。

10/10 14:31

下山の途中から見たV字スラブ。

10/10 16:22

デポを撤収し、霧来沢沿いの道を下る。

10/10 16:27

【注意】八乙女滝を高巻くところにある鎖の一部が摩耗していた（このことは地元の自治体に報告済み）。

10/10 16:46

登山口に帰還。楽しい二日間だった。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

juqcho

会津の沢二日目は、前ヶ岳南壁V字第二スラブ。登攀の性格はアルパインと考えた方がいいかも知れませんが、アプローチからトップアウトまでラバーソールの沢靴で登り通したので沢登りということにしておきます。

狙い通り前日よりもこの日の方がよく晴れてくれて、乾いた岩の感触を楽しみながらのスラブ登攀を続けました。足の揃ったパーティーならロープなしでも登れますが、我々は安全第一でロープをつないでの尺取り虫。それでも昼過ぎには稜線に抜けることができてほっとひと息ついたのですが、自分にとっての核心部はむしろそこからの密藪漕ぎ1時間でした。



詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2021/20211010.html