硫黄岳/赤岳

コースタイム
1月11日:赤岳鉱泉テント場7:05-7:37行者小屋7:41-〔地蔵尾根〕−8:17尾根上で休憩-8:56地蔵仏−9:04赤岳天望荘9:15-9:51赤岳頂上小屋-10:10山頂10:14-〔文三郎尾根〕-11:00尾根上で休憩11:05-11:18行者小屋11:31-赤岳鉱泉テント場
1月12日:赤岳鉱泉テント場11:13-11:41車道終点-12:06美濃戸山荘12:23-12:59美濃戸口
過去天気図(気象庁) | 2009年01月の天気図 |
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ファイル |
非公開
3630.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
一日遅れ出発班(raityouさん+私)の記録と感想です。
1/10
朝霞台駅 20:30 集合
23:00 頃現地着で夜のうちに赤岳鉱泉まで行く予定。
高速を下り、富士見高原を過ぎる辺りで十分な積雪。
美濃戸から赤岳山荘では、坂道を登れずそのまま駐車された
車を横目に見つつ通り過ぎる。
赤岳山荘についた時点ですでに 24:00。夜のうちに登っても
時間的には変わらないとのことで、駐車場でテント泊。
1/11
天気 : 赤岳鉱泉付近 晴れ・赤岳山頂付近 曇り 強風
6:20 赤岳山荘
8:30 赤岳鉱泉着
9:15 赤岳鉱泉発
9:25 行者小屋(地蔵尾根経由)
12:35 赤岳山頂
13:40 行者小屋(文三郎尾根経由)
14:20 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉まで行き、テント設営。下は快晴とまではいかないが、
天気は悪くはない。
ただ鉱泉から見上げる赤岳は、頂上付近が雲に覆われている。
地蔵尾根から稜線に上がる辺りで強風。視界も悪くなり非常に歩きにくい。
よって山頂も立ち止まらずそのまま通過(サムカッタノデス)。
この日、地蔵尾根では低体温症によりヘリコプターで運ばれた人がいたようです。
以下、帰宅してから低体温症について Web で検索した内容です。
症状
====
前兆(36.5〜35度) 意識は正常。手の細かい複雑な動きができない。
さむけ、ふるえがはじまる。
軽症(35〜33度) 無関心状態、すぐ眠る。歩行よろめく。口ごもる話しぶり。
ふるえ最大。
(協力的にみえて協力的でない。まともそうに見えてまとも
でない。)
中等症(33〜30度)
33〜32度 会話がのろい。閉じこもる。逆行性健忘。意思不明。運動失調。
31〜30度 錯乱状態。支離滅裂。しだいに応答しなくなる。
震え停止。歩行や起立は不可能。
重症(30度以下)
30〜28度 半昏睡状態。瞳孔散大。心拍、脈拍微弱。呼吸数は半分以下。
28〜25度 昏睡状態。心室細動。
応急処置
========
軽症(体温32度以上)
暖めたシュラフにいれるなど、それ以上の体温低下を防ぎ、お湯を入れた水筒やポリタンをそけい部、
両脇、首にあてて温める。低温やけどには十分注意する。(アルコール絶対禁止)
重症(体温32度以下)
丁寧に取扱い急速な加温をしたり体を動かしたりしない。
添い寝やマッサージなどのマッサージも禁止。(体表面の血流を止めて、重要臓器に血液を送っている。
マッサージ等行なうと体表面にある冷たい血が心臓に流れショックを起こす可能性が大きい。)
今回は確かに風もつよく、気温も低かった(-20度程度?)ようですが、
冬山として特別に悪天候だったとは思いません。
このような情況で起こってしまうということは、冬山では身近に起こる
可能性が高い症状だと思いました。
また遭難者に出会った場合、自分として何ができるのか考えさせられました。
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