ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 366446
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

美ヶ原   歩くのが楽しい山岳信仰の山

2013年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.6km
登り
212m
下り
209m

コースタイム

12:00 山本小屋ふる里館
12:14 美しの塔
12:22 塩くれ場
12:43 王ヶ頭ホテル(昼食)
13:04 王ヶ頭(美ヶ原山頂)
13:25 王ヶ鼻(石仏)
14:30 山本小屋ふる里館
14:40 牛伏山山頂
14:45 山本小屋ふる里館


天候 曇り後霧時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山本小屋ふる里館  50台程度は停められそう
コース状況/
危険箇所等
基本的には砂利のコースです。時々アスファルト、バリエーションルートは登山道のような道です、王ヶ頭ホテルの方は登山靴でないとお勧めしないとのことです。
出発地点の山本小屋ふる里館
2013年11月04日 12:01撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 12:01
出発地点の山本小屋ふる里館
風と雲が舞っています。
2013年11月04日 12:04撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 12:04
風と雲が舞っています。
山本小屋、宿泊すればここま車で来れるみたいです。
2013年11月04日 12:07撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 12:07
山本小屋、宿泊すればここま車で来れるみたいです。
雲の中からちらりと見える王ヶ頭
2013年11月04日 12:10撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 12:10
雲の中からちらりと見える王ヶ頭
ほどなくして美しの塔に到着、中には金がありみなさんしきりに鳴らしています。
2013年11月04日 12:14撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 12:14
ほどなくして美しの塔に到着、中には金がありみなさんしきりに鳴らしています。
塩くれ場の近くにあるトイレ、しかし5月〜10月末までだそうです。
2013年11月04日 12:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 12:25
塩くれ場の近くにあるトイレ、しかし5月〜10月末までだそうです。
砂利の中を歩いていきます。
2013年11月04日 12:39撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 12:39
砂利の中を歩いていきます。
見えました王ヶ頭ホテル
2013年11月04日 12:45撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 12:45
見えました王ヶ頭ホテル
昼食です、カレーうどん、値段は秘密・・・。
2013年11月04日 12:55撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
2
11/4 12:55
昼食です、カレーうどん、値段は秘密・・・。
鳥居を超え王ヶ頭頂上へ、鳥居には御嶽神社奥の院と書いてあった。でも御嶽信仰がここまで来ているのかなあとしばし疑問にもつ・・・。
2013年11月04日 13:04撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 13:04
鳥居を超え王ヶ頭頂上へ、鳥居には御嶽神社奥の院と書いてあった。でも御嶽信仰がここまで来ているのかなあとしばし疑問にもつ・・・。
ここからもう一つ先のピーク「王ヶ鼻」に向かいます。
2013年11月04日 13:11撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:11
ここからもう一つ先のピーク「王ヶ鼻」に向かいます。
ほどなくして着きました「王ヶ鼻」
2013年11月04日 13:26撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
2
11/4 13:26
ほどなくして着きました「王ヶ鼻」
王ヶ鼻石仏群です。
2013年11月04日 13:26撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
2
11/4 13:26
王ヶ鼻石仏群です。
さて、これらの像は同じ方向を向いているようだが・・・。
2013年11月04日 13:27撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 13:27
さて、これらの像は同じ方向を向いているようだが・・・。
ちょうど雲が晴れてきた・
2013年11月04日 13:28撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:28
ちょうど雲が晴れてきた・
雲の先にうっすらと見えるのは・・・木曽御嶽山!!やはり石仏は御嶽山の方を向いていたのだ。
2013年11月04日 13:29撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:29
雲の先にうっすらと見えるのは・・・木曽御嶽山!!やはり石仏は御嶽山の方を向いていたのだ。
ちなみに、岩はこんな薄い岩の密集。
2013年11月04日 13:31撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:31
ちなみに、岩はこんな薄い岩の密集。
帰りは王ヶ頭には寄らず巻道をゆく。
2013年11月04日 13:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:49
帰りは王ヶ頭には寄らず巻道をゆく。
がけ崩れで屑れたところ。そのようなザレ場を見ると、ここ美ヶ原も火山であったということが理解できますね。
2013年11月04日 13:56撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 13:56
がけ崩れで屑れたところ。そのようなザレ場を見ると、ここ美ヶ原も火山であったということが理解できますね。
山本小屋ふる里館に戻ってきました。
2013年11月04日 14:30撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 14:30
山本小屋ふる里館に戻ってきました。
ここから、牛伏山山頂までピストンしましょう。
2013年11月04日 14:32撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 14:32
ここから、牛伏山山頂までピストンしましょう。
こんな道を登っていきます。
2013年11月04日 14:36撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/4 14:36
こんな道を登っていきます。
霧の牛伏山山頂。この後ほどなくして駐車場までたどり着きました。
2013年11月04日 14:40撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
1
11/4 14:40
霧の牛伏山山頂。この後ほどなくして駐車場までたどり着きました。
撮影機器:

感想

 4日の午前中は霧ヶ峰(車山)登山を楽しみ、もう一つ気軽に楽しめる百名山として知られるここ美ヶ原にやってきた。天気はやはり霧から曇りっぽい。

 道の駅でもある美ヶ原高原美術館に車を停めるか、山本小屋ふる里館に停めるか迷ったが、時間の節約のためにも後者を選択した。これがあとでとても良い判断となった。

 ここ美ヶ原は第四期に活動した火山で、美ヶ原〜霧ヶ峰〜中央アルプスと日本の大断層地帯フォッサマグナ状にある、したがって地震活動も活発なこともあって浸食が早く、火山も浸食されて現在は台地のようになっている。でも。標高は2000mを超えていることも確かである。

 また、地元に戻ってきてから調べたのであるが、やはり美ヶ原から御嶽山がきれいに見えることもあり、御嶽教の信仰の対象である。山本小屋方面から登る人は王の頭で満足して帰ってきてしまう人も多い(王ヶ頭ホテル従業員さんの話)ということであるが、ぜひ、ここまで来たら王ヶ鼻まで行ってみてほしい、この山が宗教的に重要な山、古代山岳信仰の山だということがわかるのである。
 
 さて、登山道は基本的に砂利道である。王ヶ頭〜分岐、アルプス展望コースについては人の手を入れないで登山道のようになっているがそこを通らなければ基本スニーカーで十分登れる山である。

 山本小屋を超えて美しの塔にたどり着く、観光客はここで引き返していく人が非常に多い。もったいない。鐘はしきりになっている、しかしそこから先はほとんどだれも歩いていない・・・。
 しばらく行くと塩くれ場に達する、この石の上で牛馬に塩をあげたところからこの名前がついている。茶臼岳への分岐であるほか、100mほど行くとこのルートでほぼ唯一のトイレがある、しかし季節的にもう閉鎖されていた。

 私の服装は、上はTシャツにトレーナー、下は綿ズボンである。それでも汗をかく、実は気温は3度であった。しかし、私は北海道民、全然寒くないし汗をかいていたりする。

 またしばらく行くと最後の急登?を超えると王ヶ頭ホテルにたどりつく。昼食がまだだったのでここでカレーうどんを食べる。
 また、ここの職員さんと少しばかり話をする。霧ヶ峰から来たことを伝えると、「この山は霧ヶ峰から霧が流れてくる、霧ヶ峰が霧になって2時間後ぐらいにここが霧になる。ここに先に行って霧ヶ峰を後にした方が霧に合う確率はぐっと低くなりますよ。」という話、「ぜひ王ヶ鼻にある石仏群を見てください、ここでこれを見ないと美ヶ原に行ったなんて言えないですよ」と話をする。(語尾などは創作ですが・・・。)

 そこで、王ヶ鼻に向かうこととする。王ヶ頭から分岐に出るまでは300mほど登山道のようなところを通る。その後はまた砂利道だ、そして20分後ぐらいに石仏群が現れた、そして同じ方向を向いている。そして、霧が一気に晴れた・・・。なにこのコンボ・・・。見えたのは御嶽の稜線でした。
 確かにこの山は御嶽信仰の山、宗教的な霊山なのであります。感慨にふけっているとまた一気に霧になってしまう・・・わざわざ見に来た私に教えてくれたの?山と、風と、霧と会話する。石も話したがっているようだ「俺たちは溶岩なんだぜ・・・」「そうだよね、この作りは安山岩質によくみられる形態だよね・・・。」

 山登りはこの自然と会話する雰囲気が好きだ。また一面の霧になり「わかっただろ、もう行けよ、気を付けてな。」と風と霧に言われたように来た道を戻りだす私。空はにわかに暗くなり、雲が騒ぎ出し、雨を降らそうとしている・・・先を急ぐ。そうだ、牛伏山にも行ってみたい・・・と先を急ぐ。

 山本小屋ふる里館から牛伏山までは5分、しかし濃霧・・。どちらだかわからない。たぶんここだろうと思って写真を撮りまた引き返す。ああ、山本小屋にしてよかった、ここから美術館に向かうには霧が深すぎる、そして大粒の雨。ほうほうの体で山本小屋ふる里館に戻ってきました。
 気温3度の中食べるソフトクリーム・・・さ、温泉だ・・・。

 もう1日日程がある、どこに登るか迷っている私がいた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1622人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
美ヶ原(王が頭 山本小屋から)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
美ヶ原(王ヶ頭〜牛伏山)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら